新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

ライスのトマト詰め

2019年07月28日 | 食・レシピ
結婚当初、知り合いのギリシャ人のお宅に招かれたときに出てきた料理です。
固いビーフステーキには閉口しましたが、トマトのライス詰めは夫が気に入り、見よう見まねで作ってきました。トマトの皮が弾けたり焼け過ぎてコシがなくなったりと試行錯誤。それも思い出です。
梅雨明けのトマトは赤くてきれい、すぐに作りたくなりました。

ライスをホワイトソースで和えて詰めるのも美味しいですが、今回は玉ねぎをバターで炒め、海老とライスを混ぜたものを詰めました。オーブン200度で15分間焼きます。

くり抜いたトマトの中味は、ブイヨンを入れて煮詰め、裏ごししてトマトスープにしました。やっぱりフレッシュトマトの美味しさがあります。

BSで騒々しい「いだてん」を見ながら夕食です。
大声を張り上げずに、もう少し会話が穏やかになるといいけど。会話のテンポも早すぎる気がします。
美しい日本語なのに、句読点なしで怒鳴り合えば会話は成り立ちませんよね。
せっかくのズラリと並んだ俳優陣なのに、大切な「間」の取り方が軽視されている気がします。それも演出ですかね~。

今日の高橋是清、犬養毅は素晴らしかった!出演場面は少なかったけど、その存在感はずしりと重たく、長く印象に残るでしょう。さすがでした。



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パンパンに膨らんだ宅配便

2019年07月28日 | くらし
ゴールデンウィークに何十年ぶりかに二人で会ったKさんからの物でした。
中からは、数種類の「神宗」の塩昆布が!私が美味しさに感激していたのを知って又送ってくれたのです。

冷やして食べる鎌倉の銘菓や手作りのブックカバーが4個も!新聞の古文書に関する切り抜きも!私の生活を優しく受け止めてくれているのがわかりました。

そして歯ブラシが2本ちょこんと出てきたときには涙が出そうになりました。
「奇跡の歯ブラシ」は使い易いからと、青色とピンクです。数年前にご主人を病気で亡くしており、最近やっと心が落ち着いたと聞いてはいましたが、細やかな心遣いが染み渡りました。
パンパンに膨らんだ宅配便は、そのまま彼女の思いを伝えるものだったのです。

同封の手紙のしっとりとした文面から、行間から、本当にいい結婚生活だったこと、幸せな家庭だったことが見なくても聞かなくても想像できて、心から嬉しくなりました。

奥ゆかしさ、穏やかさは彼女の持ち味でしたが、結婚によりそれが損なわれることなく更に広がりを持たせてくだった亡きご主人に、友人としてお礼をそっとつぶやきました。

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