村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

茶会の支度

2009-11-19 23:49:49 | 茶事 茶会 
今日は木曜稽古
茶会の準備だ

茶会の薄茶席の道具組を確認
並べてみる
何となく地味だ
水指が置きで上野焼
薄器は京塗の作家
飯田光秋作の 雲錦の平棗と

茶碗は鼠志野茶碗の峰の紅葉の写し
野中利之作だ

渋い
元々たいした道具ではないせいか
並べるとどうもぼやける
もう少し道具を生かし
くっきりと置きあわせしたい
亭主床の席なので
棚は邪魔な気がしたが
致し方ない
あまり目立たない
木地の棚がよい
江しん宗左好みの角棚を使う事にした

茶会まで後わずか
道具を変えると点前も少しかわる
点前をする三名にはすまないが
変えたから宜しく…
ヒイロンさんと飛び姫と酒誓さんだが
頑張れ…

お弟子だけで準備
茶会に持って行く道具を包む
大事な物は一つひとつ風呂敷に包み
あとでそれを又大きな風呂敷で包み紐を掛けるのだ
写真は薄茶の分だけ
他に茶箱の分がある

茶を漉して当日に持って行かないといけないが

わすれないか
と心配
以前
肝心のお茶を家の冷蔵庫に忘れたことがある

その時は近かったので車で取りにいった
茶杓の中身だけを家の水谷に置いてきぼりの時もあり
取りに帰った
建水をすっかり忘れて
茶室にあったのを借りたこともあり
お弟子様の一部に
全く信用されていない
今回はお弟子が自分達で用意したのだから
よかったが…

この茶会では
三席中二席を村雨社中で持つ

水谷の支度だけでも大変
布巾がこの雨で乾かないので
茶箱の席の布巾と敷物は松籟庵さんにお願いした安心

明日は紫兎庵様と松風庵様がお越しになる
源氏の会だが
さて
源氏物語を読むことが出来るだろうか?
また四方山話で終わるかもしれない
松風庵様とは京都以来だ
楽しみだ
コメント
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