村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

初風炉宸翰荘茶事

2018-05-11 23:14:17 | 茶事 茶会 
明日は粽チマキ難波の枯葉夢なれや 芭蕉

今日は茶事
五月の緑風に誘われて
宸翰シンカン荘の茶事だ

宸翰シンカンとは、
天皇自筆の文書のこと。
宸筆シンピツ、
親翰シンカンともいう。
鎌倉時代以降、室町時代までの宸翰を
特に宸翰様と呼ぶ。
中世以前の天皇の真跡で現存するものは数が少なく、
国宝や重要文化財に指定されているものが多い。
(ウィキペディアより)

つまり天皇の掛物の軸荘
初めての茶事だ
着物は紋付
黄緑色 いや
萌葱色と言った方がよいか
白抜き紋の訪問着にし
帯は妹の帯を締めた
袋帯で二重太鼓
歩いているうちに
なんとなく弛んできた
いつもはぎゅっと結わくのだが
今日はもし短いといけないと
折ったのだが結果
うまくいかなかった
帯がきちっと体に付いていないので
どこか落ち着かず
その上 腰が痛い
こらえきれず片隅で結び直した
帯は肝心だ


端午の節句はすぎたが
茶事の主菓子は粽チマキ
花は大山蓮華
花入は南蛮ちまき

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