村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

花いばら

2018-05-16 22:55:11 | 村雨庵 稽古 
愁ひつつ岡にのぼれば花いばら 蕪村


おとといあたりから喉がイガイガ痛い
朝起きるのがつらかった

今日は水曜稽古
11時から次々とお弟子様が見えた
終わったら
パブロンを飲んで
頭に冷たいものをのせて寝た

明日は美術倶楽部にての陶磁協会の茶会だが
とても行ける状態ではないので
休むことにしてメールを送った
具合悪ければ仕方ない
そういう日もある
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丸寝かな

2018-05-15 23:36:17 | 茶の事
足洗うて
つひ明けやすき丸寝かな
芭蕉

今日は月に一度の茶の稽古
風炉になり初めての稽古だ
初炭に四ヶ伝の唐物に台天目と盆点

初風炉には堆朱の香合を使うと
エス先生に習ったが
今日の先生も
初風炉の香合は堆朱や堆黒だと
教えて頂いた


点前の三要素
1.位置の決定
2.順序
3.動作(働き)
基本にかえり確認しよう

今日は朝から具合が悪かったが
お稽古の途中からなんとなく熱っぽい
お稽古のあとにはお食事会だったが
それには参加せず帰ることにした
早く帰って
家で寝よう
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古筆とは

2018-05-14 23:55:50 | 古筆
今日は古筆のお勉強
古筆って何か

古筆とは
平安時代から鎌倉時代にかけて書かれた
和様の名筆をさしていう。
時にはもっと範囲を狭くして
その名筆中でも特に「かな書」をさす。
単に古代の筆跡という意味ではない。
また、僧による名筆は墨跡と呼ばれ区別される
(ウィキペディアより)


安土桃山時代に入り、
やや平和な世の中になると、
知識者階級において、
「美しい筆跡を手習の手本にしたい」、
「鑑賞のために手に入れたい」
という願望がおきてきた。
さらに、天文24年(1555年)10月の茶会で、
武野紹鷗が藤原定家の『小倉色紙』を
茶室の床掛けとして用いて以来、
古筆が茶人達にも愛好されるようになった。
やがて古筆愛好の風潮は民間にも波及し、
古筆は珍重されるようになった。
(ウィキペディアより)

茶事や茶会でも掛かることがあり
そのための勉強をしてないと
何も受け答えが出来ない
自習はしていたが成果は出ない
そう思っていたところ
東京道場のゼミナールにて
講師をされた先生にじかに申し込み
教えて頂けることになった
それから十年位経ったが
未だに五里霧中
でも
勉強は楽しい
気の合った友人たちと顔を合わす
先生と直接ご指導受ける
どれも楽しい
習ったことを忘れないと良いのだが
ドアを閉めるとスッカリ忘れる
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鰹売り

2018-05-13 23:06:06 | 羊遊会
鰹売りいかなる人を酔はすらん 芭蕉

今日は羊の会
羊歳の主催の七事式の稽古日だ
風炉になって初めてゆえに
まずは且座
次は員茶と平花月

お菓子はお弟子様お手製の粽は
葛製で美味
また他のお弟子様が昨晩
初鰹をつくったものの
朝起きると蒸しが弱く
ふにゃふにゃで失敗
急遽水羊羮に変更したという
その水羊羮は和三盆製
これも美味
干菓子は麩のやきにアヤメの絵
あとも次々と菓子が出てくる
いつもは参加せず食べてばかりなのに
今日は人数の関係で員茶には参加

楽しかった
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かきつばた

2018-05-13 00:32:15 | 茶事 茶会 
有難き姿拝まんかきつばた 芭蕉

かきつばたと言えば

から衣
きつつなれにし
つましあれば
はるばる来ぬる
たびをしぞ思ふ

覚えよう

写真は
昨日の茶事の煮物椀
桜えびに筍の姫皮を芯にして
牡丹しんじょ
熱々の 汁
思い出しても
美味しかった
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初風炉宸翰荘茶事

2018-05-11 23:14:17 | 茶事 茶会 
明日は粽チマキ難波の枯葉夢なれや 芭蕉

今日は茶事
五月の緑風に誘われて
宸翰シンカン荘の茶事だ

宸翰シンカンとは、
天皇自筆の文書のこと。
宸筆シンピツ、
親翰シンカンともいう。
鎌倉時代以降、室町時代までの宸翰を
特に宸翰様と呼ぶ。
中世以前の天皇の真跡で現存するものは数が少なく、
国宝や重要文化財に指定されているものが多い。
(ウィキペディアより)

つまり天皇の掛物の軸荘
初めての茶事だ
着物は紋付
黄緑色 いや
萌葱色と言った方がよいか
白抜き紋の訪問着にし
帯は妹の帯を締めた
袋帯で二重太鼓
歩いているうちに
なんとなく弛んできた
いつもはぎゅっと結わくのだが
今日はもし短いといけないと
折ったのだが結果
うまくいかなかった
帯がきちっと体に付いていないので
どこか落ち着かず
その上 腰が痛い
こらえきれず片隅で結び直した
帯は肝心だ


端午の節句はすぎたが
茶事の主菓子は粽チマキ
花は大山蓮華
花入は南蛮ちまき

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稲妻にこぼるる音

2018-05-10 23:28:41 | 村雨庵 茶事茶会
稲妻にこぼるゝ音や竹の露 蕪村

予定ではお茶の木曜稽古は夜のみにして
お謡のお稽古に出かけるはず
だが

午前中に声を出して練習するが
声が出ない
朝ごはんをゆっくり食べたが
起きていられず横にごろり
そのうちお腹が痛くなり
お腹を壊した
なんとなく調子が悪い
お腹に力が入らないので
お謡はおやすみ
いろいろ疲れたのか
食べすぎたのか
両方だ

天気はどうなのだろう
私は体調が天気で変化するお天気病
七ちゃんもお天気病
最近低気圧が来ると教えてくれるアプリがあると
七ちゃんから聞いて
なにかと参考にしている
そのアプリを見ると
低気圧は普通のようだ
でもまだ具合悪いので
横になる
外は
ゴロゴロ雷が鳴っている
やがて遠ざかり
静かになるころに
調子がもどった


夜は木曜稽古
夕方からお弟子様がお越し
古志ちゃんと券権と七ちゃん


写真は
火曜日のシマさんの茶事
後座は花寄せだった

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雨 おりおり

2018-05-10 00:41:45 | 村雨庵 稽古 
雨折々思ふことなき早苗哉
芭蕉


村雨庵の水曜稽古
このところ水曜は雨ばかりだ
今日の午前中も雨が降る
雨が降ればそのたびに
庭の木々が枝を伸ばす
木戸を開けてから玄関までの
道幅をより狭くして
両側からの枝葉に触れないで
戸を開けるのは難しい
切らないといけないが
そのうちに


写真は
日曜日の茶会の干菓子
赤坂塩野製の水鳥と水と青楓
菓子器は前端春斎の道恵写し
S先生の古稀か喜寿のお祝いの引出物だ
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縞様の初風炉茶事

2018-05-08 23:26:02 | 茶事 茶会 
今日はシマ様の初風炉の茶事
お招きを受けていそいそ参上する
今日はホトトギスの茶事
紫兎先生からの掛軸
扇面にホトトギスの画の披露でもある
待合にて汲出
文房具飾りにその軸を拝見し
席入
本席のお軸は
室町時代の親王筆
ホトトギスの和歌
挨拶のあと懐石が始まる
向付は古染付に鯒コチの昆布〆
お酒は獺祭と鶴齢
山口県岩国の朝日酒造の獺祭ダッサイと
鶴齢カクレイは新潟青木酒造
生酒だとか
煮物椀
焼物 預けに進肴
春岱の小鉢にもずく酢
相伴のあと小吸物に八寸
お謡を所望ありて
縞様と私めが少し謡う
茶事はまだまだ続き
たっぷり堪能し
家路へむかう
やはり茶事はいい
茶事の客はいいことばかり
楽しかったが
これから礼状を書かねばならずして
今日はここまで
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三渓園村雨庵皐月の茶会

2018-05-07 23:00:02 | 村雨庵 茶事茶会
昨日は三渓園にての茶会だった

無事に終わってほっとした
写真を撮る余裕は全くなく
昨日の写真はお弟子様のを送ってもらったもの
今日の写真は
風炉の炭を取り去ったあとの灰に
葉をのせて自宅へ持ち帰るとよいと
紫兎先生から伺って
前日に10枚くらい切り持っていった

濃茶と薄茶
それに受付や待合
たくさんのお客様
茶会は人
人は宝だ

下記はその会記


村雨庵菖蒲の茶会

平成三十年五月六日
於 三溪園 白雲邸

濃茶席   席主 村雨庵

寄付
床 菅楯彦画 大津絵 藤娘
本席
床 伝藤原為家筆 古今集切 時鳥
夏山に恋しき人や入りにけむ声ふりたてて鳴く郭公 紀秋岑
去年の夏鳴きふるしてし郭公それかあらぬか声のかはらぬ 読人知らず
五月雨の空もとどろに郭公何を憂しとか夜ただ鳴くらむ 紀貫之
花 大山蓮華
花入 七官青磁 尊式
香合 浪の丸蒔絵角錫縁香合 時代
風炉先 松花堂昭乗好
釜 霰筒釜 浄光造 天保時代
風炉 伊予芦屋 鴨耳鐶付風炉
棚 葵紋透し棚 上賀茂神社八百年古神木を以て 川本光春造
水指 高取箪瓢 時代
  茶入 古瀬戸芋の子 銘あやめ 二代小堀大膳宗慶書付
                関戸家伝来
茶杓 村田一斎作 金森宗和写
茶碗 黒楽 銘小夜曲 福田行雄箔染子造
替 蕎麦
無地刷毛目
志賀焼
薄器 銀溜松唐草蒔絵 時代
蓋置 胡銅 鶴丸 時代
建水 銀阿古陀形
水次 秋草薬鑵
茶 万の昔 奥西緑芳園詰
菓子 練切 銘尚武 塩野製
菓子器 銀縁団扇銘々皿 能絵蒔絵 時代



薄茶席   席主  建研

床 高浜虚子筆 新樹各々の光り形や衣更
花 都忘れ 泡盛升麻
花入 鳳尾竹籠 銘囀り 小菅小竹堂造
香合 唐物 扇面草花紋 清時代
風炉先 早雲寺文台裂 立花大亀在判
釜 朝鮮風炉 畠春斎造
棚    臘月庵仙叟好 桑小卓
水指   阿蘭陀 染付 時代
薄器    緑亀蒔絵平棗 堅地屋清兵衛造
茶杓   小森宗彬作 銘古都のもみぢ
茶碗   銘夏の衣 立花大亀箱 河村又次郎造
替  乾山写杜若 岡田華渓造 鵬雲斎箱
宋胡禄
赤地八つ橋 通次嵩山造
絵唐津
灰釉花文 尾形乾女造
雲鶴 矢口窯
仁清写柳水車 暁窯
数茶碗 三作三島 駕洛窯  
蓋置   唐金 栄螺
建水 銀溜 山中塗 前端雅峯造
水次 黄交趾片口 中村翠嵐造
茶 花橘 奥西緑芳園詰
菓子 水鳥 観世水 塩野製
菓子器 榕樹溜塗 照屋和那造
煙草盆 一閑塗行李蓋 山下甫斎造
煙草入 畳紙
火入 交趾 須田菁華造
煙管 淡々斎好南鐐 清斎造
   
点心席            赤坂有職

床 基之画 柏に小鳥
文房具飾

以上

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村雨庵皐月の茶会

2018-05-06 21:56:36 | 村雨庵 茶事茶会
朝は5時半起床
ぐずぐずして6時から着物を着る
お弟子様が
7時前に車で迎えに来てくれて
荷物を詰めて
三渓園には8時前に到着
入り口がまだ開かないので待つこと30分
車を八キロのスピードで走らせ
白雲亭に運び入れだ
濃茶の第一席は10時から
時間がない
お湯を沸かし炭の種火を付けて
花を活けた
大忙し
灰型は殿方にやってもらって
なんとか間にあった


写真は薄茶の菓子だ
水鳥のすり琥珀と
粉糖の水
塩野の干菓子は実においしい
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明日は茶会だ

2018-05-06 00:23:21 | 村雨庵 茶事茶会
今日はお弟子様のサカチカさんと古志ちゃんと三人で
予約しておいた明日の茶会の
花を取りに行くのだが

その前に
まずは三井記念美術館で開催中の展覧会へ行く

没後200年特別展
大名茶人・松平不昧 
―お殿さまの審美眼 ―
6月17日まで開催している

名品鑑賞するとお腹がすく
千疋屋にてランチ
パイナップルハッシュドビーフを完食




次は日本橋から銀座へタクシー移動

写真は花屋に行く途中に見た街路樹に
きれいな花が咲いている
葉を見るとトチノキだ
後で古志ちゃんが調べてメールをくれた
その名前は
ベニバナトチノキ
マロニエの仲間という事で、
あの通りはマロニエゲートと名付けられています。
忘れないうちにお伝えします
とのこと

いつまでも咲いているわけではない
今暫くだ

お花をかったあとは
銀座四丁目の
銀座みゆき館 銀座4丁目店
和栗のモンブランと珈琲飲む



ほっとしたら
帰路につく
明日は茶会
準備が全て整った
もう茶会は済んだ気分だが
茶会は明日だ
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読めぬ 短冊

2018-05-05 00:44:14 | 茶道具、古美術、骨董
今玄関の床の間に
ホトトギスの短冊を掛けてある
昔からあるのだが
ちゃんと読めない
作者もはっきりしない
今 読めなくとも
いつの日かわかるかも知れない

郭公ホトトギス○○○○椋本ムクモト鈴鹿川
おのが時とや鳴きわたるらむ 為之


以前ブログに
短冊の事を書いた気がして
探したら見つかったのだが
写真が今日と同じ短冊の写真だった
以下はそのコピペ

短冊は鎌倉時代
頓阿が不破の関の板廂に歌を書いて二条為世に贈った
その板廂の大きさが短冊の大きさになったとの伝説がある

深秘抄に
短冊の事、
為世卿頓阿申合候哉、
長さ一尺にて候、
只今入見参候、
此題岸柳、
為世卿自筆にて候、
裏書は頓阿、
重而子細は尭孝筆跡にて候

云々と
現在の短冊の大きさは
縦一尺二寸 36.4cm 
横二寸 6.1cm
昔はもう少し小さい

正式(晴れ)の歌は懐紙に、
普段(ケ)の歌は短冊に書いたという
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風薫る

2018-05-04 01:43:12 | 懐石・料理
風薫る羽織は襟もつくろはず 芭蕉

薫風の五月
今日は三日
天気はまあまあ

昨日KEIKOちゃんが遊びに来て
今日帰る
朝ごはんを食べて
お昼はいつものイタリアンにしよう
朝が遅かったからお昼過ぎて
電話した
いつも女性が出るのに
オーナーの声
今満席だという
では一時半位に行くと予約した

注文したのは
タコのサラダと
たらこピザと
二色ドリア
満足

明日はKEIKOちゃんの誕生日
おめでとう
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五月に飾れ紙幟

2018-05-03 00:43:39 | 村雨庵 稽古 
笈も太刀も五月に飾れ紙幟 芭蕉

今日の水曜稽古
庭に咲いている花がない
ちょうど従姉が
紫蘭やシャガの切り花と苗とを持ってきてくれた
切り花は活けて
苗は後日
どこか空いているところに植えておこう
一年ずっと花に不自由せずにいられたら
良いが
なにもなくなる時もある


今日届いたお菓子は
粽と練りきりの菖蒲
いかにも5月らしい菓子だ
5月5日は五節句のひとつ端午の節句
粽を食べて厄除けをしよう


写真は高取の肩付茶入
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