火曜日は ゆっくり

夜は
うますみ様と駅で待ち合わせ
今日も中華屋へ行く・・・
満足して家に帰る
茶の稽古をしたままなので部屋には
炉に釜がかかっている
万代屋釜がかかってあった
と
その時
うますみ様の素早い行動で
次の瞬間にあの美しい人差し指を
その釜の肩にピタッと貼り付けて
何かを質問したかった様子

ああ　うますみ様　鉄の釜を素手で触ってはならないのです
と
申し上げたときには　もう指はすっかり釜に吸いついて
ストップモーションのように固まっていた

日常に釜など滅多にありやしやせんけれども
どうぞ手をお触れにならないように　・・・
指の油が釜に付き　あとになってしまうのです
また　手の油がついたからと　たわし等で絶対こすらぬように
とっても
驚かれた　うますみ様　いつぞない中学生のようなお顔をなさり
お勉強になったとおっしゃって頂きました
そう
いくつになっても新しく知る事あり
注意されれば尚忘れず　でございます


今日のあさは10時に待ち合わせ
紫兎庵様と東博へ
本館の常設展
すぐ2階へあがり国宝の部屋から見始める
第三室で仏教の美術
宮廷の美術　禅と水墨画それから茶の美術　それだけを見る
何を見たか　などはすぐ忘れてしまう
一休の掛け物を見た
さごろも物語の絵巻の断簡を見た
そして
冷泉為恭を見た


その後
韻松亭で食事
平成館で何もしてないから
すいているかとも思ったが　
念のため　やっとも姫に頼んで
予約しておいた
わいわいと
たくさんの人が並んで待っている
さっとすり抜けて玄関に入れるのも
気分が良い　
紫兎庵様と生ゆばが美味しいと
ビールで乾杯した　

韻松亭は予約をするに限る

今日の写真ではないが　その入口だ
一度　お越しあれ
または　私目とご一緒にでも如何・・・