村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

預鉢、進肴

2011-10-02 23:40:54 | 懐石・料理
11時から今日は家で料理教室
生徒は4名
他にも今日を希望する生徒が二人いたが駄目
五人とか六人ではわが台所があまりにも狭く
どうしても無理
三人か四人がせいぜいである
うちでの料理教室を八月九月と二カ月休んだせいか
頭も体も何となく感が鈍い 
どの器をどの料理に使うか瞬時に決める
それが案外たのしい
今日は時間がかかった
膳は溜塗りの半月盆
向付や吸物椀はすぐに決まったのだが
さて深めの鉢や魚を盛る角皿、ご飯の器
どんなのがあったか、どれを使おうか、と
器を探す
食器棚には使えるものが何かしらある
何も無理して探さなくとも食器棚のそれでもよいのだが
現在の食器棚は
地震が来たら戸が開かないようにチョット止めてあり
それを外してまで戸を開けたくない と思い
また使ってない器を使った方が良いか とも思った
なにしろ早めに器は支度しておく事だ


懐石でいう預鉢アズケバチとは
一汁三菜の後に出される
亭主相伴の時、席中の客に預けて、客自ら取り分ける料理
焚き合わせなどが鉢に盛られる
進肴ススメサカナまたは強肴シイサカナとは
酒の肴、さらに召し上がって頂く料理
珍味、酒盗、酢の物など


懐石の事を思うと
なんだか自分の茶事をしたくなった
来年は茶事をしよう
自分の茶事だ 今のうちだ・・・
その為にも 明日も散歩に行くぞう






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