冷泉家ー王朝の和歌守展

早起きして例のところへ
お茶のお勉強だ
お稽古の時の取り合わせは濃茶を旨としてすべし
と　今日の先生

帰りは
ながたん姫とおりょう様と想望庵さまとで冷泉家の展覧会へと上野へ行く
東京都美術館で12月20日まで開催
イヤホンガイドを聞きつつ回る
平安時代から鎌倉時代のものを拝見するが
わりと透いてゆっくり拝見できた

帰りは韻松亭の甘味処であんみつを食べる
ここに実はやっとも姫がいるのだ
今日は休みではないとのこと
ちょいと声を掛けて頂きたい
こんどの中目黒の茶会で席主をするから
皆さまにご紹介をしたいと思い
呼んでもらったもの

暫くして登場
さわやかに
その上四人に豆のお土産など頂いた
ただでさえ
忙しい時間で申し訳ない事なのに
お土産も頂き　恐縮である

上野公園で別れて想望庵さまと近くの北京料理屋へ
大きな餃子を頼んだ

やはり　いつも食べてる
うちらの方が

まずは
食べれば　力が湧いてくる

スチームの助けが

夜　電話があった
KYさんとしておこう

あまり人の関係で不愉快になることは少ない
と思っていた　が
そのKYさんに関してはどうもお手上げだ

まず　会話が通じない
こちらの意思を汲もうとせず
自分の思いのみを発する
と
わかってはいたのだが
私があれほど言ったのだからと思うのは
きっと　私自身が傲慢なのだろう

結局　KYさんはKYさんのやり方を通した

さあ　これから
どうするか
この沈んだ気分はどうしよう


明日は　ゼミだ
半襟をつけなければならない
半襟にアイロンを当てても筋がちっとも消えない
ただなぜているだけだ
皺も筋も取れずにいる

ちょうど今の気分のよう　

そうだ

通販でかったばかりの　スチームのたっぷりでるアイロンがある
これなら　どうだ
箱を開いてみる
説明書きを読む

熱くはならないアイロンなのだ
そして
なんと水に塩を入れるのだ

少しすると
スチームが出てきた　
出てきたぞ

シェーッツ　と　

それが凄い勢いだ
まるで　今のわが胸の内のようだ
こういう具合にKYさんに面と向かって言ってやってもよいのだ
そうしたら取り敢えずはきっとスッキリするだろう

アイロンをゆっくり　ゆっくり滑らすと
半襟の皺はきれいに取れた

スチームの力は強い

KYさん先日は是非来たいというので
わが料理教室にも初参加したが
これからは勿論　御免こうむろう

そうだ
これからは　
関わらない
見ない　聞かない　言わないぞ
これに限る　これに限る

スチームの力は凄いなあ