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おやじねこのテレスコ日記

ー八ヶ岳の登山口に住んでいる、テレスコ工作工房の店長のおやじねこが日々の出来事などをタイムリーに伝えています

星空インターバル合成

2016-01-14 22:20:12 | コンデジのお気軽天体撮影


RICOH GRIIで撮った庭からの星空です。ISO 800で30秒露出を30分間繰り返してインターバル合成したものです。



こちらはPowerShot G9Xで撮った星空です。こちらはカメラ任せで撮っています。GRIIと比較して大きく違うのは、CCDサイズと露出と感度がマニュアルで決められることです。画像を見た瞬間からして全く違うイメージです。GRIIはAPS-CサイズとCCDが大きいのでノイズがあっても目立ちにくい上に解像度も高いので画像が綺麗です。

G9Xで撮った画像と決定的に違うのは、写っている星の数です。G9Xでは6秒露出で感度も低く、どうしても写る星が少なくなってしまいます。Canonでこのカメラを作る際には他社の競合機種などをチェックして諸性能を決めていくと思いますが、いつも物足りなさを感じます。星を撮るためのBULB機能があるのに、星空インターバル撮影で露出がカメラ任せというのがいただけません。あと2機種くらい投入されれば満足できる機能を追加してくれるのかもしれません。

今使っている2台のGRですが、いずれも御借りしているものなので、春先に海外遠征する時には一つ買わせてもらうつもりです。まぁ、それまでにこのGRII以上の機種が発売されなければのお話です。いずれにせよ次のCP+が楽しみです。そこで出てこなければ当分はないでしょう。Canonのアストロカメラも同じくです。

Canon PowerShot G9X

2016-01-12 16:57:29 | コンデジのお気軽天体撮影


昨日届いた新たなコンデジ「PowerShot G9X」です。最近はコンデジばかり使っています。防湿庫に入っているフルサイズ機類が泣いています。ちょっと前に買ったEF11-24mmも宝の持ち腐れです。なかなかあの画角を活かす被写体を見つけられずにいます。画角が広いからといって何でも撮ると駄作を量産するだけです。ある意味標準レンズなどより遥かに使用者の技量を問われるレンズです。



昨夜がG9Xのファーストライトとなりましたが、30分露出です。庭から空に向けて撮りました。この星空合成機能ですが、Canonの機種はフォーカス以外の露出の操作ができないようで、便利な機能ですが、それを考えるとRICOHのGRIIのほうが遥かに優秀です。G9Xは、ヨドバシで5万弱で買いましたが、セール期間中に買うとバッテリーが無料でもらえるということで、実質3万円台後半で買うことができます。RICOHのGRとは倍以上の価格差です。

Canonもコンデジを沢山量産するのはいいですが、そろそろ天体用に特化した「EOS M5a」とか作って欲しいものです。或は「PowerShot G100a」でもいいです。もしかしたら今年のCP+で出て来るかもしれません。ここで出なかったらしばらく作ることはないでしょう。今年も天体用デジイチはNikonの圧勝となります。

PowerShot G9Xのお気軽撮影ズームアイピースは、近日中に製作します。天体用としてBULB撮影ができるので、それを活かした撮影ができそうです。



昨日ですが、この薪小屋を作っていて指を骨折してしまいました。ちょっとした不注意からのことですが、今日病院へ行って分かりました。人生生まれて初めての骨折です。とりあえず仕事には影響が無い程度なので安心しました。こんな小屋でも大工さんに頼めば30万以上は請求されます。仕事の合間に少しづつやっています。薪は去年のうちに山から切り出して軽トラック10台分くらい集めたのですが、置く所が無かったので作っています。しかしこれでも全然足りていません。他にも置くスペースを考えないといけません。



今週から薪ストーブを設置する部屋のリフォームを地元の大工さんに依頼していますが、家のトイレを使って欲しくないのでレンタルトイレを頼みました。大工さんに頼むより自分で手配したほうが半分以下で済みます。薪ストーブは暖かい上に経済効果もあるので趣味的な用途で採用される家が増えていますが、導入して維持することがとても大変です。一番大変なのは薪の調達ですが、薪を山から切り出すのがひと苦労です。それを乾燥して割って保管するのがさらに厄介です。

今年に入って新たなポラリエ雲台ベースPCB-EQ3のご注文をお受けしておりますが、初回分は完売しました。ご注文していただくのは大変嬉しいことですが、携帯メールなどで音信不通となる方が結構いらっしゃいます。またご連絡もなく期限内にお支払いをしていただけない方もおられます。当店の商品の多くは当店でしか扱っていないものが多く、一般的なネットショップと同じ考えでご注文されて適当に放置されているのはとても困ります。ご自身でご注文されたものですから、注文して自動メールが届かなければ何かおかしいと感じてご連絡をされるなりしていただければと思います。また商品をご注文いただいた以上はお支払いをする必要があることも忘れないで欲しいものです。

ひさしぶりのSXP赤道儀

2016-01-09 21:50:28 | コンデジのお気軽天体撮影


久しぶりにSXP赤道儀を使ってお気軽撮影をしました。SONY CyberShot RX100M3で撮っています。ISO 3200-30秒露出です。アイピースによるコリメート撮影で拡大率が高いのでM42の中央部しか写っていません。雑誌やネットに載っている高精細のものとは比較にはなりませんが、アイピースにカメラを差し込んでシャッターを押しただけのお気軽さでこんな写真が撮れます。

当店で販売している「お気軽撮影ズームアイピースセット」は、学校の先生などから良くご注文いただきます。中には授業で用いるので何度も注文していただく方もおられます。生徒さんらに星の撮影を楽しく教えるには恰好の教材となっているようです。



来週末は、関東方面から来る小学生達にスターウォッチングで星空を見せてあげるので、機材等のチェックを兼ねて撮影もしてみました。SXP赤道儀とセレストロンC-11XLT鏡筒の組み合わせはお気軽に買える機材ではありませんが、このくらいの機材なら誰でも使えるものです。SXP赤道儀は愛用していますが、追尾精度も導入精度も大変良い優秀な商品です。昔使っていたSXW赤道儀のStarBookから比較すると遥かに使いやすくなっています。



今日は1月9日ですが、未だに凍結していません。去年末には一旦凍結してきたのですが、今日見たら周辺部の氷厚が1cm程度しかありませんでした。人が乗って歩けるくらいになるには30cm以上にならないと厳しいでしょう。来週末に先に書いたスターウォッチングを凍結した氷上で行うつもりでしたが、後1週間で凍結するとは考えにくいのでキャンセルになるかもしれません。

ところで、去年から販売開始しているBORGφ60チューブホルダーですが、そのアクセサリープレートを今日明日にでも販売するつもりでした。価格も決まりました。しかし、1/4インチネジを付けるか付けないかで悩んでおります。この部分に付けるネジは市販のキャップボルトでは頭が高くて鏡筒に干渉してしまうことから、頭部を削った上で胴部を細くする機械加工が必要となり、その費用を乗せるかどうかで悩んでおります。いずれにせよプレート自体は既に製作へ入っており、チューブホルダーと同時に仕上がってくるので早く決めないといけないと思っています。お待ちいただいている方々には申し訳ないですが、今少しお待ちください。

なお、既にチューブホルダーをご注文いただいている方で、アクセサリープレートもご注文される方は、後日メールで追加発注のご注文をお受けしますが、2点同封できるので、お支払いは商品+消費税の代金だけとなります。送料は不要ですので、御間違いなきようご注意ください。

STYLUS 1sでお気軽撮影

2016-01-06 17:32:27 | コンデジのお気軽天体撮影


毎度のことながらM42の画像です。派手で撮りやすいのでいつも撮っています。先日のSTYLUS 1sはカメラのみで撮っていましたが、この画像はBORG55FLにズームアイピースを使ってコリメート撮影をしたものです。周辺像は良くないですが、カメラレンズがズームアイピースに適合するように設計されたものではないので、仕方ありません。

先日のカメラ本体のズーミング機能だけで撮ったもののほうが写りがシャープです。それを考えるとアイピースを使う意味はあまりなさそうです。月面の拡大撮影などをしたい場合には有効ですが、これも月面の広い範囲を撮るならカメラだけで撮るほうが良さそうです。



これまで相当多くのお気軽撮影用アダプターを製作しましたが、それぞれ一長一短で、カメラ自体の機能に依存するものもあるので、新たに作るものについては正直作ってみないと分かりません。その中でも良かったのはPower Shot S95、S120用、CyberShot RX100用などです。これらはいずれも海外へ持っていって実際に使っていて今も愛用しています。



今年は暖冬で猫達も元気一杯です。餌をねだりに窓に立ち上がって呼びつけます。ここではほとんど飼育員のおやじねこと化しています。

ところで、インドネシア日食まであと少しですが、数日前に自分の予約がどうなっているのか確認したところ、テルナテ島からマナドを経由してデンパサール(バリ)への帰路フライトがなぜかキャンセルとなっており、勝手に翌日のフライトになっていました。本来なら日食当日の午後にマナド経由でバリ島へ入るように予約してあったのですが、マナドで1泊しないといけないスケジュールに変更されていました。

年明けの営業開始日にフライトがキャンセルされた理由を聞いてみたところ、何と、3月9日がニュピの日ということで、ニュピは静寂の日とも言われ、当日の夜明け(実際は朝5時頃)から、翌日の夜明け(朝6時)まで、外出と、一切の灯火の使用が禁じられます。これは、バリ島に滞在している外国人、観光客、ヒンドゥー教徒以外の人にも適応され、飛行機や船舶も離着陸、寄港も禁じられるとのことです。

ニュピは一度だけ過去に体験したことがあり、当日は何もせずに宿で本でも読みながらのんびりと過ごすしかありません。しかし、驚くのは航空会社から旅行会社へ全く連絡が行ってなかったことで、私がたまたま気がついたから良かったですが、そうでなかったら当日飛行機に乗ってから気がついて大変なことになってました。航空会社によっては搭乗率によって機体を変えたりすることは知っていましたが、フライト自体がキャンセルというのは初めてのことでした。まぁ、今後はもうこういったことはないとは思いますが、出発までは注意が必要です。

OLYMPUS STYLUS 1sでM42を撮りました!

2016-01-04 18:02:13 | コンデジのお気軽天体撮影


先日はM31を撮りましたが、今回はM42オリオン大星雲です。STYLUS 1sは、コンデジですので望遠鏡などは一切使わずにSTYLUS 1sの300mm/f 2.8という望遠機能を使って撮影しています。サンニッパのイメージには及びませんが、それに近いイメージにはなっていると思います。

追尾はポラリエ+PCB-EQ3に極軸望遠鏡TK-PPFをセットして60秒-ISO 1600で撮っています。このSTYLUS 1sはキャッシュバック5000円セールで買っているので実質3万円台でした。そんなカメラでこれだけ写せるのですから驚きです。カメラメーカーのおまけズームレンズで撮ったより写りはいいです。これだけ写ると見頃になっているカタリナ彗星の撮影にも有効です。広角でまずは撮って位置を確認してから300mmで撮れば確実です。

このSTYLUS 1sは、今流行のインターバル合成機能もあるので、流れる星も撮れますし、タイムラプス撮影も可能です。このカメラが天体用に良いと思うのは、フォーカシング時に画像拡大されることで、ライブビュー時の感度も高く、オリオン大星雲が見えています。つまりオリオン大星雲でピント合わせが可能です。

今このカメラ用のお気軽撮影ズームアイピースを作っています。まだ試作の段階ですが、結果が良かったら新たな商品として販売いたします。



BORG 55FLシステムにアングルファインダーを取り付けました。カメラ本体に取り付けると撮影時にどうしても邪魔になるので、アクセサリープレートに取り付けたほうが使いやすいです。またアングルファインダーなので、上から覗いて天体導入できるので便利です。



まだ今日取り付けただけなので、実用的にどうなのか分かりませんが、日中の風景を見た限りでは使いやすそうです。まだ先のことは分かりませんが、新たな商品として販売するか思案しているところです。



猪名湖の氷が溶けてきています。せっかく張りかけた氷ですが、驚くことに春先と同じ状態になっています。今日も区長さんと話していましたが、この暖かさが続けば今年のワカサギ釣りはダメだろうと言ってました。私はやらないので興味はありませんが、松原湖の唯一の楽しみなので、それが無くなるとやることがありません。まぁ、星が綺麗なことは確かですが、そのためにわざわざ来ることもないでしょう。

今更ですが、RICOH GR/GRII

2015-12-30 20:27:42 | コンデジのお気軽天体撮影


RICOH GRIIで撮った星の光跡です。家の近くの野原に30分ほど放置してカメラが勝手に撮った写真です。カメラのインターバル合成という機能を使っています。ISO 1600で20秒露出を繰り返し撮って、最終的にカメラ内で合成して一枚の画像に仕上げてくれます。画像は未処理です。



画像フォルダには撮った枚数分のそれぞれ蓄積した画像が入っています。この画像はそのファーストショットです。光跡が写った画像がラストショットです。Canon Power Shot S120でも同じ機能がありますが、露出時間や感度設定はカメラが自動で決めるので設定できません。GRIIは露出と感度を決めて撮影ができます。従って光害の多い市街地ではさらに威力を発揮できます。

今回初めてこのカメラを使いましたが、撮った絵も綺麗ですし、ノイズ感はほとんど感じません。またインターバル合成がとても簡単なのに驚きました。フォーカシングは当然マニュアルですが、インジケーターレベルを無限遠にすればOKです。昔のフィルムカメラでは常に無限遠に設定すれば星の撮影ができましたが、デジタル一眼などではレンズ毎にピント合わせをする必要があります。



RICOHのGRとGRIIですが、見た目全く同じで見分けがつきません。見分けるにはカメラ底にあるシールを見るしかありません。正直どうでも良いことですが、ハード的な違いが無くソフト的なものだけならアップデートするだけで対応できるようにして欲しいものです。しかしこのインターバル合成は楽しい機能なので、もう少し長い時間で撮ってみたいところですが、長ければレンズの曇りが心配になります。とりあえず30分程度では問題ありませんでした。

GR/GRIIのCCD:1690万画素(総画素)/1620万画素(有効画素) 、23.7mm × 15.7mmサイズCMOSと両機とも同一センサーです。両機で異なるのは、Wi-Fi、高感度NR、エフェクト、AF精度、ホワイトバランスなどだそうです。
できれば本体全面角くらいに「GRII」とシルバーのロゴでも入れて欲しかったものです。7万円以上もする高価はコンデジなので、大したコストアップにはならかなったと思います。



今日の猪名湖ですが、連日の低気温により少し凍結してきました。とはいっても周囲だけで中央付近は凍結していません。



湖岸付近はこんな感じですが、人が乗れるほどの氷厚ではありません。明日は大晦日で、年明け直後はワカサギ釣りで賑わうのですが、この分だと無理そうです。中途半端に氷が張っているのでボートも使えません。比較的凍結しやすい長湖でもまだ人が乗れるほどの厚さは無いので無理かもしれません。

お気軽撮影ズームアイピースセットあります

2015-12-25 18:43:49 | コンデジのお気軽天体撮影


PCB-EQ2と並んで当店の人気商品の「お気軽撮影ズームアイピースセット for S120用」ですが、今日無事に仕上がってご注文の方へお届けいたしました。CanonのPower Shot S120に特化して製作した商品ですが、S120の天体撮影向きな性能を最大限発揮させるために当店オリジナルで製作した商品です。この商品とS120があれば月惑星から彗星、星雲星団まで幅広い天体をスナップショット的な気軽さで撮影することができます。1点だけ在庫品としてありますので、ご要望でしたらお早めにご注文ください。



合わせて製作したペンタックスXWアイピースに特化して特注製作した商品ですが、カメラはちょっと古いPower Shot S95専用です。カメラ業界は次々に新しいカメラを発売しますが、ユーザーはそれに追いつけないというか、そんなに急いで新しいカメラを作られても困るといった感じです。S95も数年前に発売されてもはやコンデジとしては中古相場も下落して数千円程度で売買されるほどになりました。しかし未だに愛用されている方は多くいます。S120も古くなってきていますが、私もまだ愛用しておりますし、中古相場もそれほど下落していません。天体用に特化した機能が重宝されているので、新しいカメラが出て来ても中古で買う方がまだ多いのが原状です。

やたらとコンデジを作るのはいいですが、性能がそれほど進化していない上にデザインもほとんど同じといったことは止めてもらいたいものです。あるメーカーが新製品を発表すると直ぐに他のメーカーが類似した商品を発表するという感じです。ヨドバシカメラなどの大手カメラ店のカメラコーナーへ行くと、あまりに種類がありすぎて目眩がしそうです。



ところで話は変わりますが、先日この「ちゃたまや」へ行ってきました。この画像だけでは何の店か分からないと思いますが、要するに”たまご屋”さんです。佐久市からちょっと西へ行った浅科町にありますが、佐久地域周辺にお住まいの方には良く知られた有名店です。場所がへんぴなところにあるにも関わらず中に入ると人が一杯で買い物をしています。商品は自家製の卵とそれに関する食品ですが、とても美味しいので遠方から買いにくる人もいるそうです。佐久方面へ星空の撮影に来る方で卵の好きな方は一度立ち寄ってみたらいかがでしょう。

話題のRICOH THETA S

2015-11-25 16:35:38 | コンデジのお気軽天体撮影


つい最近までこんな凄いカメラがあることを知りませんでした。動画でも静止画でも360°撮れる驚きのカメラです。ただし困ることが一つありますが、手で持って撮影すると自分も写ってしまいます。セルフタイマーなどで離れてから撮れば大丈夫です。
単なるフィッシュアイカメラなら特別興味も持ちませんが、露出コントロールができるので星も写せるようです。また動画でも撮れるみたいです。カメラ本体にはコントロールするところがありませんし、液晶画面もありません。言うなればCCDカメラ本体のみです。コントロールするのはスマホになります。ネットからアプリをダウンロードしてから使います。
このTHETA Sは大変人気のようで、何処のカメラ店でも売り切れでバックオーダーだそうです。今回運良く入手することができました。今後このカメラでいろいろな試みをしていこうと思っています。もちろんこれをポラリエに乗せて使うようなことは全く考えてもいませんし、その必要もありません。できれば来年はカナダへ持っていってオーロラの撮影に使いたいと考えています。



既にお持ちの方も多いと思いますが、RICOHのGRとGRIIカメラです。これらはRICOHさんから御借りしたものです。いろいろコンデジを持っており使っていますが、このGRだけは使ったことがありません。当店のゲストさんでも使っておられる方がいらっしゃると思いますが、星空の撮影に特化した機能もあるようで今後使ってみるのが楽しみです。
これで手持ちのコンデジがいろいろと揃ってきましたので、しばらくはコンデジを使った星空、天体撮影を集中的に行って各種データーを集めていきたいと思っています。年々コンデジの性能が高くなり、低ノイズ化もされたり、タイムラプス機能なども持った機種なども出て来てある意味デジイチより面白い楽しい使い方ができるようになってきました。今後作れるものなら天体撮影に特化したコンデジを開発して欲しいものです。その前にミラーレス機が先かもしれません。

おうじ座群はダメでした

2015-11-07 09:30:30 | コンデジのお気軽天体撮影


昨夜は、残念ながら八ヶ岳に雲がかかってきて白駒池の撮影は断念しました。代わりにこの撮影をしました。カメラは「OLYMPUS STYLUS 1s」でISO 1600-60秒露出です。ノイズリダクションが機能しているので、あまりノイズは目立ちませんが、画像を100%まで拡大すると粒状の荒さが目立ってきます。フルサイズDSLRで撮った画像では200%以上拡大しないと気になるレベルにはなりません。CCDサイズが小さい割には画素数が多いので、こんなものでしょう。画素数の多さ=高解像度とは限らないので、コンデジでサイズの大きな撮影をする場合には注意が必要です。



先ほど「ポラリエ雲台ベースPCB-EQ2セット」のご注文を開始しましたので、ご要望の方はぜひご注文ください。今回はご注文からお届けまで短いのでそれほどお待たせすることはないでしょう。この商品については商品説明にも詳細に記載しておりますし、このブログでもほとんどの作例がポラリエで撮ったものですので、商品に対する情報は十分かと思います。

最近、大手光学メーカーさんらから販売されている商品の中で、どう考えても当店でオリジナルで考案した商品からアイディアを得ていると考えられるものが見られます。大手企業間では問題となることもありますが、当店はあくまで一個人の小さなネットショップです。そういったことが明らかであっても気にはなりますが、この業界がより良く発展していくことでもありますので、静観していくつもりです。逆に大手企業さんからアイディアを持って行かれるということは、それだけそのアイディアが認められていることだと思っています。これからもこういった事はあるとは思いますが、これに懲りずに大手企業さんから参考にされる商品製作をしていきたいと思っているところです。

OLYMPUS STYLUS 1sでM31を撮りました!

2015-11-03 21:13:15 | コンデジのお気軽天体撮影


先ほど庭先で撮ったM31です。カメラはOLYMPUS STYLUS 1sを300mm/2.8で使っています。ISO 1600-60秒露出です。追尾は当然ながらポラリエ+PCB-EQ2セットです。残念ながらサンニッパと同等のイメージとはいきませんが、望遠レンズを使わずにコンデジだけでこんな撮影ができるのです。レンズが途中で曇ったりしていたので画像自体はクリアーではありません。また光害の影響もあるので、本当に無光害の空で撮ったらこんな写りではないはずです。

この写りはある程度予想できましたが、デジイチの安価なズームレンズをイメージしていましたが、それよりは良いと感じます。どちらかと言うと300mm/4.5くらいのフィルム時代の望遠レンズで撮ったようなイメージです。

フォーカシングは、当然マニュアルですが、5倍拡大してピントだしをするので、明るい星なら問題なくピント合わせができます。ただしピントの山がつかみにくく若干の慣れが必要です。

ノイズに関しては、ISO 1600で60秒ならほとんど気になるレベルではありません。ノイズリダクションを高秒時処理はいずれもONにしてあります。これなら十分オーロラの撮影にも使えますし、極低温での使用なので、ノイズもさらに少なくなると思います。正直なところ使うまではノイズがどの程度のものかやや心配でしたが、今日使った限りでは十分使えるレベルにあると感じました。

今後これらのコンデジを集中的に使っていろいろな撮影データーの収集をしていきたいと考えています。