おやじねこのテレスコ日記

ー八ヶ岳の登山口に住んでいる、テレスコ工作工房の店長のおやじねこが日々の出来事などをタイムリーに伝えています

懐かしい神戸に行ってましたが . . .大変でした

2023-02-11 16:17:44 | ブログ


今日は無事に関西から4日ぶりに戻ってこれました。昨夜は御殿場のホテルに泊まっておりましたが、何で御殿場かというと、水曜日から関西へ仕事半分で出ておりましたのですが、本来の予定では昨日戻る予定でした。しかし、昨日京都の宮津市を出発して小牧JCから中央道へ入ろうと思ったらいきなり通行止めでやむなく静岡へ向かって中部横断道路を経由して小海へ戻るルートに変更をしましたが、浜松を過ぎてから頼りにしていた道路も全て通行止めになって、結局は帰れなくなったので御殿場のホテルに泊まった次第です。今は無事に戻ってブログを書いておりますが、京都からは長い道のりと時間がかかりました。

今回は、最初に神戸に入ってオークションで落札した商品をお店で引き取ってから元町近くの海辺のホテルに泊まって用事も足してから翌日に小野市の友人を訪ねてから西脇と福知山へ行ってきました。神戸は長い事住んでいたので懐かしい場所ですが、訪れたのは3-4年ぶりです。



小野市の友人というのは、私が神戸のプラネタリウムの仕事をしていた時に大変お世話になったコニカミノルタプラネタリウムの技術者のOさんです。この天文台は、ご自身で建てた立派なものです。ご自宅もあるのですが、それより立派なのが天文台です。普通は自宅の屋上などに天文台を作りますが、この天文台は完全に独立しており、建物全てが天文台になっています。



天文台の主砲は、中央光学の40cmニュートン望遠鏡ですが、TOA-150をサブとして乗せています。個人で持てる天文台としては最高峰にランクされるものでしょう。この他に実はCORONADOのPSTを乗せていましたが、劣化の症状があるとのことで持ち帰って修理して欲しいと頼まれて持ち帰りました。



天文台にはスライディングルーフの観測所も併設されており、4台の機材が所狭しと設置してありました。流石にこのサイズでは4台も置きすぎだと伝えたら確かにそうだと話していました。手前の西村製作所の20cmには幻の木辺鏡が入っているそうです。4台のうちの1台は当店にもあるNikon 10cmED屈折望遠鏡でした。他の2台はロスマンディーでした。何れにせよ豪華な夢のような天文台です。天文台の所有者のOさんは、今は退いていますが、コニカミノルタのプラネタリウムの納入やメンテナンスを日本各地の施設で行なっていたので、当店のお客さんでも科学館などにお勤めの方はご存知の方もいらっしゃるでしょう。定年退職される前まではニューヨークで長いことお仕事をされていたので、海外経験が相当長かったそうです。



今回の出張の目的の一つが、お客さんから依頼されていたPENTAX MS-4赤道儀のGOTO化改造品の引き取りでした。無事に改造が終わって持って帰ってきましたので、近いうちにお届けします。このMS-4の改造はとてもスマートなもので、赤道儀の外観などには一切手を触れず内部のモーター類の交換をしています。コントローラーもタッチボタン式で非常にCoolなデザインです。この改造後はスマホでコントロールが出来て、ASIAIRとの接続もできるので、ワイヤレス環境でMS-4をコントロールできます。



今回は、私のコントローラーだけ持っていってファームウェアーの更新作業をやってもらいました。特に天体の南中時の子午線越えの動作について改良をしてもらったので、特に南中時の鏡筒反転作業に気を使わなくても良くなりました。スターブックTENのように「鏡筒を反転しますか?」みたいには聞いてきませんが、必要になればその対応ができるように改善されたそうです。



MS-4を引き取ってから今度は私のNJP赤道儀の改造をしてもらうために置いてきました。費用的にはMS-4よりはかかりますが、うちのアストロカーも全て同じシステムなので、一つに統一されていて使いやすくなります。

ところで、たま〜に当店へ赤道儀のオーバーホールや再塗装のお問い合わせがありますが、今すぐではありませんが、やるにはその治具を製作したり場所を作る必要があるので、いずれはできるようには考えております。それについてはその知識も経験もある方々が協力してくれるので、早めにその体制を作っていきたいと思っています。

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