先週御知らせした状態からさらに小さな必需品パーツを製作しましたので御知らせいたします。画像の状態がほぼ完成状態です。黒いウェイトは一応Kenko製だと思いますが、2.2kgほどです。この状態で200mm/1.8Lレンズとのバランスが合っています。ポラリエのように極軸にレンズが近ければ、その分ウェイトも少なくて済みます。
雲台ベースユニット上部に乗せている部品は、現在販売している商品には付属しません。これは別途必要に応じてご購入いただくようになりますが、お値段はお安くするつもりですので、合わせてご注文いただいたほうがいいでしょう。
この小さな部品は、私がスカイメモRを使い込んだ経験から考えたもので、カメラ雲台とこの部品は絶対に緩まないように工夫しています。またその逆側の雲台ベースユニット側も同様に緩んで不用意に回転しないようになっています。サンニッパなどを使っていると、撮影中にレンズが下を向いた拍子に転倒させてしまったりして機材を破損させてしまった苦い経験がありますので、それ故にこんな部品を考えました。
雲台ベースユニット下部にはウェイト軸変換アダプターが商品として付属します。スカイメモ用のウェイト軸を1/4インチに変換するものです。それなら最初からM12にすれば良いと思われるかもしれませんが、そうすると上部に付いている部品も同様にするかしないといけません。最初から両方とも1/4ネジにすることで、両サイドにカメラを取り付けたりすることができるように考えています。
こうしてバランスが取れた状態では、極軸回転も大変スムーズで、赤道儀を使う感覚に限りなく近づけます。こんな重量級機材でも小指一本で軽く回転しますので、対象天体を導入して構図を決める際には大変便利になります。
雲台ベースユニット上部に取り付ける部品は、画像のタイプともう一つ長いもの2種類を販売する予定です。2種類同時に使うことで、これまで付属している標準のカメラアームと同様な使い方ができるようになります。お値段的には長短いずれもそれほど変わりません。この部品はアルマイト処理をします。雲台ベースユニットについては、スカイメモRSをお持ちの方には「White-白」モデル、そうでないものは一般的な白アルマイト処理をしたものになります。いずれも料金は同じです。
現在ご注文をお受けしておりますが、この商品については、今後常時在庫するように製作していきます。たぶん来月末くらいには即納品としてご購入いただけるようになるでしょう。