村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

かごとがまし

2023-09-11 23:23:00 | 古筆

虫売のかごとがましき朝寝哉 蕪村

かごとがましき

かごと‐がまし・い
【託言カゴトがましい】
1 恨み嘆いて言うようすが
ありありと感じられる。
ぐちめいている。

2 言いわけがましい。
「つれづれとわが泣き暮す夏の日を―・しき虫の声かな」〈源・幻

今日は○○研究会
寂蓮のお勉強

じゃくれん
(1139ころ―1202)
平安後期・鎌倉初期の歌人。
本名藤原定長。
父は醍醐寺の阿闍梨俊海。
父の出家後、
藤原俊成の養子となった。
のち辞して出家。
西行に倣い諸国行脚をする。
歌人としても活躍した。
御子左家の一員として
九条家歌壇に属していたが、

後鳥羽院による新古今歌壇形成とともに、
活躍はさらに目覚ましく、
1201年(建仁1)和歌所寄人に、
ついで『新古今和歌集』の撰者に選ばれたが、
翌年没し、
選歌は上進していない。

「六百番歌合」のおりの六条家の顕昭との論争
(独鈷鎌首の争い)
三夕の歌
「さびしさはその色としもなかりけり
まき立つ山の秋の夕暮」
で知られる。
家集に『寂蓮法師集』がある。

写真は今日のランチ

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 松虫の初声さそふ | トップ | 清水流るる柳かげ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

古筆」カテゴリの最新記事