いろいろ製作しておりますが・・・、名前を付けるのに苦労します。今回製作したものは、ケンコーのEQpro専用ピラー脚にEM-200赤道儀を乗せたいとのご依頼でピアー架頭を製作しました。何でこんなことを考えるか・・・というと、純正品が高価なために安価な他社製品を代用せざるをえないからです。一見するとパイプ径が103mmしかないので強度的に不安ですが、肉厚が4.5mmあるのでビクセンGPピラー(3mm)よりは丈夫です。両方比較してみると、EQpro用はP-85より倍近く重たいです。
ただし、ピラー高さが700mmほどしかないので、屈折系の長いやつを使うにはやや苦しいでしょう。この方もそうですが、室内などで椅子に座って観測するにはこのくらいの長さが丁度良いかもしれません。当初このピラーに付いている架頭を削ったりして再加工してEM-200を乗せるように考えてみましたが・・・、逆に面倒な加工になり費用も上がるので、一から製作したほうが良いと考えて作りました。