これが現在のテカポです。午後9時30頃に湖畔の教会から撮影したものです。他の画像を見ると「MOA天文台」があるMt John山頂まで届いています。私がテカポでは撮影しなくなった理由がこれです。私が知っている20年前からは相当変わっており、今回町をじっくり見ましたが、宿泊施設と一般の家の数が相当増えています。10年ほど前まではコーワンズヒル付近は家も無かったのに、今や住宅街が出来上がっています。
テカポで観測される方はキャナル方面へ行っていると思いますが、私が行った時はキャナルロードは通行止めになって入れませんでした。昔はテカポ湖の湖畔で星野撮影ができるほど暗かったですが、今は強力なナトリウム灯や宿泊施設等の灯りで広角での撮影は難しいでしょう。Mt Johnへは日中はマイカーで登れますが、夕方5時前後でクローズされるので登れません。
いずれにせよ、レンタカーを使える方は宿泊をテカポでされても、撮影などは少し離れたほうがいいでしょう。また、最低2人以上で遠征されるなら、ぜひとも30cm以上のドブソニアンを持っていってください。それと102度のNikonアイピースの組み合わせがベストです。Ninja320なら十分持っていけるでしょう。現地のスターウォッチングツアーは一般向けな上に40cmのF10シュミカセなので大口径のドブを見慣れている方には物足りないかもしれません。やはり自分の手で気に入った機材を持って行くのがお勧めです。
昨日から周囲のガススタンドにタンクローリーが入ってくるようになり、規制が20-30Lに上がりました。また当地では田舎であることが幸いして、並んで給油することは稀です。ですから、この連休で八ヶ岳方面へ来られてもガソリンの心配はほとんど無いでしょうから、安心して連休をこちらでお過ごしください。