おやじねこのテレスコ日記

ー八ヶ岳の登山口に住んでいる、テレスコ工作工房の店長のおやじねこが日々の出来事などをタイムリーに伝えています

ウィルタネン彗星にはお気軽撮影アイピースが◎

2018-11-23 16:52:05 | コンデジのお気軽天体撮影


久しぶりの肉眼彗星が今月から来月にかけて3等星くらいまで明るくなるそうです。今でも既に6等台くらいに達しているそうですが、満月なので見ていません。来月中旬頃には天頂付近で最高の条件で撮影ができるので、今から楽しみにしています。

この画像は2013年11月に撮影したラブジョイ彗星です。これもかなり明るくなった彗星ですが、ウィルタネン彗星はこれ以上に明るくなるのかもしれません。この撮影に使ったのは当店で静かな人気の「お気軽撮影ズームアイピース」です。小口径のFS60CBにズームアイピースを装着してコリメート撮影をCanon PowerShot 120で撮っています。赤道儀は、ビクセンのポラリエです。使っている機材は全て初心者が使う機材です。露出は30秒ですので、コンデジで十分です。一般的な直焦点撮影を単焦点の小口径でやっても大きく写らないですが、ズームアイピースとコンデジのズーミング機能を併用することで、普通は撮れない彗星頭部の拡大撮影ができます。



ここ最近になってこの「お気軽撮影ズームアイピース」のご注文が良く来ているので、たぶん考えていることは同じだと思っています。S120は良いカメラでしたが、今はG9XとSONYのRX100M3を使っているので、これでウィルタネン彗星を撮るつもりです。写真レンズでも撮りますが、この彗星がどこまで尾を伸ばすのか、それによっても撮影機材を選ぶ必要があります。
基本的にコンデジでの彗星撮影では、短時間で済むので電動で自動追尾できる赤道儀で極軸が合わせられるものなら何でも良いと思いますが、海外製品の安価なものは避けたほうがいいでしょう。



八ヶ岳の初冠雪ですが、例年より1ヶ月は遅かったのだと思います。山頂の表面が凍結して白くなっていたのは、10月末に見ていますが、今日のは雪が降って白くなっている状態です。ただしそれほど降っていなかったみたいです。



硫黄岳ですが、山頂はもう厳寒期です。また年末年始には登山される方があちらこちらで遭難しますが、今年は八ヶ岳で遭難者が出るかどうか気になるところです。冬の登山の素晴らしさは体験していないので分かりませんが、命をかけてまでしようとは思っていません。今年も結局一度も登山をせずに終わってしまいそうです。大好きな登山のはずですが、いつかニュージーランドを数ヶ月かけてトレッキング三昧をしたいものです。



松原湖高原に設置してある無人カメラです。これは、Skypix Japanの岡さんが小海町から依頼を受けて1年かけて町のイメージビデオをタイムラプス映像で作り上げるために設置したものです。この撮影のために10月から既に数回訪れてタイムラプス撮影を行っています。どんなイメージが仕上がるのか皆楽しみにしています。

今日からまた連休ですが、明日と明後日の土日はお店をOPENしております。満月期なので撮影に来られる方は居ないと思いますが、何かご相談ごとなどありましたらお越しいただければと思います。

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