村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

家にあれば笥ケに盛る飯を

2020-07-18 21:46:24 | 和歌と歌人
家にあれば笥ケに盛る飯を
草枕
旅にしあれば椎シイの葉に盛る
和歌・歌人17
 有間皇子アリマノミコ
『万葉集・巻二・141』

家にいるときは当然
笥ケに盛って供える飯であります。
その飯を、
今は旅の途中にあるから、
椎の葉に盛って差し上げます。

有間皇子アリマノミコは
孝徳天皇の子
曾我の赤兄の謀略にかかって
反乱を企てた為に捕らえられ
紀伊国の藤白坂で絞殺された

若くして悲運に散った有間皇子
この時代のことは正直
よくわからないが
わからないままに
来てしまった気がする
これを機会にもう一度
漫画「天上の虹」を読んでみようかな
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