
先ほど庭で撮影した今晩の木星です。ED70ss+HR2.0アイピースにPowerShot G9Xでのお気軽コリメート撮影です。わざわざこんな撮影をしなくとも、月惑星CCDカメラで撮ってレジスタックで処理すれば、さらに高精細な画像が得られるのですが、それが目的で撮っている訳ではないので、敢えてこんな画像を載せています。高価なアイピースですが、こんな小さな望遠鏡とアイピースでも木星がこんな風に撮れるという見本的写真です。今日はシーイングがとても良いので、先日撮影した時より条件が良かったです。
単画像で撮るより、G9Xの動画モードで撮影するほうがより表面の模様が良く分かります。こんな撮影がいとも簡単にできるのは、30年前を考えると驚くべきことです。つくづくデジタル時代の良さを実感しています。ここ数日間は空の条件がとても安定しており、星を見るのに適さない空ですが、惑星を見るにはベストです。
ところでお話は変わりますが、先日お客様より「PENTAX MS-4赤道儀用のPoleMaster アダプターを作って欲しい」とご依頼がきました。私もMS-4を使っておりますが、極軸望遠鏡のセッティングパターンは2020年まで対応しているので、PoleMasterを使うまでもないと考えておりましたが、それでも必要と考えられる方はおられるのだと再認識いたしました。アダプターは余分に数点は作りますので、もしご要望でしたらお知らせください。