おやじねこのテレスコ日記

ー八ヶ岳の登山口に住んでいる、テレスコ工作工房の店長のおやじねこが日々の出来事などをタイムリーに伝えています

お盆のスターウォッチングも今日で終わりです

2024-08-15 12:11:22 | 宇宙観測車アストロカー


8月10日から連続して続けていたアストロカーによるスターウォッチングも今晩で終わります。しかし、また17日があるので、1日だけお休みです。10日と11日は屋外で満天の星空の下で開催ができて、11日は3回やってクタクタになって、12日はシャトレーゼホテル石和でやってから13日〜15日まではまたガトーキングダム小海での開催です。13日と14日は室内開催でしたが、参加者が40名の満席でやって、今日もほぼ満席状態です。天気が良く無いので参加者には申し訳ないとは思いますが、天候の良し悪しだけはどうすることもできないので、それは理解して参加してくれているようです。結果的に10日からの延参加人数は、約260名くらいです。この数字は昨年のお盆の時の2倍以上にはなっていますので、アストロカーでのスターウォッチングが徐々に定着してきているのかもしれません。

ただ、特に室内については、まだまだ工夫が必要で、色々と悩んではおりますが、毎回試行錯誤を繰り返してその満足度を挙げられないか研究しているところです。以前は、VRゴーグルを数台使って実際の星空がどういうものかを体験してもらっていたのですが、VRゴーグルの完成度が低くて、ゲームなどで使う分にはいいですが、実写した映像を見せるには、まだ解像度も低く、実用には程遠い状況です。Appleから50万円もする商品が出ていますが、さすがにそんなものを何台も買えないので、手は出しません。VRゴーグルの性能がアップして価格的にも導入しやすくなったら、バーチャルプラネタリウムが実現できると思っているのですが、その需要が高まらない限りは、それを開発する企業も無いので、今現状では難しいところです。今のプラネタリウムの施設は、基本的にドームを建設するところから始まるので、トータルの初期費用が億単位もの金額になりますが、VRゴーグルを用いたプラネタリウムが開発されれば、劇的にその費用を抑えることが出来て、これまでその費用が出せなかった市町村なども導入ができるようになるでしょう。

ところで、最近話題になっている卓球選手の早田ひなちゃんが記者会見で語ったことですが、鹿児島の知覧の特攻隊記念館へ行きたいと話したことが話題になっています。ああいう記者会見でオリンピックの選手がまず語らないことだったので、相当多くの方々が驚いたかと思いますが、あの発言で彼女に対する世間のイメージが一気に上がったと思います。普通に話すだけでも憚るかもしれない内容に、オリンピックからの帰国会見であれが言えたのは、やはり立派です。私も高校生の修学旅行で特攻隊記念館を訪れたことがあります。まだ高校生でしたから、同年代の人間が最後に書いた手紙などを読んで驚かずにはいられなかった事を覚えています。実はその時に一緒に行ったのは内之浦の宇宙空間観測所でした。修学旅行でしたが、天体望遠鏡を持って行ったので、宮崎の都井岬で星を眺めたのが思い出されます。

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