村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

今宵来む

2023-07-02 23:51:59 | お勉強

 素性法師
こよひこむ
人にはあらじ七夕の
久しき程に
待ちもこそすれ

今日は朝日カルチャー
講義の最後には
季節の生菓子とお薄を頂戴する
今日のお菓子は
虹かな と思った

六月に千草庵が届けてくれたお菓子のなかに
銘「梅雨の晴れ間」として
虹を表したお菓子があった

虹は
外側から順に
「赤・橙・黃・緑・青・藍 ・紫」らしいが
今日のお菓子をみて
隣の席のサコ様は
「七夕ではないですか」とつぶやく

ぞれ正解だ
陰陽五行思想で
万物は
「陰・陽」の二気と

「木・火・土・金・水」の五行で成り立つという考え
五色とは青・赤・黄・白・黒

七夕には
五色の糸を飾る

その七夕とは
中国から伝わった織姫と彦星の伝説や、
「乞巧奠(きっこうでん)」と呼ばれる
星祭りのほか、
乙女が着物を織って棚にそなえ、
神を迎えて秋の豊作を祈り、
人々のけがれを払うという
日本古来の行事「棚機(たなばた)」など、
さまざまな行事や伝説が組み合わさって、
現在の七夕が成り立っている

「乞巧奠」は、
五色の糸を使う
「願いの糸」を竹竿の先に飾って星に祈ると、
3年の間に願いが叶うとされるもの。
色と意味は、
▽青=「徳を積む」
▽赤=「父母や祖先への感謝の気持ち」
▽黄=「信頼」
▽白=「義理や決まりを守る」
▽黒=「学業の向上」
平安時代には宮中や貴族の間で
行われるようになった
 
笹や竹を使うのは、
まっすぐに伸び、
生命力にあふれている
神聖な植物とされ、
厄除けの力があるから 

という

いろいろ複雑で七夕のこと説明しにくい

 

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