立花大亀老師筆
掃葉夕陽僧
河合玉堂の絵にありそうだ
夜来の雨ですっかり落ちてしまった紅葉
いつ終わるかしれず掃き続けて
渓の近く
夕陽を浴びて僧がひとり
定家の
見渡せば花も紅葉もなかりけり裏の苫屋の秋の夕暮れ
それと通じる心か
大自然の中の一人は
ひとりの中の大自然でもあり
自他の境がなくなってしまう
いやもともと境などなかったかも知れない
今日は紫兎庵先生のお宅で口切りのお稽古
下座床に
大亀老師の軸
と竹花入に磯菊が入る
我が家のお稽古とは又違い
緊張した空気の中でのお点前は中々清々しく
誠に良いものである
夕方からは
料理のお勉強
荻窪まで電車の中で人目をはばからず熟睡
すっかり気持ちが切り換わった
掃葉夕陽僧
河合玉堂の絵にありそうだ
夜来の雨ですっかり落ちてしまった紅葉
いつ終わるかしれず掃き続けて
渓の近く
夕陽を浴びて僧がひとり
定家の
見渡せば花も紅葉もなかりけり裏の苫屋の秋の夕暮れ
それと通じる心か
大自然の中の一人は
ひとりの中の大自然でもあり
自他の境がなくなってしまう
いやもともと境などなかったかも知れない
今日は紫兎庵先生のお宅で口切りのお稽古
下座床に
大亀老師の軸
と竹花入に磯菊が入る
我が家のお稽古とは又違い
緊張した空気の中でのお点前は中々清々しく
誠に良いものである
夕方からは
料理のお勉強
荻窪まで電車の中で人目をはばからず熟睡
すっかり気持ちが切り換わった