今の季節にいただくのは、秋の香がプンプンのカボスです。大分産を2kgもいただきました。昨年までは鍋物にしか使わず、最後まで使い切るのはなかなか難しくて。
そこで思いついたのが、甘夏のマーマレードにヒントを得たカボスマーマレード。早速挑戦してみました。(1kgの作り方です。)
カボスの緑の皮をピーラーで薄く剥きます。
- タップリのお湯で20~30分ほどゆでたら、水を取り替えながら一晩アク抜きをします。
- カボスを横半分に切り、種を取り除いて、真ん中の星型の硬い芯をはさみで切り取り、汁をしぼります。しぼり汁はそのままとっておきます。
- 3のカボスの半分の量を薄くスライスし、残りの半量はざく切りにして水1カップ弱を入れてミキサーにかけます。
- 3のしぼり汁に水1カップ弱、砂糖500g前後を入れて火にかけ、アクをとりながら煮ます。105℃ぐらいになったら、4でスライスしたものとミキサーにかけたものを入れて煮ます。
- 焦げないように混ぜながら、木杓子で底に一文字が書けるようになったら火を止め、保存容器に入れて冷まします。およそ1リットルのマーマレードができます。少しゆるいかなと思うくらいで火からおろした方が、冷えてちょうどいい硬さになります。
今日の朝食は、カボスのオンパレード。パンにもヨーグルトにもカボスマーマレード。
サラダには、絞り汁にしょうゆを混ぜただけの新鮮でマイルドなカボスしょうゆのドレッシング。(しょうゆとかけ醤油を混ぜて入れてもおいしいです。)市販のものよりずっとマイルドです。
バナナのスライスにカボスを搾り、グラニュー糖をふりかければ、ちょっと目新しい朝の一品になります。(これはイタリアに行ったときにデザートとしてでたものです。もちろんカボスでなくレモンでしたが。)
今まで網に入ったカボスをいただくと、ふっとため息が出ていたのが、今年はもう3キロ目を使っています。カボス大歓迎です!