TG-SPの赤道儀化ユニットをまた少し改良しました。以前の画像を見れば分かりますが、黒いカメラプレートの形状を変えたことと、ウェイト軸を300mmまで伸ばしました。これにより、小さなウェイト2個でも少し大きなカメラレンズやFS-60、BORG77EDくらいの機材まで乗せることができるようになります。
さすがに直焦点撮影は無理かと思いますが、お気軽観望や日月食の撮影にはポータビリティーに優れているのでいいでしょう。ただし、本来の使い方ではないと思いますので、強度的にどうかと言われると、判断に窮しますが、タカハシ純正のEQ化パーツもあるので、自社のFS-60くらいは乗せることを想定しているでしょう。
このアングルカメラプレートには、TG-SA微動体も取り付きますので、完全な赤道儀として機能します。しかも、極軸望遠鏡も常時使えるようにセットされているので、これでオートガイドできるようになれば、海外遠征機材としては鬼に金棒でしょう。TG-HDにオートガイド端子を付けて、一軸ガイドにトライしてみたいところです。もちろん、NexGuideを使ってです。