
久しぶりに仕上げたPowerShot S120とセレストロンズームアイピースをジョイントした当店オリジナルのお気軽撮影ズームアイピースセットですが、今日無事にお届けいたしました。届きましたら存分に撮ってください。

画像は数年前にPowerShot S120とお気軽撮影ズームアイピースで撮ったエータカリーナ星雲です。もちろん撮影地はニュージーランドです。撮影は、ポラリエ+PCB-EQ2セットにタカハシFS-60CBを乗せて撮りました。アメリカ人の友人にこの画像を見せたら驚いていたのを思い出します。ベストな機材構成であれば、こんな写真が誰にでも撮れます。

こちらもPowerShot S120で撮った南天の銀河ですが、追尾撮影なのでポラリエに乗せて撮りました。まぁ、遥々NZへ来てまでコンデジで撮る必要はないのかもしれませんが、こんな小さなカメラでも気軽にこんな写真が撮れるという良い例として見てください。天文雑誌に載っているハイアマが撮った写真は確かに凄いとは思います。しかし、誰もがその機材を使って撮れるという訳ではないので、楽しんで写真を撮るという意味ではこんな機材でも素晴らしい写真が撮れるということです。

これらの撮影をした「Mt Ruapeph ルアペフ山」周辺ですが、私のお気に入りの撮影地です。NZ北島の中部にあり、周辺は標高1000メートルを超える高原です。オークランドから日帰りでアクセスできるところなので、費用をかけずに素晴らしい南天遠征をするには最高の撮影地です。まだ知らない方は一度訪れてみてください。

こちらも久しぶりにご注文があって製作したポーラマスターをPCB-EQ2/3に取付けるアダプターです。これがあれば楽に正確に極軸合わせができるという優れものです。私も持っておりますが、恥ずかしながら使ったことがありません。ポーラマスターは南半球でも使えるので極軸合わせが苦手な方にはオススメできますが、PCを使ってまでやりたくない方はオーソドックスな光学望遠鏡での極軸合わせに頼るしかありません。