村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

低気圧 明日は茶事

2015-02-13 23:41:27 | 村雨庵 茶事茶会
朝起きたときから
調子がわるい
低気圧がやってくる
絶対雨が降るぞ
でも
雨なんて降らないとの
天気予報
いやいや
この体の重さ
低気圧のせいだ
きっと雨が降る
少しでも降る

降りませんよ
ほら雨雲レーダーにないですよ

サカチカさんに言われた
暫くして
妹がデパートから帰ってきた
雪チラチラ降ったよ
こっちも降ったのかしらね

外に出なかったので
振ったかどうかはわからない
テレビを見ると
大和市で竜巻があったらしい

具合が悪い訳だ


明日は茶事
サカチカさんの大炉の茶事だ
今日は料理の下ごしらえ
水屋さんが来れないので
亭主のサカチカさんと私が
頑張ろう
魚屋さんが頼んであった魚を持ってきた
すみ烏賊と焼物に鰆
それと鯛
色々下拵えをして
夜七時頃 今日は終了
夕食は中華屋でネギそば
私は大して働かなかったが
すぐお腹がすく
疲れることは疲れる
低気圧のせいでなく
年のせいで
あるか


明日は茶事
天気なら元気







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チョコがない

2015-02-13 00:51:12 | Weblog
バレンタインデーには毎年
たくさんチョコレートを買う
というのも
チョコレート買いますかと
カタログを持って来てくれる親切さんがいて
見ると美味しそうな
とても綺麗なチョコレートばかり
良さそうなものを
やたらと買い
やたらと配ったのだが
今年は案内がなく
そのバレンタインデーと言う行事も忘れていた

チョコを毎年お届けする王子様が何名かいらして
差し上げたあとには
必ず過分なお返しがあった
だいたい飲み会やお食事だが
恐縮しながらお招きを受けていた
海老鯛みたいであったから
しなければ
それもないだろう
寂しいような
ほっとしたような気持ちだ


今日は木曜稽古
夜のみある
迫ってきた茶事の支度をしつつ
大炉の稽古もする
アイテラ氏はその中で集中する
又 森金さんは
急に半東をすることになり
もしかしたら点前をするかもしれないからと
本気で大炉の点前を勉強していた
そう その調子
稽古こそ本気になろう

土日は村雨庵の茶事だ






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春告鳥

2015-02-12 00:00:03 | 村雨庵 稽古 
祭日だが
茶の稽古はある

昼は
10時半から順々にお弟子様がお越し
大炉と逆勝手で頭を使い放題

夜は鶴仙人がお一人
逆勝手の初炭と
台目棚で本勝手の続き薄茶
脳を使った
お腹がすいた
甘いもの食べよう

水曜稽古の菓子
春告鳥という銘
千草庵製だ

菓子器は梅型
色が綺麗だ

山部赤人
あしひきの
山谷越えて野づかさに
今は鳴くらむ
うぐひすの声


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出光美術館→三菱一号館美術館

2015-02-10 21:14:25 | 美術館・博物館
二時までに家に帰らないとと
開館の時間に
従妹のkeikoちゃんと
出光美術館で待ち合わせたが
予定がキャンセルになり
急いで帰らなくとも
よくなった

今日はゆっくり
美術めぐりができる


出光美術館の展覧会は
物語絵〈ことば〉と〈かたち〉 
2月15日まで

一月にも約束していたが
雪で行けず15日までなので
今日ようやく出かけた

入口を入ると
まず重要文化財の扇面法華経冊子断簡
平安時代の大和絵が下絵
その上に
法華経が書いてある
美しいお姫様と公達は書かれている
平安時代12世紀だとある
800年も経っているとは思えない綺麗さだ
二番目は宗達 物語図扇面 江戸時代17世紀
三番目には冷泉為恭の雪月花図 双幅 江戸19世紀

この三点をゆっくり拝見すれば
十分気持ちは満たされる
 
宗達もいくつもあり
西行物語絵巻などは重文になっているが
宗達の絵に光広の詞
手元においてゆっくりみたいが
出来るはずもない
あきらめて
ぐうぐう鳴りはじめたお腹を沈めんと
三菱の丸の内スクエアへ



ロブションでランチ
ラブティック丸の内ロブションで
ガレットのランチセット
サラダとスープをつけた珈琲がついて
1600円 ライ麦の
パンを買う



ここまで来たからには三菱一号館
今開催中
ワシントン・ナショナルギャラリー展
5月24日まで
アメリカ合衆国が誇る印象派コレクションから
とあるだけあり
親しみやすい

大好きなボナールの絵がいくつもあり
嬉しかった




隣のカフェ1894にて展覧会の特別スイーツ
待たされたがここも美味しい

日曜美術館
美の巨人
ぶらぶら美術館博物館
毎週テレビは見ているものの
鑑賞の行き帰りの食事やお茶は
どうしても
出かけないと

二人とも昨年は体の具合が悪く
美術館も大して行けなかった
今年は徐々に 
出かけたい
美味しいもの付で




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梅に蝶

2015-02-10 01:23:37 | お勉強
月に一度の勉強会
毎年二月にはいつも
チョコレートをお渡ししているの
ところが今年は
すっかり忘れてしまった
常にはSB様に
帝国ホテルのチョコレートを
あらかじめ買ってもらい
研究会の日には
恭しくお届けするのだが
仕方ない
近くのケーキ屋で
ちょこっと買ったものでも
会員一同の
愛情と砂糖はたっぷり甘いはず
どうぞお許しを

お勉強の帰りの道々
梅の話をしているうちに
お謡いを習っている縞子様から
能の「胡蝶」の話を伺った


奈良吉野の僧が早春の京都へ行き
古いお宮の梅を見事だなあと眺めていると
女性から話しかけられた
僧はお宮の謂れとその女性の名を尋ねるが
名前はなかなか答えず
やっと話し始めたところ
梅の花に縁のない身を嘆く蝶であると明かし
僧に成仏できるように
お経をあげてほしいと頼むのだ
僧はお経をあげる
すると
その夜の夢に
梅の花と出会った喜びを舞う蝶
例の蝶の精があらわれる
蝶の精の願い通り
成仏できたのだ
目出度しめでたし

と言っていいかどうかは不明だが
ということは
梅に蝶も
茶の取り合わせに使える
ということ
引出しがひとつ増えた
縞子様有難う



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羊遊ぶ会 今日は花月の勉強

2015-02-08 23:47:29 | 羊遊会
紅梅や見ぬ恋つくる玉すだれ 芭蕉


夜中に雨が降った
そのせいか体が重い
いや太った
せいか
食べ物には気を付けよう

今日は羊の会である
二月は七事式
炭付花月、濃茶付花月、三友之式
三友之式は
花寄せのあと香を聞き
薄茶四服

花は五名分必要だ
花台の上は花盛り
椿もいろいろ
水仙もある
枝ものは
黒文字、水木、蠟梅、紅梅

五つの花入に花が入ると
急に床の間が色づき始め
気持ちも浮き立つ
花の力は強い

お昼をはさんで4時近く
終わると
気の利いた羊のカステラ
それと紅茶におせんべが
待っていた
その前に
朝の決意は跡形もなく消えた
体の重かった疲れも
すっかり消えた



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松風庵きさらぎの稲荷茶事

2015-02-07 23:27:41 | 茶事 茶会 

月夜に「梅の花を折りて」と、
人のいひければ、折るとてよめる みつね
40、月夜にはそれとも見えず 梅の花 
香をたづねてぞ知るべかりける
春の夜梅の花をよめる
41、春の夜のやみはあやなし 
梅の花 色こそ見えね 香やはかくるゝ
初瀬にまうづるごとに、
やどりける人の家に、
久しくやどらで、
程へて後にいたれりければ、
かの家のあるじ、
「かくさだかになんやどりはある」と、
言ひいだして侍りければ、
そこにたてりける梅の花を折りてよめる  つらゆき

今日は社中の五名とともに
松風様の茶事へと
ウキウキしながら向かう

ビルの林立す都会のマンション
その一隅に松風様の京間の四畳半がある
今日はまっすぐ行けず遠回り
何度も伺っているのに
だんだん記憶が不確かになる
マンションの入口でドアを開けて頂き
お部屋はピンポンもせず
待合までそのまま進む

寄付は琳派の画
本席は梅の歌が書いてある
古今集切れの古筆
変わった炉縁に姥口の釜
初炭と懐石に菓子を頂戴し
後座の床は花になり
濃茶薄茶となった
今日は松風様から
昨年10月の茶会の時
一緒に薄茶を担当してよく働いた
そのご褒美にと
お招き頂いたのだ
その日私は休みで何一つ
働いていないのだが
おまけで参加させて頂いた

道具の話題が多く話が終わらない
それに薄茶も重ねて頂戴し
干菓子も登場すればすべて口の中
恐るべし客ぶり
席中はとにかく賑やかで
時間はふた時を既に越した
もうおよばれされないかも

松風様は他流である
流儀が異なると些細なことが異なる
炭手前は
羽の掃きかたも全く違う
えっと灰器を
そんなところに置くのか
輪胴は 置くのそこに
茶入や薄器、茶杓の清め方
何でもかんでも違うのだ
松風さまに何度か茶におよばれしたが
何度拝見しても興味深く楽しかった

優雅な一日だったなあ



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春浅み

2015-02-06 23:55:55 | Weblog
昨日はちらちら雪もあり
まだ春はもう少し先だが
今日は晴れ
木戸のところに母貝が芽をだし
柔らかい若緑を見せてくれる



春あさみ
篠のまがきに風さえて
まだ雪消えぬ
しがらきの里  西行


西行は
西行サイギョウ
元永元年(1118年) - 文治6年2月16日(1190年3月31日)は、
平安時代末期から鎌倉時代初期にかけて
の武士・僧侶・歌人。
父は左衛門尉・佐藤康清、母は監物・源清経女。
同母兄弟に仲清があり、
子に隆聖、女子(単に西行の娘と呼ばれる)がある。
俗名は佐藤 義清(さとう のりきよ)。
憲清、則清、範清とも記される。
出家して法号は円位、
のちに西行、大本房、大宝房、大法房とも称す。
《ウィキペディアより》





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とものり

2015-02-05 23:47:50 | 三十六歌仙
雪が降るかもしれないから
予定はとりやめ
ゆっくり
のんびり出来たか な




秋風に
初雁がねぞ聞こゆなる
誰たが玉づさを
かけて来つらむ(古今207)


紀 友則
き の とものり、
承和12年(845年)? - 延喜7年(907年))、
平安時代前期の歌人・官人。
父は宮内権少輔・紀有友(有朋)。
子に清正・房則がいる。
紀貫之の従兄弟にあたる。
官位は六位・大内記。
三十六歌仙の一人。


40歳過ぎまで無官であったが、
和歌には巧みで
多くの歌合に出詠している。
寛平9年(897年)土佐掾、
翌昌泰元年(898年)少内記、
延喜4年(904年)に大内記に任ぜられる。

紀貫之・壬生忠岑とともに『古今和歌集』の撰者となったが、
完成を見ずに没した。
『古今和歌集』巻16に
友則の死を悼む貫之・忠岑の歌が収められている。
『古今和歌集』の45首を始めとして、
『後撰和歌集』『拾遺和歌集』などの勅撰和歌集に
計64首入集している。
歌集に『友則集』がある。

《ウィキペディアより》




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春立つや

2015-02-04 23:50:56 | 村雨庵 稽古 
春立つや六枚屏風六歌仙 虚子

六歌仙は
六歌仙(ろっかせん)は、
『古今和歌集』の序文のひとつ「仮名序」において、
紀貫之が「近き世にその名きこえたる人」
として挙げた6人の歌人の総称。
ただし「六歌仙」という名称そのものは
後代になって付けられたものである。

僧正遍昭
在原業平
文屋康秀
喜撰法師
小野小町
大友黒主

その当時すでに歌人として名の通った歌人を
紀貫之が列挙したものであり、
それぞれの歌風に共通性や類似が見られるわけではない。
なお今日の国文学では
『古今集』を収録歌の詠まれた年代に応じて
3期に分類しているが、
その際にはそれぞれの時代を
古い方から順に
「詠人しらず時代」「六歌仙時代」「撰者時代」と呼んでいる。
《ウィキペディアより》


今日は立春
村雨庵の水曜稽古
10時から開始
午前中に三名 
午後五名 
夜二名
お弟子様 大集合だった
お弟子様により点前が違う
今日は
大炉の初炭、濃茶、後炭、薄茶、
逆勝手も同じく
初炭、濃茶、後炭、薄茶
本勝手では薄茶と初炭
それに後炭所望ありうぐいす点て
あまりに種類が多く
みぎ ひだりを
ときたま間違えた
寒い時は頭を使い
寒さを忘れるに限る




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節分

2015-02-04 01:18:27 | 紫廼茶話会
お茶の稽古

今日は節分

お菓子は
赤鬼のきんとんと
お福さんの薯蕷まんじゅう

菓子器は白呉須

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谷の松が枝

2015-02-02 22:59:03 | 茶の事
二月の本
二月のなごみ
二月の淡交
二月の淡交テキスト
二月の陶説
二月の短歌雑誌
今はこれだけ
毎月届く

届いただけで中を何も見ないこともある
また
本を買うのが趣味でもある
だいたいアマゾンで買う
読むかどうかは別の問題だが
それらが 溜まる
山積みになって
時折 山崩れがおきる
今も冬山を整備していたところだ


老いはつる
谷の松が枝埋もれて
雪さへ いとど
ふりにけるかな  定家

藤原定家
ふじわらていか 
[1162~1241]鎌倉初期の歌人。
名は「さだいえ」とも。俊成の子。
父のあとを継いで有心(うしん)体の象徴的歌風を確立し、
歌壇の指導者として活躍。
「新古今和歌集」の撰者の一人。
のち「新勅撰和歌集」を撰し、
「源氏物語」などの古典の校訂・研究者としても
すぐれた業績を残した。
家集「拾遺愚草」、
歌論書「近代秀歌」「毎月抄」「詠歌大概」、
日記「明月記」など。
《コトバンクより》


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みつね

2015-02-01 21:43:38 | 三十六歌仙

いづことも春の光はわかなくにまだみ吉野の山は雪ふる(後撰19)



凡河内躬恒

凡河内 躬恒おおしこうち の みつね
貞観元年(859年)? - 延長3年(925年)?)、
平安時代前期の歌人・官人。
姓は宿禰。一説では淡路権掾凡河内利の子。
三十六歌仙の1人。
官位は六位・和泉大掾。

寛平6年(894年)2月に甲斐権少目、
延喜7年(907年)1月に丹波権大目、
同11年(911年)1月に和泉権掾、
同21年(921年)1月に淡路権掾に任ぜられるなど、
地方官を歴任。
延長 3年(925年)、
和泉から帰京して後まもなく没したという。

歌人としては三十六歌仙の1人に数えられ、
延喜5年(905年)に紀貫之・紀友則・壬生忠岑と共に
『古今和歌集』の撰者に任じられる。
歌合や賀歌・屏風歌において活躍し、
宇多法皇の大堰川行幸(907年)、
石山寺御幸(916年)、春日社参詣(921年)などに
供奉して和歌を詠進した。
官位は低かったものの、
古今和歌集への58首をはじめとして
勅撰和歌集に194首入集するなど、
宮廷歌人としての名声は高い。
家集『躬恒集』がある。
《ウィキペディアより》



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