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おやじねこのテレスコ日記

ー八ヶ岳の登山口に住んでいる、テレスコ工作工房の店長のおやじねこが日々の出来事などをタイムリーに伝えています

星フェスの状況について

2022-07-22 16:41:52 | 八ヶ岳 星と自然のフェスタ in こうみ
2022年の「八ヶ岳 星と自然のフェスタ in こうみ」の開催まで4ヶ月を切りましたが、今週早々に出展案内を一斉に送りまして、今現在は「スカイバード」さん、「Seeds Box」さん、「五藤テレスコープ」さんの出展申し込みを受けています。まだ締め切りまで時間があるので、徐々に増えてきて最終的には去年並みにはなるとは考えています。出展社さんによる無料講座も合わせて申し込みがあります。今年も無料講座を含めると去年並み豪華な講座と講師陣になるでしょう。屋外でも星空教室や自然についての教室が色々と用意しています。

ただ一つ心配材料があるとすれば、それは「コロナ」です。今日の時点で東京が35,000人を超えており、長野県でも1,500人を超える状況です。状況としては去年より遥かに悪い状況になっているので、今後の動向を注視しつつ星フェスの開催についての議論を行っていく事になるでしょう。問題はそのピークがどこになるかですが、何とか8月中にそれが来てその後は収まってくる傾向が見られれば、何とか開催できるだろうと考えています。ただそれにしても、感染対策だけはしっかりやる必要は去年同様にあります。県側からもある程度の人数が見込まれるイベントについては、感染対策についての書類を提出するように言われるだろうと見ています。

それで一つお断りというかお願いがあります。これは参加者さんの方々にですが、会場となっている「小海リエックスホテル」の宿泊についてですが、現在のところ11月12日土曜日の宿泊については一般枠が満室となっています。11日はまだ空いているそうですが、その事でホテル側に苦情を言われる方がいらっしゃるようで、ホテル側も対応に困っているそうです。その理由としては、「出展社だけを特別扱いしているのは何故か?」というような事だそうです。出展社さんを特別扱いというか一般参加のお客様より大事だとか特別にするとかいう事はありません。参加者さんはもちろん大事な事は当然なのですが、出展社さんらはテントブースに機材を置いていたり移動したりその都度される必要があり、宿泊施設が離れているとその管理がとても大変な事から必要に応じて出展社さんの方々にはホテルを極力利用してもらうように配慮しています。この中には講座を受け持ってくれる講師の先生なども含まれております。

例えば、数年前に出展していた胎内星まつりは、泊まっていたホテルが車で30分以上かかる市内のビジネスホテルだったので、その日の出展が終わったらとりあえず片付けて車に積んでホテルまで持って行ってました。その労力もハンパありません。原村はまだ周辺にペンションがあるので、そこを利用されている業者さんも多かったはずです。胎内ではその一件だけのビジネスホテルしか無いので、出展社さんは皆さんそこを利用していたようです。それがもし会場内に泊まれるなら出展社さんにとっては相当楽なはずです。ですから、最初にこのイベントを立ち上げた時には「小海リエックスホテル」があった事がイベント会場としては最低限必要な条件でした。それを満足してくれるのが今の会場です。

まだ現状では11日の宿泊は空いているので、特に「古スコ懇親会」へ参加してお酒を飲まれる方はぜひ11日にホテルへお泊りください。お酒を飲まない方は車で30分程度の場所にビジネスホテルや野辺山のリゾートホテルもありますので、宿泊場所については、松原湖の民宿もありますし、人数の多いグループなどでは「小海開発公社」が管理している貸別荘もあります。人数が多いと一人当たりの費用が抑えられるのでとてもお得です。近くには「八峰の湯」という温泉施設もあり食事もできます。別荘から会場までは車で2-3分ですし、健脚な方は歩いてもいいでしょう。

という事ですので、とりあえず公式HPが仕上がるまでは私のブログから星フェスの情報を常時流していきますので、時折チェックしてください。



明日はまた宇宙観測車によるスターウォッチングが小海リエックスホテルであります。今のところ満席ですが、後は天候が良かったら2回に分けて行う予定です。
今日は、20cmクーデ式屈折望遠鏡にHα太陽望遠鏡用のSolar Max90を2個取り付けてダブルスタック仕様で太陽面を見てもらうように、接眼部の新たな部品を作りましたので、取り付けてみました。接眼部にはBF30のブロッキングフィルターを入れてありますが、これでペンタックスXW40mmの2インチアイピースで太陽面を見る事ができます。去年はBF15を使っていたので、太陽面が全て見えずに部分的に見てもらっていました。もちろん星フェスの会場での話ですが、今年はこのXW40mmでHα太陽像を見てもらうので、子供さんらにも好評だと思います。一般的なHα太陽望遠鏡のブロッキングフィルターは、どれも31.7mmのアメリカンサイズなので、2インチ40mmでは見る事はありません。しかし2インチで今後は見られるので迫力も違うでしょう。ぜひ会場で見ていただきたいと思います。


今年の星フェスは盛り上がります! . . .もちろん開催します!

2022-07-14 17:44:50 | 八ヶ岳 星と自然のフェスタ in こうみ


今年の「八ヶ岳 星と自然のフェスタ2022」の開催まで4ヶ月ほどになりました。昨日は、第二回目の実行委員会の会議が小海町役場で行われましたが、当初色々と揉めていた星フェスの本年開催ですが、ここに来て小海町役場側が大きく協力してくれる事になりました。特に運営費用の多くを町で補助してくれる事になりましたので、これまでもブログに書いたように、缶バッチの有料化などは無くなって、これまで通りに無料で参加者に配布する事ができるようになりました。

ただ、講習会のワンコイン入場料については、一部の講師については、いただくようになるかと考えておりますが、もしかしたらそれも無くなって従来通りに無料となるかもしれません。また当初テント設営についても、出展社の方々にそれぞれテントを立てていただこうと考えておりましたが、それも実行委員会のメンバーやボランティアの方々で何とか準備ができるようになります。

実は、今年から星フェスの実行委員のほとんどが民間の方々で構成されておりまして、町の会社経営者や町会議員、元郵便局長など小海町に長年貢献されてきた有志の方々ばかりです。ですから会議の場では時に厳しい意見を言われますが、その言葉には重みがあるので、一人一人が真剣に考えてくれます。これまでも良かった時はありましたが、星フェスも5回目にしてようやく充実したメンバーで運営できるようになってきました。

去年までは行政主導で費用も全て出ておりましたので、ややそれに甘えていた部分もありましたが、今年からは民間主導になって自由にできるようにもなりましたが、やはり理想としては官民一体で小海町最大のイベントを盛り上げていく事が大切であると感じています。

最後に、去年と比較してイベントプログラムも多くなりつつあり、また子供さんが家族で楽しめるプログラムも増やしていきますので、内容的にはこれまでの星フェスよりさらに充実したものになる予定です。ですから、今年の開催をぜひ楽しみにお待ちください。来月中にはチラシ作りも始まるので、具体的なイベント内容も公開していきます。

八ヶ岳 星と自然のフェスタ公式HPを作っています

2022-07-09 18:11:43 | 八ヶ岳 星と自然のフェスタ in こうみ


今年の星フェスまで後5ヶ月ほどですが、去年までダメダメでさっぱり情報の伝わらない公式HPを新たに作っています。これまではデザイン重視で内容の伴わないHPを外部のイベントHPなど作った事も無い人間に作ってもらっていたので、去年はイベント1週間前くらいにやっと仕上がっていました。とにかくそれがお粗末過ぎて集客には全く繋がらなかったので、特に地元の人たちに星フェスを正しく知ってもらえずに、あれだけの規模でありながらその内容に見合わない参加者数だったと考えています。

お役所仕事と言えばそれまでですが、未だに担当者はその過ちに気がついておらず、観光課のTwitterもほとんど機能せずに未だに去年の星フェスで停止状態です。人口わずか4500人の町にどうやって人を呼ぶかを全く理解しておらず、SNSの情報発信力を全く使っていないで、今だに紙物の印刷物に頼って情報を発信しているような始末です。

まぁ、くだらない事をウダウダと言っていても何も始まらないので、今年からは私が業務の一環として公式HPを作っています。これまでできなかった、すべきだった「出展社、出店者」の紹介やどんな掘り出し物を販売してくれるのか、どんな趣向を凝らした出展をしてくれるのか、クラフト作家さんの紹介、それぞれのプログラムの内容や講習会の紹介など、できる限り多くの方々に星フェスを知ってもらえるように全て作り変えて新たなものに仕上げていきます。もちろん私の宇宙観測車「ドリームスター号」についてもしっかり情報を載せます。

新たに利用しているHPは、有料で独自ドメインも取得していますので、年間の費用がちょっとかかりますが、良くある無料のサービスでは今後の星フェスの規模を考えるとそぐわないので、費用をかけても良いものを作っていきたいと考えてその決断をしました。私自身も素人の域を出ていない人間ですが、多少なりともDTPの知識と経験があるので、それを最大限度活かして着々と作業をやっていきます。



ところで、今日の早朝にお客さんからメールで「大きなフレアー爆発があるよ」と教えてくれましたので、それからちょっと時間が経ちましたが、撮影してみました。ワンショットですが、いたるところに白いフレアー現象が出ていて、太陽活動が活発である事を示しています。これからは太陽望遠鏡が面白いです。使っていない太陽望遠鏡があれば引っ張り出してきてぜひ唯一近づける恒星の太陽を見てください。劣化したPSTなどがあれば当店へ預けてください。新品状態に戻してからお返し致します。



新たな名刺を作りました。考えてみたら小海町へ越してきてから名刺を一度も作っておりませんでした。住所も古い住所のままだったので、さすがにまずいと思って新たに作りました。この名刺は店用ですが、もう一枚アストロカー用も作っています。ここ最近やたらと外部の人と名刺交換をする機会が増えた事がその発端となったのですが、ちょうど良い機会だったので当店のオリジナルキャラの「おやじねこ」も少し修正して作り直しました。

ところでもう一つ別話題ですが、昨日の安倍元首相の殺傷事件には驚きました。ニュース動画を見て感じたのですが、周りにいたSPがほとんど安倍元首相さんを守る行動をしていなかったのが驚きました。2発撃たれた間に少し時間があったのですが、アメリカなどでは大統領警護のSPなら間髪を入れず身を呈して大統領を守りますが、昨日のは警護の人間が前しか向いておらず、後ろを全くガードしていませんでした。今回の事件は悲惨極まりなく、日本で最も長く総理大臣を務めた人間を守りきれなかったのは、国際社会に対する日本のお粗末な部分を露呈させてしまったのだと思います。今後は要人警護の在り方が大きく変わっていくでしょう。とにかく、亡くなった安倍元首相には心よりご冥福をお祈り致します。

Sky-Watcher STARQUEST 80を電視観望に . . .

2022-07-05 07:45:06 | 八ヶ岳 星と自然のフェスタ in こうみ


先日、仕入れたスカイウォッチャーの80mm鏡筒ですが、コンパクトでありながら眼視でのイメージも中々優れた非常にコストパフォーマンスの優れたミニ望遠鏡です。これに目をつけたのは、電視観望に使えるのではないか、意外と最適ではないかとの事でお試しで仕入れました。まだ実使用は電視観望ではしておりませんが、現在使っているSVBONYの60mmガイドスコープより口径が20mm大きくて焦点距離も倍の400mmなので、月や惑星の電視観望に使えないかと考えています。



それでこの80mmをどうやって使うかですが、アストロカーの20cmクーデ式望遠鏡に装着するつもりですが、オリジナルのままでは20cmクーデ式に対してのアライメント調整ができないので、こんな感じで分解しました。それぞれの重量を測ってみたら、驚く事に鏡筒が700g、接眼部が500gしかありません。必要なのは鏡筒なのですが、鏡筒に一般的なガイド望遠鏡の支持脚を取り付けてファインダーの様に微調整ができるようにホルダーを2本製作します。接眼部もBORGのヘリコイド仕様にしようと考えていますが、オリジナルのラックピニオンが予想より軽かったので、このまま使うか悩んでいます。仮に新たな接眼部を製作しても、500gより軽くなるとは思いますが、大して変わらなければそのまま使った方が良さそうです。

2本のホルダーについては、既製品であればそれを使った方がいいかもしれませんが、無駄に大きいのは重量を増やすばかりなので、ここは新たに製作しようと思っています。

最終的にはアストロカーに取り付けて、この80mmにもZWOカメラを装着しておいて、現行の60mmにも取り付けてあるので、両方のカメラをASIAIRの切り替えで星雲から月惑星の電視観望ができるようにするつもりです。これが完成して機能すれば、アストロカーの改造改良はほぼ終了です。ただし、まだ細かい部分で観測室内のリフォームも必要なので、それは追い追いやっていきます。

ところで、Sky-Watcher STARQUEST 80は当店に在庫がありますので、同じく電視観望で使いたい方は、鏡筒ホルダーも含めてご相談ください。

ハイスピードシュミットカメラ RASA 8" /f2.0を譲ります!

2022-07-01 12:33:50 | 八ヶ岳 星と自然のフェスタ in こうみ


当店に2本ある「セレストロン RASA 8" /2.0鏡筒」の1本を処分しますので、欲しい方がおられたらお店へお越しください。発送はしませんので、お引き取り限定です。何年か前に個人用として海外から輸入したものですが、最初の頃に使っただけで後はお店に展示してただけですので、全体に綺麗です。元箱は処分してしまったのでありませんが、付属品類はあります。お値段はこれから考えますが、現在の新品価格よりかなりお安くします。これから夏の星雲星団撮影シーズンには最強のハイスピード写真鏡筒です。デジカメで30秒でほとんどの天体が撮れてしまうので、オートガイドも不要です。また電視観望用としても驚きの映像が撮れるのでお勧めです。

搭載には幅広のセレストロンCGE規格のアリガタベースが必要です。ビクセンタイプでは乗せられないので、ご注意ください。ご来店できる方はまずはメールにてお問い合わせください。最後に当然ですが、並行輸入品ですので、ビクセン販売品ではありませんのでお気をつけください。