村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

春の初めの歌枕

2012-02-20 23:40:08 | 茶の事
日曜日のNHKの大河ドラマ
「清盛」を見るのを楽しみにしている
梁塵秘抄リョウジンヒショウの中の
清盛の母の舞子が歌う今様が
メロディにのせて何度も登場する

遊びをせんとや生れけむ、
戯れせんとや生れけん、
遊ぶ子供の声きけば、
我が身さえこそ動がるれ

平安時代末に後白河法皇が編纂した歌謡集
梁塵秘抄リョウジンヒショウの
巻第二雑にある


岩波書店の日本古典文学大系73は
和漢朗詠集と梁塵秘抄が一緒になっている
パラパラと見ると
春の初めの歌枕 
パステル色の干菓子のようで
何となく目にとまる


春の初めの歌枕、
霞、鴬、帰る雁
子の日、青柳、梅、桜、
三千歳になる桃の花


すでに日射しは春
今年も同じ様に
貝母が芽を出しはじめた



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