これまで赤道儀の方位高度微動部を切除して改造したものは何度かオークションにも出品しました。しかし、今考えているものは全く一から製作するものです。代用品ではデザインや機能に制限が出てしまい、思い切ったものづくりはできません。
内部構造にベアリングやギア類を用いる方法も考えていますが、そうなると先ほども書いたコストが大きくなり他製品との競合になり販売することは厳しくなります。そこで考えたのはよりシンプルで高度、方位調整を必要最小限にしてガタやたわみを完全に無くす方法です。台座の回転方法はこれまで用いられているようなピンを取り付けて左右に回転させる方法です。高度調整はいくつか考えている方法で蝶番の軸を大きくしたような構造で後部から押し引き調整ボルトを入れてそれを使って高度微調整が可能にしたものです。
まだ考えが完全にまとまっていませんが、今春~のニュージーランド遠征までには完成させる予定です。また製作しましたらこのブログにアップします。