goo blog サービス終了のお知らせ 

おやじねこのテレスコ日記

ー八ヶ岳の登山口に住んでいる、テレスコ工作工房の店長のおやじねこが日々の出来事などをタイムリーに伝えています

スカイメモR/RS SMCB-EQユニット追加情報

2013-04-26 17:56:30 | インポート

Img_5974

先週御知らせした状態からさらに小さな必需品パーツを製作しましたので御知らせいたします。画像の状態がほぼ完成状態です。黒いウェイトは一応Kenko製だと思いますが、2.2kgほどです。この状態で200mm/1.8Lレンズとのバランスが合っています。ポラリエのように極軸にレンズが近ければ、その分ウェイトも少なくて済みます。

Img_5976

雲台ベースユニット上部に乗せている部品は、現在販売している商品には付属しません。これは別途必要に応じてご購入いただくようになりますが、お値段はお安くするつもりですので、合わせてご注文いただいたほうがいいでしょう。

この小さな部品は、私がスカイメモRを使い込んだ経験から考えたもので、カメラ雲台とこの部品は絶対に緩まないように工夫しています。またその逆側の雲台ベースユニット側も同様に緩んで不用意に回転しないようになっています。サンニッパなどを使っていると、撮影中にレンズが下を向いた拍子に転倒させてしまったりして機材を破損させてしまった苦い経験がありますので、それ故にこんな部品を考えました。

雲台ベースユニット下部にはウェイト軸変換アダプターが商品として付属します。スカイメモ用のウェイト軸を1/4インチに変換するものです。それなら最初からM12にすれば良いと思われるかもしれませんが、そうすると上部に付いている部品も同様にするかしないといけません。最初から両方とも1/4ネジにすることで、両サイドにカメラを取り付けたりすることができるように考えています。

Img_5978

こうしてバランスが取れた状態では、極軸回転も大変スムーズで、赤道儀を使う感覚に限りなく近づけます。こんな重量級機材でも小指一本で軽く回転しますので、対象天体を導入して構図を決める際には大変便利になります。


雲台ベースユニット上部に取り付ける部品は、画像のタイプともう一つ長いもの2種類を販売する予定です。2種類同時に使うことで、これまで付属している標準のカメラアームと同様な使い方ができるようになります。お値段的には長短いずれもそれほど変わりません。この部品はアルマイト処理をします。雲台ベースユニットについては、スカイメモRSをお持ちの方には「White-白」モデル、そうでないものは一般的な白アルマイト処理をしたものになります。いずれも料金は同じです。

現在ご注文をお受けしておりますが、この商品については、今後常時在庫するように製作していきます。たぶん来月末くらいには即納品としてご購入いただけるようになるでしょう。


夏の銀河が昇ってきます

2013-04-02 21:20:47 | インポート

Img_1906sweb

もう4月です。しかしまだ寒いです。さすがにもう雪は降らないと考えていると・・・突然降ったりしますので、未だにスタッドレスです。

明け方近くなると東の空から夏の銀河がまた昇ってきます。地上の風景と一緒に撮るにはこの時期が結構良いです。しかし、地平線付近に光害があると、本来写るものも写らなくなります。そんな時にはAstronomik CLSフィルターが活躍してくれるでしょう。上画像はそれで撮影しています。まだ使っていない方はぜひお使いください。オンラインショップに在庫しています。

Img_5140

ポラリエ雲台ベースは、まもなく仕上がりお届けとなりますが、数台の予備分があります。週末以降に販売いたしますので、ご要望の方はその時にご注文ください。今回以降、しばらくは他の機材を製作しますので、製作はしない予定です。

それから、既に多くの方々へ極軸望遠鏡をお届けいたしましたが、一部の方で装着が上手にできない方がおられます。以前にも書いておりますが、その構造を見ていただければお分かりになりますが、ポラリエにジャストフィットするように、且つ着脱しやすいように良く考えて作っています。アダプターの先端部が一種のバネとして機能するような構造になっているので、差し込む際に僅かに細くなって、奥の段差があるところで少し開くようになり、さらに強く押し込んでいくとしっかりとはまるようになっています。一度そのコツが分かると本当に簡単です。どうぞ諦めずに根気良く使い方を理解されてください。


先日御知らせした、Panasonic DMC-LX-7用のデジカメアダプターがまもなく仕上がります。残念ながら天候が良くないので直ぐにテストはできませんが、その結果はまた御知らせいたします。


お気軽撮影アイピース+S95で撮ったパンスターズ彗星

2013-03-15 21:19:16 | インポート

Panstars1

今日は、まずまずの空だった上に、彗星の地平高度がやや上がってきましたので撮影してみました。今日の組み合わせは、タカハシFS60CB、Canon Power Shot S95、お気軽撮影ズームアイピースセットS95専用でコリメート撮影をしました。

やっと彗星らしい尾を引いた姿を撮れました。これぞ彗星!といった姿です。


撮影方法は、至って簡単です。FS60を予め眼視で彗星を導入しておきます。8-24mmズームですので、24mmで導入すれば直ぐに視野に入ります。6X30mmファインダーでも見えていますので、それも使って導入します。当然のことながら、今回は露出時間が数秒にもなるので、ポラリエで追尾しています。撮影時には北極星も見えていたので、ポラリエ専用の極軸望遠鏡(暗視野照明装置付)で極軸も合わせてあります。

S95をお気軽撮影ズームアイピースのアダプターに差し込みます。後は、彗星が明るいのオートフォーカスも利きますので、適当に露出時間を決めてタイマーで撮影します。感度はAUTOで大丈夫です。後からコンポジット処理をすることを考えてセルフタイマーのところで10枚くらいに自動撮影をセットします。これで後はシャッターを切ればOKです。


画像は、ステライメージで5枚コンポジット処理をしています。細かいディティールを出すために少し過剰な処理をしていますが、コンポジット処理後の画像は滑らかです。

Img_0393

今日は、これまでで一番まともに見えていましたが・・・、やはり地平高度が低いので、地平線付近の薄雲の影響は避けられません。そんな中で見ているので尾の細かいディティールを出し切るのは至難の業です。IM社のDMKカメラで数千枚の画像を得て、そこからスタッキング処理をすれば、かなり細かい部分まで見えるようにはなると思います。カメラをお持ちの方はやってみてください。

Img_5658

彗星を探すのに、FS60を覗いていたら突然視野に飛び込んできたのでビックリでした。何と槍ヶ岳です。撮影は、佐久市近郊の田んぼのあぜ道で行っていましたが、こんなはっきり見えるとは思いませんでした。日中天候の良い時には北アルプスが良く見えるのは知っていましたが、槍ヶ岳が見えるのは初めて知りました。この山は過去に3度登っていますが、こうして遠くから眺めるのもいいものです。


ところで、元の話題に戻りますが・・・、パンスターズ彗星は月齢の関係もありますが、この土日がひとまずの見ごろになるでしょう。これ以降は地平高度はさほど上がらずに北よりへ移動しながら光度を落としていく上に月も大きくなってくるので、後になるほど条件が悪くなってきます。明日も天気が良さそうなので、まだ撮影できていない方はトライしてみてください。慣れていないと探すのがちょっと難儀するでしょう。


ポラリエ雲台ベース等の納期について

2013-02-20 17:58:26 | インポート

現在、最終処理へ入っております。TK-ALZM 微動経緯台のほうが若干早く仕上がりまして、来週中頃からの発送予定となっております。お支払いについては、今週末に現在ご注文いただいている全ての方々へご案内をさせていただきますので、まずはお支払いをお願いいたします。

 

それから、ポラリエ雲台ベースセットをご注文いただいている方々へは、それより若干遅れてお支払いのお願いをさせていただきます。この時延長ウェイト軸のご注文も合わせてお伺いいたしますので、当方からの案内に従いご注文いただければと思います。

 

それから、上記2点同様に大変ご好評いただいている、簡易赤緯軸ユニットについてですが、現在製作中です。従いまして、今回に限り仕上がってからオンラインショップの商品として販売をいたします。ご要望の方はその時に改めてご注文をお願いいたします。

 

それともう一つ重要事項ですが、ポラリエ雲台ベースの次期ロットのご予約についてお知らせいたします。来週末くらいからご予約をお受けするようになります。これまでお問い合わせいただいた方々は、それ以降にオンラインショップより注文再開してからご注文をお願いいたします。再開日程については、数日前にこのブログからお知らせいたします。


また雪景色・・・

2013-02-13 09:55:31 | インポート

Img_5362

今年は良く雪が降ります。例年だとシーズン中にこんな積もり方をする日は2~3回あればいいほうでしたが、今年は既にそれを超えている上にまだ2月初旬です。個人的には雪は好きなほうですが・・・、住人が雪道に慣れていないために、道路にちょっと雪があると40km以下でトロトロ走行になり渋滞を引き起こします。困ったものです。

今日もこれから工場へ行って作業をします。やかましいコンプレッサーとの付き合いも後数日で終わります。今週中に三相200Vの工事が終わり、新たな大型コンプレッサーが入ります。より良い物をつくるのとご近所に迷惑をかけたなくないという思いからの選択です。


個人製作は、ポラリエ関連の製作を一旦休止して現在行っております。数量製作品ばかりやっていたほうが作る側にとっては楽ですが、そればかりやっていると個人製作を一切お受けできなくなります。今月一杯はしばらく試作品や個人製作をやる予定ですので、ご要望があれば今のうちに御知らせください。ただし、既にある程度の製作があるので、お品物によっては来月以降になることもあります。


現在製作中の大型微動マウントが仕上がったら次は念願のトラベルドブソニアン30を製作します。以前に製作した40は正直なところ人様にお勧めできる代物ではありませんでした。今回製作するものは、とりあえず製作コストは度外視して、純粋に自分が海外へ持っていって使いたいものを作ります。当然、軽量化は最優先事項です。自分の目標としては”15kg”という数値があるので、それに近いものを目指すつもりです。ミラー関連だけで既に8kgオーバーありますので、実質その数値以下で他の部分を作る必要がありますが、それほど難しい数値だとは考えていません。


それからお待たせしているポラリエ関連ですが、来週にはアルマイト処理へ入れます。それ以降順次仕上がってお届けできるようになるでしょう。納期が近づいてきましたら随時こちらから御知らせいたしますので、ご注文いただいている方々はご面倒でも定期的にブログをご確認いただき、当方より仕上がり納期の御知らせをしても、”知らなかった、メールを見ていなかった”とおっしゃらないようにご注意ください。


ポラリエがこんなことになりました・・・

2012-11-24 18:26:12 | インポート

Img_4626

ここまでするとポラリエが可愛そうな気がしますが・・・、やってしまいました。これで使うかどうかは別として、新たに試作したパーツを使うとこんな使い方ができます。ただし、こうするために作った訳ではないので、使い方については追々考えていきます。

Img_4614

今回、この2点の試作品を製作しましたが、まだどうやって使うかは具体的には考えておりません。使い方によっては多種多様な用途に役立つものとして作ったことは確かですので、何らかの役にはたつでしょう。ここからさらに発展させて違うものを目指すのか、或いはこのまま使うことを考えていくのか・・・ですが、少し使いながら静かに考えてみようと思います。

Img_4617

これらを構成している部品類はそれぞれ単体でも使うことを考えて加工してあります。左の部品はジョイントになるキューブユニットにいろいろなパーツを取り付けることで、それぞれの用途に変化していくように考えました。以前からこういった使い方ができるシステムカメラ雲台みたいなものを作れないかと考えていたものを形にしてみました。

右側のL型部品は、ある方からのご依頼がきっかけとなって作ってみたものですが、一種のフリーストップの経緯台のようなものです。それぞれの回転軸は50mm程度スライドするように作ってあります。これもまだ何に使うかはこれから考えていきます。

いずれにせよ、販売できるような時がきたらまた御知らせいたします。

Img_4609

八ヶ岳はもう厳冬期に入りました。これからの登山は完全装備と経験者のみが入れる厳しい世界になります。八ヶ岳は懐が深くないので冬でも気軽に上がれそうに見えてしまいますが、一度天候が荒れると別世界になってしまいます。麦草峠もついにクローズされましたので、白駒池へも歩いてしか行けなくなりました。しかし、一度機会があれば真冬に行ってみたいものです。できれば一晩テント泊がいいです。来週時間があれば本年最後の本沢温泉へ行きたいと思っています。

ポラリエ雲台ベース、微動マウントは来週から最終アルマイト処理へ入っていきますので、週末まではかかりますので、その間に行きたいものです。


EOS M+CLS再び・・・

2012-11-07 22:08:04 | インポート

Img_0110s

先ほど庭にて撮影した画像です。組み合わせはいつものポラリエ、ポラリエ雲台ベースEQ、TK-ALZM、EOS M+Astronomik CLSフィルターです。使用レンズはEF35mm/1.2LをF4まで絞ってASA3200で180秒で撮影しています。ノイズリダクションONですのでトータル360秒一枚の撮影にかかります。

Img_0119s

こちらも上と全く同じ条件で撮影しています。丁度家の真上に向けて撮っています。アンドロメダM31とM33がはっきり写っています。CLSフィルターが無ければ、ここまでは写らない被写体です。テスト条件は、先日撮影した時より若干透明度が高く、割合良い空でした。天の川もうっすらと分かる感じでした。それでもノーマル状態では光害でASA3200の180秒など無謀な撮影です。

Img_0116_1s

曇ったような感じで写っていますが、ディフューザーをかけています。夏の大三角なのに、何故か秋終盤でも真上に見えています。時間が早いと夏の星座もまだまだ撮影できます。月の出が夜半前なので、今日は好天に恵まれているので撮影している方は多いはずです。

しかし、庭でお気軽撮影をしているので、機材を持って出て極軸合わせをしてシャッターを切るまでに要する時間は、僅か2~3分です。夕食前にちょっと撮影して直ぐに画像処理ができるのですから、フィルム時代とは隔世の感があります。また光害だらけの周囲でこれだけの星空が撮れるのもCLSフィルター様々です。


ところで、御知らせがありますが、当ショップでのご予約品のご注文をされておられる方々にお願いがあります。商品の納期については、大変流動的で人様によっては早まったり遅くなったりすることがあります。納期が早まったからといって、当方より御知らせをしてもメールなどをチェックされておられない方々がいらっしゃいますが、基本的にはご自身でご注文されている商品に関しては、ブログやメールをこまめにチェックをお願いしたいと思います。

特にポラリエ雲台ベース、微動マウントは、未だにご注文できない方々もおられますので、当方より納品の御知らせをしてもご返答が無いと次の方にその権利を移さざるを得ないことがあります。それぞれご自身のお仕事のご都合等あるかとは存じますが、その商品の性質等をご理解いただき、必要な時にはご返答をお願いいたします。

ちなみに、微動マウント、ポラリエ雲台ベースの加工作業は終盤に入っております。しかし、その後の最終仕上げ行程にさらに時間を要するので、いま少しの間お待ちいただければと思います。この件につきましては随時このブログより御知らせいたします。








PENTAX 60.2-50.8 Zero Length 、φ38-36.4 Adapter

2012-10-22 18:00:05 | インポート

Img_4179

いつも製作してご好評いただいている「光路長ゼロアダプター」ですが、今回もご注文があり数点製作しました。海外の知人からも依頼があったので少し余分に作りました。ペンタックスの鏡筒はちょっと特殊ですので、他社製品の2インチミラーなどは適合しませんが、このゼロアダプターがあれば一部使えるようになるでしょう。ご購入前に、お持ちの2インチミラーをφ60.2スリーブ端に差し込んで合焦位置が外側にあるような場合にはこのゼロアダプターが使えます。それより内側に入り込まないと合焦しない場合には、役立ちません。

その場合、当方で何度か特注製作している接眼体そのものを変える改造加工が必要となります。ご要望があればもちろんお受けいたします。これによりBORGのヘリコイドなどが使えるようになります。過去の記事をご参照ください。

Img_4180

2インチ延長筒が根元まで挿入されています。通常はネジで締め付ける部分が外に飛び出しており、その部分だけで光路長が奪われます。持っていれば確実に役立つアイテムです。今なら数点のみ即納です。ご注文は「テレスコ工作工房のオンラインショップ」よりご注文ください。

Img_4183

こちらは、φ38-M36.4に変換するアダプターです。ご要望により製作しました。それほど需要のないアダプターだと思いますが、ご依頼される方にとっては必要なものなのでしょう。

Img_4184_3

ご要望があればいつでもお作りいたしますが、既製品ではありませんので格安という訳にはいきません。こんな小さなものでも特注製作の1点ものです。ネジ切り作業もありますので、それなりのお値段にはなります。既製品で代用できるならそのほうがいいでしょう。


戻ってきました!

2012-07-25 04:35:43 | インポート

Img_3032

昨日、無事に成田空港へ戻ってきました。超満席状態で、ボーディング等のトラブルにより予定より2時間近く遅れて出発しました。空港へ到着してからいつものように通関作業をして遅い時間にホテルに入りました。今回は荷物のほとんどを現地から送ってもらいましたので、少しは楽でした。午前4時過ぎですが、これから家に4時間ほどかけて戻ります。大変ご不便をかけて申し訳ございませんが、戻りましてからご連絡等をいたします。

ご依頼いただいている加工製作品のほとんどが出来上がっております。帰宅してから確認をしてアルマイト処理などをしてお届いたします。その前に個別にご連絡をさせていただきます。今少しお待ちください。

Img_3031

ところで、画像のことですが・・・、見れば想像はつくと思います。米国のホームセンター「Home Depot」です。その規模たるや、港湾の巨大倉庫といった感じで、航空機も楽に入るほどの巨大ホームセンターです。今回、探し物や買い物があったので何度か立ち寄りました。日本では見つけるのが困難なインチサイズのネジなども見つかります。また電動工具類も物凄い品ぞろえで、価格も相当安いです。カットソーとパワードライバーとバッテリーのセットで5000円ほどで買えます。日本ではありえないお値段です。今回はここで大型のカットソーを購入しました。家を修復するのに使用するために使用するものです。

Img_3037

日本のホームセンターには売っていないだろう、こんなものまで売っています。

Img_3038

また、こんなものも売っています。ここでは家を一軒建てるのに必要な材料や部品、工具からネジ一本まで、何でも売っています。米国では家を建てたり、直したりするのはごく普通のことなんでしょう。しかし、見ていてまったく飽きないです。こういう場所は天文とは無関係と思われるかもしれませんが、意外と面白い部品などが売っているので、大型のドブソニアンを製作するのに使えそうな部品も見つかります。部品を見て良いアイディアが浮かんだりすることがあるので、こういうところはじっくり見るようにしています。

まぁ、何とか戻ってきましたので、2~3日は時差ボケと戦いながら、皆様への対応を迅速に行って参ります。今回もご理解いただきまして、お休みさせていただきましたこと、この場にて御礼申し上げます。今後ともよろしくお願いいたします。


ユニークな形状のドブソニアン

2012-07-21 12:29:38 | インポート

12_5pb

今月号のSky & Telescope誌に掲載されていたものですが、大変ユニークな形状です。私が考えている軽量のトラベルドブ12とは全然違っていますが、組み立てが簡単で操作もしやすそうなデザインです。

Mag 1 Instrumentsという会社の製品です。4月のNEAFにも出展されていたようですが、現物を見たことがありません。HPを見ても、今一つアクティブな感じがしないので、それほど売れていないのかもしれません。たぶん価格が問題なのでしょう。価格の表示がありませんが、架台部のボールに製作費の多くが費やされている感じですので、結構なお値段だと思います。その割には重量があるので、トラベル使用には適さないでしょう。

軽量で使いやすいトラベルドブを作るには、やはり架台部分のデザインが重要かと思います。微動マウントの製作が終わったら、トラベルドブにとりかかります。あれからかなり時間が経っており、その間にいろいろなアイディアが湧いてきています。このために去年から用意してある30cmミラーがしびれを切らしています。そろそろそれを形にするときです。