未唯への手紙
未唯への手紙
未唯宇宙4.1
4.1 政治形態.
・歴史への関心は、国民国家のドイツにナチが成立した理由が知りたかった。国民の総意を反映したものだった。全体主義は民族と国民国家のジレンマからの究極な姿です。民主主義は、グローバル化で集中と格差を生み、地域を圧迫している。ローカルの反発からテロを生むと同時に、ローカルへの支援も出てきている。
・民主主義という名の政治形態
・なぜ、「民主主義」なのか
・政治形態はキッカケ
・このままでいくとクレームになる
・国民国家の内容は全体主義と共産主義
・政治形態は歴史に関係
1 全体主義の起原
・60,70歳で歴史学を習得するための準備をしてきた。戦間期から分析を始めた。世界は民主主義が共産主義化になることを阻むカタチで、全体主義になった。国民国家は沈黙の螺旋に陥った。個人発想でも時代が合えば、全体を支配するのが可能な時代になった。
・沈黙の螺旋は繰り返す
1-1 何を求めたのか
・歴史に偶然は存在しないから、ドイツにナチが生まれたことにも意味があり、私がそれに関心を持ったことに意味がある。ドイツではナチ成立をどう認識されているのか。個人の狂気が集団に伝わることの恐さなどを分析します。歴史という軸を得た。
1-1.1 あのドイツがなぜ
・アーレント『全体主義の起原』を偶々見つけた
・歴史への認識は戦間期から
・ドイツ史《第三帝国》
・岩波の「世界歴史」への思い
1-1.2 民主主義の進化形
・ヴァイマル共和国はなぜ崩壊したか
・侮っているうちに大きなものになっている
・トランプは泡沫候補ではない
・ナチ・ドイツの失業対策のからくり
・ヒトラーの超人--ハイデガー
・ヒトラーの歴史認識
・ナチがなぜ、政権を取れたのか
1-1.3 平等を求めた
・ユダヤ人問題
・怒るから発すること
・ファシズムに向かっている
・ナチス政権下の政治と社会
・ヒットラーは自分の中に世界を入れ込んでいた
1-1.4 歴史に求める
・不安な時代
・全体主義での自由な言論
・問題は全体主義なのか
・『全体主義の起原』成り立ちと構造
・政治形態 全体主義
1-2 合法的に掠奪
・ドイツワイマールはナチに合法的に略奪された。ナチは、全国家権力を掌握した後、州の政治警察を親衛隊に直属させ、国民を支配した。多くの国民はナチを選んだ。それ以外は沈黙の螺旋で囲まれた。全権委任法でユダヤ民族を圧迫して、破滅した。
1-2.1 自主的に選択
・民主主義は容易に全体主義に陥る
・ナチスのレーベンスラウム(生活圏)
・「清潔なる帝国」はナチ時代から
・ナチスの社会福祉政策
1-2.2 国家権力を掌握
・1936年9月8~14日 ドイツ、第三帝国 ナチス党大会
・全体主義と国家権力
・全体主義の国家支配--秘密警察と強制収容所
・ヒットラーはプロを優遇した
・ヒンデンブルクの大統領選出
1-2.3 衆愚政治に移行
・なぜヴァイマール憲法からナチスが誕生したのか
・民主主義の幻想の破壊
・選挙による民主主義も信用しない
・「無駄なくせ闘争」の十ヵ条
・トランプの意見
・廃墟の零年「二度と再び!」
・ドイツのリトアニア占領時代のユダヤ人の状況
・ナチへの抵抗
1-2.4 地方を中央に直属
・社会の原則
・現代における三つの領域
・ラジオによる台所の統制
・ナチの中央集権化
・類と生命
1-3 全体を支配
・時代の影響を受けるのは個人です。それがグループに伝播する。預言者とアジテーターにより、グループの範囲が拡大する。Think Locally, Act Globallyは世界を破滅させる。世間に流されることは楽であり、抜け出すのは苦痛である。それで本質を見誤る。
1-3.1 個人が時代を反映
・欅に対して感じた違和感
・二一世紀型全体主義
・サルトル ヒトラーという衝撃
・決断主義・・・ひとりの指導者が決断する
・選民思想
1-3.2 世の中の不満
・ヒトラーの「反省」
・格差の問題と全体主義
・若者の革命という側面
1-3.3 全体を動かす
・国民国家の瓦解と全体主義の台頭
・「世界征服」は可能か?
・「支配」とは何か?
・Think Locally、Act Globallyの世界の分析
・アウシュヴィッツヘの道
1-3.4 預言者には見える
・アーレント
・チャーチルには見えたものが、他の者たちには見えなかった
・知識人と社会主義 ハイエク
・トロッキーから見たヒットラー
・行動主義・・・ドイツ民族は優秀だ!
1-4 沈黙の螺旋
・最初は小さなこと、自分には関係ないこととして黙ってしまうと、次には、それを根拠にして、黙るように強制される。根底には、人間は他者から孤立することを避けたいという、孤立への恐怖を持つとともに、周囲を観察しコミュニティの意見動向を直観的に把握する傾向がある。
・沈黙の螺旋理論
・沈黙の螺旋理論への批判
1-4.1 小さなことを承認
・ハンナ・アーレント「悪の凡庸さ」
・書籍の灰からは、民主主義と自由を希求する精神が蘇った
・エヴィアン会議
・黙っていてはいけない
1-4.2 孤立を恐れる心
・「大衆」の誕生
・全体主義の解説はアレント採用
・「あえて空気を読まない」人の大切さ
・全体主義と指導者原理
・「エーデルワイス海賊団」の夢
・ナチ党創立の演説
・孤独な群衆
1-4.3 黙るように強制
・ベーベル広場での焚書風景
・数学の終焉
・なにが多数派の意見なのか
・「生の無意味さ」を核として渦巻く暴風
・ノエル=ノイマンが提起した「沈黙の螺旋」仮説
・問題を提起することが困難な武器を作る社会の仕組み
・劣勢になりつつあると感じると、沈黙を守る
1-4.4 他者を迫害
・戦間期のドイツ人の変貌
・ハンナ・アーレントの義
・絶滅政策の記憶
・「空気を読め」という圧力
・ナチズムの教育学
・「図書館戦争」で「沈黙の螺旋」という言葉が湧き上がった
・全体主義という危機 ハンナ・アーレント
・「ユダヤ人」の定義
・「複数のホロコースト」-西欧
・ホロコーストと哲学
・民主主義の危機
2 共産主義の支配
・民主主義の究極な姿として、共産主義が出てきた。困窮に中から、ロシアに共産主義が生まれ、独裁者に横取りされた。地方分権の中国は中央集権化の手段として、全国民を支配する共産主義が生まれた。GNP的な政治体制で中間層を引き付け、中華思想の元で発展してきた。
・全体主義はわかりやすい
2-1 共産主義革命
・ロシア革命がなぜ、成功したのか。レーニンの思想は徹底していた。それをカタチにしたのがトロッキー。スターリンは大祖国戦争で挙国一致で救われた。ウクライナでの暴虐は救われない。共産主義というTLAGが、文化レベルの低い所から始まり、指導者が組織を乗っ取るというところまでいく
2-1.1 マルクス資本論
・先を読んだ革命の実施
・限りなく豊作の四八年
・マルクス「資本論」
・マルクス政治思想の意義
・マルクスの政治思想を取り出す困難さ
・アタリのマルクス観
・プロレタリアートの登場
・ボリシェヴィキ革命…楽観的な見方
・マルクスの資本論
2-1.2 レーニン思想
・『国家と革命』
・ローザ・ルクセンブルク
・ペテログラードに降り立つレーニン
・主と従を逆転させる
・ロシア革命の欠点
・レーニンは野望を実現したマルクス
・全体主義は今後の歴史にも影響
2-1.3 トロッキーが具現化
・ボリシェヴィキの秩序構想
・ロシア革命での存在の力
・トロッキーから見たスターリン
2-1.4 スターリンが組織化
・スターリンの自己欺瞞
・ロシアの「白兎の手法」
・自分たちの未来を信頼しているロシア
・スターリンに踊らされたルーズベルト
・ブレジネフの愚行 バム(BAM)鉄道
・スターリングラード攻防戦
・スターリンの粛清
・なぜスターリンは勝利したのか
・ポーランド侵攻とスターリン
・レニングラード市民の戦争
・大テロル・・・こんな所までもターゲット
・独ソ戦による損失
2-2 カリスマ支配
・毛沢東は共産思想の元で、農民を支配することで、初めて、中国全体を巻き込んだ。広大な国を守るには、強大な権力が必要である。中国大陸は水の供給に悩んできた。中華思想は土地が生んだ。大躍進と文化大革命で多大な犠牲を払った。
2-2.1 農民を支配
・大飢饉対策を立案する中央工作会議
・「三年自然災害」という責任転嫁
・毛沢東路線を継承している村
・鄧小平の方向・・・周恩来の後任
2-2.2 全体を支配
・鄧小平 毛沢東後の中国を改革した指導者
・国民革命軍に勝利する
・人民のための軍隊
・毛沢東の擾頭
・文革の終焉と「改革開放」政策
・抗日戦争が中国にもたらしたもの
・Local meets Globalの始まり
・内戦下の中国
2-2.3 中央集権国家
・中華ソビエト共和国
・治水による強大な権力
・中国は国民国家ではなく文明国家
・文化大革命
2-2.4 多大な犠牲者
・文革とは何か、何が文革で、何が違うのか
・現在と文革--ルールなき後継者決定の悲劇
・毛沢東の長い死 周恩来と鄧小平
・大躍進--国民の半数が死のうとも
・朝鮮戦争をしゃぶりつくす
・朝鮮戦争を始めた理由
・文化大革命と中ソ対立:中越関係のきしみ
・中国の農民の悲劇
・文化大革命
・毛沢東の蜂起
・毛沢東主義の復活
2-3 共産党政策
・中国共産党は、MBA的な感覚で国民を支配しているが、社会保障をている。中国の世紀を実現する3つの関門がある。経済力、軍事力。そして中華思想である。魅力的な物語のために数千万人が犠牲になってきた。アフリカの評判の悪い国へも食い込んでいる。ソーシャルネットで国民の意識が課題です。
2-3.1 国を経営
・中国共産党は経営者
・マルクスが夢見た「共産主義社会」
・中国共産党 三つの大規模性と四つの断層性
・多元社会と一党体制のせめぎ合い
・政治中心の「革命路線」から経済重視の「改革開放路線」へ
・資本主義のための社会主義
・資本主義 vs.民主主義
・中国の経済と政治
・中国の未来
・中国の夢
・中国の問題 法の支配や説明責任がない
・中国共産党の現実と、そのアキレス腱
・毛沢東主義へのこだわり
2-3.2 地方主権の経済
・2020年の中国は緊迫した状態になる
・アナロジーとしての共産主義
・インターネット、「微博」の力
・中国インパクト
・中国の対米戦略
・中国はGGがベース
・網民たちの歴史観--日本は「敵」にあらず
2-3.3 人権弾圧
・グローバル大国としての中国
・中国の「スーダン問題」の問題点
・中国のダルフールにおける人権弾圧
2-3.4 ネット革命
・共産党の生き残り戦略
・中華人民共和国憲法の内容
・天安門事件の意義
・鄧小平、後継者たちに残された課題
2-4 人民支配
・都市部の3億人と同様な生活を農村部の10億人が達成することはできない。消費中心で、人の供給源になっている。鄧小平が経済成長路線をとり、GNP向上で中間層をつなぎとめた。快適を求める市民階層は格差を問題視している。また、他民族支配は限界にきている。
2-4.1 人民を層別支配
・現代中国講義 引き締めを強める習近平政権
・「改革派」温家宝への抵抗
・中国の都市部への移動
・二回にわたる大きな区画改編
2-4.2 GNPで繋ぎ止め
・中国バブル崩壊が世界を揺るがす
・雇用を生み出せなくなった国
・中国 農村の変容
・中国の拡大する格差
・中国は覇権国化か分裂化の両極端のシナリオ
・中国は分解するはず
・鄧小平 天安門の悲劇
2-4.3 快適を求める市民
・中国農民にとってのユニクロ
・中国版ツイッターの「限定版民主化」
・新公民運動の弾圧と強まる統制
・大衆路線教育実践活動の展開とその成果
・「香港人」という共同体
・地方分権
・中国が分裂すれば、朝鮮統一
・中国の婚姻
・中国への競争原理
2-4.4 中国の行く末
・中国の台頭と欧米主導の国際秩序のゆくえ
・後進国のままの中国が主導する世界は闇だ
・新公民運動の弾圧と強まる統制
・キッシンジャー回顧録に見る、現代中国の歴史
・中国たらしめる八つの特色
・中国共産党 国家が管理する経済に市場原理を速やかに導入する
・中国共産党は世界最大のMBA
・鄧小平の改革開放
3 民主主義の挫折
・国民国家から市民主体国家に向かいます。存在の力をつなげるのがソーシャルです。「公共」図書館のようなものがグローバルからの支援を可能にします。共和制もソーシャルネットで変革し、平和な世界を求めます。座標軸の決まった国民から自由な市民の集まりを信じます。
・民主主義から始まる歴史
3-1 共有意識
・アメリカの公共図書館は税金ではなく、中間層のソーシャル組織とボランティアで成り立っている。地域の生涯学習・移民への教育などをまとめている。グローバル突破の芽です。米国は、強力なグローバルに対して、ローカルに根付いたボランティアが育っている。
3-1.1 公共図書館
・科学が宗教になる 公共
・ヨーロッパとアメリカさまざまな差異
3-1.2 ソーシャル組織
・オバマとグリーン・ニューディール
3-1.3 移民教育
・アメリカの政治でのローカルとグローバル
3-1.4 勝ち取った自由
・平等という問題の新しい局面での疑問
・歴史はあまりにも膨大です
・歴史は見えない。時間軸というのは恐い
3-2 情報共有
・戦争がない世界を作るためには、ローカルを強くしないといけません。ローカル発想の意味はそこにある。国と市民の間にコミュニティを作り、国と市民の双方向に連携する。コミュニティ集合なら戦争はない。そのうえで、グローバルを介して、接続する。
3-2.1 コミュニケーション
・コミュニティの存在は歴史なのか
・ヒットラーの個人の思考と全体の行動の関係
3-2.2 市民をつなぐ
3-2.3 戦争がない世界
・『介入のとき』
・アメリカが盛んに戦争を行なうわけ
・戦争のもたらす悪
・戦争は人間が受け継いできた呪い
3-2.4 グローバルに接続
3-3 アラブの春
・9.11でアメリカは思考停止に入った。イスラムと向かい合っていく方法が分からない。ジハードからは何も生まないのは確かです。市民が、ソーシャルツール(情報共有)でコラボすることで、共和制に対抗できた。エジプト革命で新しい民主主義の可能性が生まれた。
3-3.1 ウンマ共同体
・石油の富は民主主義を阻害するのか?
・日本-ギリシャ-レバノンをつなぐ
・エジプトの早すぎた明治維新
・十字軍 東征
・アメリカの干渉をなくす
・グローバルでの歴史の変節点
3-3.2 ソーシャルツール
・SNSは独裁国家を倒して「民主主義」を実現できるのか?
・アラブの春とデジタルメディア
・それは「原因なのか」と「結果なのか」
・人類は、なぜ街を作ったのか。破壊するためなのか
3-3.3 市民が分化
・アラブの目覚めと中東の未来
・二〇一一年政変の意義
・エジプトの直接民主主義
・トルコのEU加盟という変節点
・生活パターンの戒律
3-3.4 統合できず
・バーレーンにおける「アラブの春」の攻防
・絶望の次の中東へ 歴代政権が落ち続ける穴
・独裁と「アラブの春」の幸福 オバマ大統領の矛盾
・情報による不安定性と政治--アラブの春
・「アラブの春」から「新しい中世」・
・アラブの冬:各国の現状
・アラブの革命
・21世紀のイスラーム革命
・アラブ革命の混沌--SNSは世界を変えたのか?
・「イスラム国」第三の道はあるか?
・チュニジア 予測されざるものの前兆
・「アラブの春」の次
・「軍は沈黙しない」
・エジプト革命の推移
・エジプト型民主主義
・宗教が市民主体の前面に立てるか
3-4 賞味期限
・現在の民主主義は賞味期限切れです。リーダーシップを否定する国民主権から市民主体に切り替えていく。政治コミュニケーションも中途半端。人間は偶然にさまざまな政治形態を生み出した。理念から作られた政治形態を作り出していく。
3-4.1 中央集権の限界
・民主主義のさらなる問題点とその解決策
・民主主義の内なる敵
・民主主義は中途半端
・意思決定と民主主義
3-4.2 直接民主制
・歴史のキーワード
・組織はつぶれていく
3-4.3 多様な形態
・自由主義と共産主義の対立
・18歳からの民主主義
・君主制と民主制、君主制と共和制、民主制と独裁制
・古代ギリシャにおける民主主義
・中東の「民主主義」・・・どんなカタチになっていくか
3-4.4 資本主義と不適合
・「民主主義」の問題点
・政治コミュニケーションを理解する
4 向かう先はどこ
・歴史の流れには法則があり、さまざまな見解がある。ローカルとグローバルの関係で見ている。ローカルで争い、幸せのために国が生まれた。国民国家は国民を集約し、富を分配することで成り立つ。国と国民の間にグループができ、環境のような地球規模の課題に対応する。
・国民国家の限界要因
4-1 自由への欲求
・民族はローカルに基盤を持っている。それぞれの国がローカルで生活し、そこで争ってきた。西ヨーロッパは民族で国ができた。国民国家で、国単位で自由を保証してきた。20世紀になって、国を超えてきた。ローカル・グローバルにThinkとActを加えると循環が想定できる。ある面では戦争と平和の繰り返しの歴史です。
4-1.1 アテナイの自由
・自由とは何か?
・ヘレニズム時代から古代ローマヘ
・東インド会社とアジア
4-1.2 地域の争い
・フィリピン アメリカ植民地期
・ドイツの士気とその動揺
・フランスの士気とその動揺
・戦いは万物の父
4-1.3 民族がまとまる
・カザフスタン 独立後の民族問題
・アメリカの2階層
・バルト三国の歴史
・国家とは
・国家の形態
・民族と国民国家
4-1.4 国家で保障
・自由とは何かな
・バルト三国の歴史 ロシアとの関係
・宗教対立のダイナミズム
4-2 中央集権
・社会は、グローバルとローカルで循環している。社会改革を循環で位置づけると、作るはテクノロジー、売るは統治手段、使うは市場機能になり、聞くはクリエーターとなる。モノつくり中心=グローバルで循環してきた。消費者と生産者の世界から、生活者主体の世界に変わっていく。
4-2.1 権力を集中
・中央に重きをおく中央集権化史
・アタリの超帝国の出現
・二〇一二年を境に文明はシフトする
4-2.2 フランス革命
・五つの歴史的な力
・人類の暴力性 六つの傾向、五つの内なる悪魔
・フランス革命 長い一九世紀
・フランス革命から民主主義
・自由民主主義の将来に関する問題 国家の弱さ
4-2.3 自由とは何か
・自由とは何か
・近代的な主権国民国家の誕生
・自由から国民国家
4-2.4 ハイアラキー
・ブラッセルはEU
・国際社会の拡大の傷跡 南スーダン
4-3 公平な分配
・ジンメルの社会分化論の個人と社会との関係から、その間にグループが加わってくる。グループが社会の動静を左右する。組織を分化させることで、自由が保障される。ローカルがどう動くのか? それを誰が、どういう意図で仕掛けるのか。国の役割を見直し、歴史に新しい分野を出す。
4-3.1 ナショナリズム
・ドイツのルール至上主義
・ナショナリズムと近代国民国家
・宗教と民族と共産主義
・ナショナリズム
4-3.2 ジンメルの分化論
・ジンメルの社会分化論
4-3.3 グループの動静
・東欧の1989年のロシア離脱
4-3.4 ハイアラキー限界
・自由とは自らに由る
・ヨーロッパの100年は独立を求める
4-4 格差社会
・ジャック・アタリの「21世紀の歴史」では、超国家で、未来のテクノロジーを推進し、公正な社会を構築すると同時に、市場機能の効率性を強化、クリエーター階級が創出とある。<超>の発想に頼るのは危険です。市民主体の世界から発想していくことで、市民の役割が見えてくる。
4-4.1 国が軍事と法律
・『独裁者』結びの演説
・ドイツの解放の可能性
4-4.2 不平等がエネルギー
・歴史哲学とは、哲学的な世界史
4-4.3 民主主義で格差
・『社会学のエッセンス』 格差と不平等は異なるもの
・所得格差
・平等社会か、格差社会か
・不平等の是正から正義へ
4-4.4 資本主義の効率追求
・西洋の運命
・自由と平等のトレードオフ
・2つの自由--自由と平等のトレードオフ?
・自由と平等のトレードオフ
・自由を求めた結果、自分を見失ってしまう
・安心して踏み込むための歴史哲学
・歴史への関心は、国民国家のドイツにナチが成立した理由が知りたかった。国民の総意を反映したものだった。全体主義は民族と国民国家のジレンマからの究極な姿です。民主主義は、グローバル化で集中と格差を生み、地域を圧迫している。ローカルの反発からテロを生むと同時に、ローカルへの支援も出てきている。
・民主主義という名の政治形態
・なぜ、「民主主義」なのか
・政治形態はキッカケ
・このままでいくとクレームになる
・国民国家の内容は全体主義と共産主義
・政治形態は歴史に関係
1 全体主義の起原
・60,70歳で歴史学を習得するための準備をしてきた。戦間期から分析を始めた。世界は民主主義が共産主義化になることを阻むカタチで、全体主義になった。国民国家は沈黙の螺旋に陥った。個人発想でも時代が合えば、全体を支配するのが可能な時代になった。
・沈黙の螺旋は繰り返す
1-1 何を求めたのか
・歴史に偶然は存在しないから、ドイツにナチが生まれたことにも意味があり、私がそれに関心を持ったことに意味がある。ドイツではナチ成立をどう認識されているのか。個人の狂気が集団に伝わることの恐さなどを分析します。歴史という軸を得た。
1-1.1 あのドイツがなぜ
・アーレント『全体主義の起原』を偶々見つけた
・歴史への認識は戦間期から
・ドイツ史《第三帝国》
・岩波の「世界歴史」への思い
1-1.2 民主主義の進化形
・ヴァイマル共和国はなぜ崩壊したか
・侮っているうちに大きなものになっている
・トランプは泡沫候補ではない
・ナチ・ドイツの失業対策のからくり
・ヒトラーの超人--ハイデガー
・ヒトラーの歴史認識
・ナチがなぜ、政権を取れたのか
1-1.3 平等を求めた
・ユダヤ人問題
・怒るから発すること
・ファシズムに向かっている
・ナチス政権下の政治と社会
・ヒットラーは自分の中に世界を入れ込んでいた
1-1.4 歴史に求める
・不安な時代
・全体主義での自由な言論
・問題は全体主義なのか
・『全体主義の起原』成り立ちと構造
・政治形態 全体主義
1-2 合法的に掠奪
・ドイツワイマールはナチに合法的に略奪された。ナチは、全国家権力を掌握した後、州の政治警察を親衛隊に直属させ、国民を支配した。多くの国民はナチを選んだ。それ以外は沈黙の螺旋で囲まれた。全権委任法でユダヤ民族を圧迫して、破滅した。
1-2.1 自主的に選択
・民主主義は容易に全体主義に陥る
・ナチスのレーベンスラウム(生活圏)
・「清潔なる帝国」はナチ時代から
・ナチスの社会福祉政策
1-2.2 国家権力を掌握
・1936年9月8~14日 ドイツ、第三帝国 ナチス党大会
・全体主義と国家権力
・全体主義の国家支配--秘密警察と強制収容所
・ヒットラーはプロを優遇した
・ヒンデンブルクの大統領選出
1-2.3 衆愚政治に移行
・なぜヴァイマール憲法からナチスが誕生したのか
・民主主義の幻想の破壊
・選挙による民主主義も信用しない
・「無駄なくせ闘争」の十ヵ条
・トランプの意見
・廃墟の零年「二度と再び!」
・ドイツのリトアニア占領時代のユダヤ人の状況
・ナチへの抵抗
1-2.4 地方を中央に直属
・社会の原則
・現代における三つの領域
・ラジオによる台所の統制
・ナチの中央集権化
・類と生命
1-3 全体を支配
・時代の影響を受けるのは個人です。それがグループに伝播する。預言者とアジテーターにより、グループの範囲が拡大する。Think Locally, Act Globallyは世界を破滅させる。世間に流されることは楽であり、抜け出すのは苦痛である。それで本質を見誤る。
1-3.1 個人が時代を反映
・欅に対して感じた違和感
・二一世紀型全体主義
・サルトル ヒトラーという衝撃
・決断主義・・・ひとりの指導者が決断する
・選民思想
1-3.2 世の中の不満
・ヒトラーの「反省」
・格差の問題と全体主義
・若者の革命という側面
1-3.3 全体を動かす
・国民国家の瓦解と全体主義の台頭
・「世界征服」は可能か?
・「支配」とは何か?
・Think Locally、Act Globallyの世界の分析
・アウシュヴィッツヘの道
1-3.4 預言者には見える
・アーレント
・チャーチルには見えたものが、他の者たちには見えなかった
・知識人と社会主義 ハイエク
・トロッキーから見たヒットラー
・行動主義・・・ドイツ民族は優秀だ!
1-4 沈黙の螺旋
・最初は小さなこと、自分には関係ないこととして黙ってしまうと、次には、それを根拠にして、黙るように強制される。根底には、人間は他者から孤立することを避けたいという、孤立への恐怖を持つとともに、周囲を観察しコミュニティの意見動向を直観的に把握する傾向がある。
・沈黙の螺旋理論
・沈黙の螺旋理論への批判
1-4.1 小さなことを承認
・ハンナ・アーレント「悪の凡庸さ」
・書籍の灰からは、民主主義と自由を希求する精神が蘇った
・エヴィアン会議
・黙っていてはいけない
1-4.2 孤立を恐れる心
・「大衆」の誕生
・全体主義の解説はアレント採用
・「あえて空気を読まない」人の大切さ
・全体主義と指導者原理
・「エーデルワイス海賊団」の夢
・ナチ党創立の演説
・孤独な群衆
1-4.3 黙るように強制
・ベーベル広場での焚書風景
・数学の終焉
・なにが多数派の意見なのか
・「生の無意味さ」を核として渦巻く暴風
・ノエル=ノイマンが提起した「沈黙の螺旋」仮説
・問題を提起することが困難な武器を作る社会の仕組み
・劣勢になりつつあると感じると、沈黙を守る
1-4.4 他者を迫害
・戦間期のドイツ人の変貌
・ハンナ・アーレントの義
・絶滅政策の記憶
・「空気を読め」という圧力
・ナチズムの教育学
・「図書館戦争」で「沈黙の螺旋」という言葉が湧き上がった
・全体主義という危機 ハンナ・アーレント
・「ユダヤ人」の定義
・「複数のホロコースト」-西欧
・ホロコーストと哲学
・民主主義の危機
2 共産主義の支配
・民主主義の究極な姿として、共産主義が出てきた。困窮に中から、ロシアに共産主義が生まれ、独裁者に横取りされた。地方分権の中国は中央集権化の手段として、全国民を支配する共産主義が生まれた。GNP的な政治体制で中間層を引き付け、中華思想の元で発展してきた。
・全体主義はわかりやすい
2-1 共産主義革命
・ロシア革命がなぜ、成功したのか。レーニンの思想は徹底していた。それをカタチにしたのがトロッキー。スターリンは大祖国戦争で挙国一致で救われた。ウクライナでの暴虐は救われない。共産主義というTLAGが、文化レベルの低い所から始まり、指導者が組織を乗っ取るというところまでいく
2-1.1 マルクス資本論
・先を読んだ革命の実施
・限りなく豊作の四八年
・マルクス「資本論」
・マルクス政治思想の意義
・マルクスの政治思想を取り出す困難さ
・アタリのマルクス観
・プロレタリアートの登場
・ボリシェヴィキ革命…楽観的な見方
・マルクスの資本論
2-1.2 レーニン思想
・『国家と革命』
・ローザ・ルクセンブルク
・ペテログラードに降り立つレーニン
・主と従を逆転させる
・ロシア革命の欠点
・レーニンは野望を実現したマルクス
・全体主義は今後の歴史にも影響
2-1.3 トロッキーが具現化
・ボリシェヴィキの秩序構想
・ロシア革命での存在の力
・トロッキーから見たスターリン
2-1.4 スターリンが組織化
・スターリンの自己欺瞞
・ロシアの「白兎の手法」
・自分たちの未来を信頼しているロシア
・スターリンに踊らされたルーズベルト
・ブレジネフの愚行 バム(BAM)鉄道
・スターリングラード攻防戦
・スターリンの粛清
・なぜスターリンは勝利したのか
・ポーランド侵攻とスターリン
・レニングラード市民の戦争
・大テロル・・・こんな所までもターゲット
・独ソ戦による損失
2-2 カリスマ支配
・毛沢東は共産思想の元で、農民を支配することで、初めて、中国全体を巻き込んだ。広大な国を守るには、強大な権力が必要である。中国大陸は水の供給に悩んできた。中華思想は土地が生んだ。大躍進と文化大革命で多大な犠牲を払った。
2-2.1 農民を支配
・大飢饉対策を立案する中央工作会議
・「三年自然災害」という責任転嫁
・毛沢東路線を継承している村
・鄧小平の方向・・・周恩来の後任
2-2.2 全体を支配
・鄧小平 毛沢東後の中国を改革した指導者
・国民革命軍に勝利する
・人民のための軍隊
・毛沢東の擾頭
・文革の終焉と「改革開放」政策
・抗日戦争が中国にもたらしたもの
・Local meets Globalの始まり
・内戦下の中国
2-2.3 中央集権国家
・中華ソビエト共和国
・治水による強大な権力
・中国は国民国家ではなく文明国家
・文化大革命
2-2.4 多大な犠牲者
・文革とは何か、何が文革で、何が違うのか
・現在と文革--ルールなき後継者決定の悲劇
・毛沢東の長い死 周恩来と鄧小平
・大躍進--国民の半数が死のうとも
・朝鮮戦争をしゃぶりつくす
・朝鮮戦争を始めた理由
・文化大革命と中ソ対立:中越関係のきしみ
・中国の農民の悲劇
・文化大革命
・毛沢東の蜂起
・毛沢東主義の復活
2-3 共産党政策
・中国共産党は、MBA的な感覚で国民を支配しているが、社会保障をている。中国の世紀を実現する3つの関門がある。経済力、軍事力。そして中華思想である。魅力的な物語のために数千万人が犠牲になってきた。アフリカの評判の悪い国へも食い込んでいる。ソーシャルネットで国民の意識が課題です。
2-3.1 国を経営
・中国共産党は経営者
・マルクスが夢見た「共産主義社会」
・中国共産党 三つの大規模性と四つの断層性
・多元社会と一党体制のせめぎ合い
・政治中心の「革命路線」から経済重視の「改革開放路線」へ
・資本主義のための社会主義
・資本主義 vs.民主主義
・中国の経済と政治
・中国の未来
・中国の夢
・中国の問題 法の支配や説明責任がない
・中国共産党の現実と、そのアキレス腱
・毛沢東主義へのこだわり
2-3.2 地方主権の経済
・2020年の中国は緊迫した状態になる
・アナロジーとしての共産主義
・インターネット、「微博」の力
・中国インパクト
・中国の対米戦略
・中国はGGがベース
・網民たちの歴史観--日本は「敵」にあらず
2-3.3 人権弾圧
・グローバル大国としての中国
・中国の「スーダン問題」の問題点
・中国のダルフールにおける人権弾圧
2-3.4 ネット革命
・共産党の生き残り戦略
・中華人民共和国憲法の内容
・天安門事件の意義
・鄧小平、後継者たちに残された課題
2-4 人民支配
・都市部の3億人と同様な生活を農村部の10億人が達成することはできない。消費中心で、人の供給源になっている。鄧小平が経済成長路線をとり、GNP向上で中間層をつなぎとめた。快適を求める市民階層は格差を問題視している。また、他民族支配は限界にきている。
2-4.1 人民を層別支配
・現代中国講義 引き締めを強める習近平政権
・「改革派」温家宝への抵抗
・中国の都市部への移動
・二回にわたる大きな区画改編
2-4.2 GNPで繋ぎ止め
・中国バブル崩壊が世界を揺るがす
・雇用を生み出せなくなった国
・中国 農村の変容
・中国の拡大する格差
・中国は覇権国化か分裂化の両極端のシナリオ
・中国は分解するはず
・鄧小平 天安門の悲劇
2-4.3 快適を求める市民
・中国農民にとってのユニクロ
・中国版ツイッターの「限定版民主化」
・新公民運動の弾圧と強まる統制
・大衆路線教育実践活動の展開とその成果
・「香港人」という共同体
・地方分権
・中国が分裂すれば、朝鮮統一
・中国の婚姻
・中国への競争原理
2-4.4 中国の行く末
・中国の台頭と欧米主導の国際秩序のゆくえ
・後進国のままの中国が主導する世界は闇だ
・新公民運動の弾圧と強まる統制
・キッシンジャー回顧録に見る、現代中国の歴史
・中国たらしめる八つの特色
・中国共産党 国家が管理する経済に市場原理を速やかに導入する
・中国共産党は世界最大のMBA
・鄧小平の改革開放
3 民主主義の挫折
・国民国家から市民主体国家に向かいます。存在の力をつなげるのがソーシャルです。「公共」図書館のようなものがグローバルからの支援を可能にします。共和制もソーシャルネットで変革し、平和な世界を求めます。座標軸の決まった国民から自由な市民の集まりを信じます。
・民主主義から始まる歴史
3-1 共有意識
・アメリカの公共図書館は税金ではなく、中間層のソーシャル組織とボランティアで成り立っている。地域の生涯学習・移民への教育などをまとめている。グローバル突破の芽です。米国は、強力なグローバルに対して、ローカルに根付いたボランティアが育っている。
3-1.1 公共図書館
・科学が宗教になる 公共
・ヨーロッパとアメリカさまざまな差異
3-1.2 ソーシャル組織
・オバマとグリーン・ニューディール
3-1.3 移民教育
・アメリカの政治でのローカルとグローバル
3-1.4 勝ち取った自由
・平等という問題の新しい局面での疑問
・歴史はあまりにも膨大です
・歴史は見えない。時間軸というのは恐い
3-2 情報共有
・戦争がない世界を作るためには、ローカルを強くしないといけません。ローカル発想の意味はそこにある。国と市民の間にコミュニティを作り、国と市民の双方向に連携する。コミュニティ集合なら戦争はない。そのうえで、グローバルを介して、接続する。
3-2.1 コミュニケーション
・コミュニティの存在は歴史なのか
・ヒットラーの個人の思考と全体の行動の関係
3-2.2 市民をつなぐ
3-2.3 戦争がない世界
・『介入のとき』
・アメリカが盛んに戦争を行なうわけ
・戦争のもたらす悪
・戦争は人間が受け継いできた呪い
3-2.4 グローバルに接続
3-3 アラブの春
・9.11でアメリカは思考停止に入った。イスラムと向かい合っていく方法が分からない。ジハードからは何も生まないのは確かです。市民が、ソーシャルツール(情報共有)でコラボすることで、共和制に対抗できた。エジプト革命で新しい民主主義の可能性が生まれた。
3-3.1 ウンマ共同体
・石油の富は民主主義を阻害するのか?
・日本-ギリシャ-レバノンをつなぐ
・エジプトの早すぎた明治維新
・十字軍 東征
・アメリカの干渉をなくす
・グローバルでの歴史の変節点
3-3.2 ソーシャルツール
・SNSは独裁国家を倒して「民主主義」を実現できるのか?
・アラブの春とデジタルメディア
・それは「原因なのか」と「結果なのか」
・人類は、なぜ街を作ったのか。破壊するためなのか
3-3.3 市民が分化
・アラブの目覚めと中東の未来
・二〇一一年政変の意義
・エジプトの直接民主主義
・トルコのEU加盟という変節点
・生活パターンの戒律
3-3.4 統合できず
・バーレーンにおける「アラブの春」の攻防
・絶望の次の中東へ 歴代政権が落ち続ける穴
・独裁と「アラブの春」の幸福 オバマ大統領の矛盾
・情報による不安定性と政治--アラブの春
・「アラブの春」から「新しい中世」・
・アラブの冬:各国の現状
・アラブの革命
・21世紀のイスラーム革命
・アラブ革命の混沌--SNSは世界を変えたのか?
・「イスラム国」第三の道はあるか?
・チュニジア 予測されざるものの前兆
・「アラブの春」の次
・「軍は沈黙しない」
・エジプト革命の推移
・エジプト型民主主義
・宗教が市民主体の前面に立てるか
3-4 賞味期限
・現在の民主主義は賞味期限切れです。リーダーシップを否定する国民主権から市民主体に切り替えていく。政治コミュニケーションも中途半端。人間は偶然にさまざまな政治形態を生み出した。理念から作られた政治形態を作り出していく。
3-4.1 中央集権の限界
・民主主義のさらなる問題点とその解決策
・民主主義の内なる敵
・民主主義は中途半端
・意思決定と民主主義
3-4.2 直接民主制
・歴史のキーワード
・組織はつぶれていく
3-4.3 多様な形態
・自由主義と共産主義の対立
・18歳からの民主主義
・君主制と民主制、君主制と共和制、民主制と独裁制
・古代ギリシャにおける民主主義
・中東の「民主主義」・・・どんなカタチになっていくか
3-4.4 資本主義と不適合
・「民主主義」の問題点
・政治コミュニケーションを理解する
4 向かう先はどこ
・歴史の流れには法則があり、さまざまな見解がある。ローカルとグローバルの関係で見ている。ローカルで争い、幸せのために国が生まれた。国民国家は国民を集約し、富を分配することで成り立つ。国と国民の間にグループができ、環境のような地球規模の課題に対応する。
・国民国家の限界要因
4-1 自由への欲求
・民族はローカルに基盤を持っている。それぞれの国がローカルで生活し、そこで争ってきた。西ヨーロッパは民族で国ができた。国民国家で、国単位で自由を保証してきた。20世紀になって、国を超えてきた。ローカル・グローバルにThinkとActを加えると循環が想定できる。ある面では戦争と平和の繰り返しの歴史です。
4-1.1 アテナイの自由
・自由とは何か?
・ヘレニズム時代から古代ローマヘ
・東インド会社とアジア
4-1.2 地域の争い
・フィリピン アメリカ植民地期
・ドイツの士気とその動揺
・フランスの士気とその動揺
・戦いは万物の父
4-1.3 民族がまとまる
・カザフスタン 独立後の民族問題
・アメリカの2階層
・バルト三国の歴史
・国家とは
・国家の形態
・民族と国民国家
4-1.4 国家で保障
・自由とは何かな
・バルト三国の歴史 ロシアとの関係
・宗教対立のダイナミズム
4-2 中央集権
・社会は、グローバルとローカルで循環している。社会改革を循環で位置づけると、作るはテクノロジー、売るは統治手段、使うは市場機能になり、聞くはクリエーターとなる。モノつくり中心=グローバルで循環してきた。消費者と生産者の世界から、生活者主体の世界に変わっていく。
4-2.1 権力を集中
・中央に重きをおく中央集権化史
・アタリの超帝国の出現
・二〇一二年を境に文明はシフトする
4-2.2 フランス革命
・五つの歴史的な力
・人類の暴力性 六つの傾向、五つの内なる悪魔
・フランス革命 長い一九世紀
・フランス革命から民主主義
・自由民主主義の将来に関する問題 国家の弱さ
4-2.3 自由とは何か
・自由とは何か
・近代的な主権国民国家の誕生
・自由から国民国家
4-2.4 ハイアラキー
・ブラッセルはEU
・国際社会の拡大の傷跡 南スーダン
4-3 公平な分配
・ジンメルの社会分化論の個人と社会との関係から、その間にグループが加わってくる。グループが社会の動静を左右する。組織を分化させることで、自由が保障される。ローカルがどう動くのか? それを誰が、どういう意図で仕掛けるのか。国の役割を見直し、歴史に新しい分野を出す。
4-3.1 ナショナリズム
・ドイツのルール至上主義
・ナショナリズムと近代国民国家
・宗教と民族と共産主義
・ナショナリズム
4-3.2 ジンメルの分化論
・ジンメルの社会分化論
4-3.3 グループの動静
・東欧の1989年のロシア離脱
4-3.4 ハイアラキー限界
・自由とは自らに由る
・ヨーロッパの100年は独立を求める
4-4 格差社会
・ジャック・アタリの「21世紀の歴史」では、超国家で、未来のテクノロジーを推進し、公正な社会を構築すると同時に、市場機能の効率性を強化、クリエーター階級が創出とある。<超>の発想に頼るのは危険です。市民主体の世界から発想していくことで、市民の役割が見えてくる。
4-4.1 国が軍事と法律
・『独裁者』結びの演説
・ドイツの解放の可能性
4-4.2 不平等がエネルギー
・歴史哲学とは、哲学的な世界史
4-4.3 民主主義で格差
・『社会学のエッセンス』 格差と不平等は異なるもの
・所得格差
・平等社会か、格差社会か
・不平等の是正から正義へ
4-4.4 資本主義の効率追求
・西洋の運命
・自由と平等のトレードオフ
・2つの自由--自由と平等のトレードオフ?
・自由と平等のトレードオフ
・自由を求めた結果、自分を見失ってしまう
・安心して踏み込むための歴史哲学
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未唯宇宙 3.2.1、3.2.2
3.2.1「地域にアプローチ」
思いを形にする場所として地域を位置付ける。まずは手始め。地域の有効性に気付いたのたのは図書館だった。配置の中間の存在です。
地域に働きかけたのは三つ。一つ目は豊田市図書館の返本ボランティア。新しい図書館が出来上がった。オープン前からボランティアとして、図書館内部からの分析を始めた。図書館が地域の核になることを確信。
二つ目は愛知万博。最初はボランティアとして参加したけど、説明会であまりにも事務局が脆弱だった。そこでボランティアのボランティアを試みた。組織の論理では立ち行かないことを実感した。
三つ目は環境学習施設の検討への参画。市民ユニットで市民会議を仕切る。行政主導では単なる箱が増えるだけになると痛感。
3.2.2 市民の思い
他に参画するだけではなくて、モデルを持って役割考えた。それは社会が存続するために、市民-地域-社会との関係で何が必要なのかを規定すること。できたらトポロジ的な観点からアプローチしていきたい。
市民の実態、特に豊田市民はあまりにも何も考えてない。危機意識を持ってない。このままの状態が続いて行くと勝手に思いこんでいる。何が足りないのか。
たとえ市民が覚醒したとしても力にはなりえれない。つながるための中間の存在があり、そこで危機意識も育成する。
市民は多様な存在です。グローバルに対抗するために多様な考え方をまとめ上げる。柔軟な対応が必要になる。トポロジー構造にするためにハブが存在。
地域 にとって大きな役割を果たすのか企業です。特に豊田市は企業の影響力が強い。企業に依存しているものを逆に企業を使う発想に切り替える。それが市民の思いに応えることになる。
考えること
考えるのが必要であって、アウトプットはそれほどではない。アウトプットの先は自分だけだから。
キュービック+イヤホンを使えば、歩きながら、考えたことを落とせる。メモしておいて、次のWifi拠点でFBする。だから、考える補助にできる。今までは主として考えてたけど、それを変えます。言葉にすることは大変なだから、この手段を取ります。
リクはひなたぼっこ
リクは ひなたぼっこフェーズに入っている。まあ、ちょうどいいかもしれない。
考えられる場所
考えられる場所はどこにあるのか。物理的には多分ないでしょう。そこに行くまでに手間がかかる。運転となると危険が伴います。バーチャルな環境と。本という空間を使わせてもらいます。
いよいよ、未唯との 対話ができそうです。 どこでもいつでも ソファーがあった方がいいと思います
ハサミを携行
色々物が切れない。やはり携帯用ナイフは必要か。そう思いませんか。今回は買わずに以前あるものを持ち出した。
バレンタイン・フラペチーノ
スタバではチケットを使って、バレンタイン・フラペチーノです。チケットがある時しか飲むことはできないものにした。さほど甘くない。食べずに飲んだ。
思いを形にする場所として地域を位置付ける。まずは手始め。地域の有効性に気付いたのたのは図書館だった。配置の中間の存在です。
地域に働きかけたのは三つ。一つ目は豊田市図書館の返本ボランティア。新しい図書館が出来上がった。オープン前からボランティアとして、図書館内部からの分析を始めた。図書館が地域の核になることを確信。
二つ目は愛知万博。最初はボランティアとして参加したけど、説明会であまりにも事務局が脆弱だった。そこでボランティアのボランティアを試みた。組織の論理では立ち行かないことを実感した。
三つ目は環境学習施設の検討への参画。市民ユニットで市民会議を仕切る。行政主導では単なる箱が増えるだけになると痛感。
3.2.2 市民の思い
他に参画するだけではなくて、モデルを持って役割考えた。それは社会が存続するために、市民-地域-社会との関係で何が必要なのかを規定すること。できたらトポロジ的な観点からアプローチしていきたい。
市民の実態、特に豊田市民はあまりにも何も考えてない。危機意識を持ってない。このままの状態が続いて行くと勝手に思いこんでいる。何が足りないのか。
たとえ市民が覚醒したとしても力にはなりえれない。つながるための中間の存在があり、そこで危機意識も育成する。
市民は多様な存在です。グローバルに対抗するために多様な考え方をまとめ上げる。柔軟な対応が必要になる。トポロジー構造にするためにハブが存在。
地域 にとって大きな役割を果たすのか企業です。特に豊田市は企業の影響力が強い。企業に依存しているものを逆に企業を使う発想に切り替える。それが市民の思いに応えることになる。
考えること
考えるのが必要であって、アウトプットはそれほどではない。アウトプットの先は自分だけだから。
キュービック+イヤホンを使えば、歩きながら、考えたことを落とせる。メモしておいて、次のWifi拠点でFBする。だから、考える補助にできる。今までは主として考えてたけど、それを変えます。言葉にすることは大変なだから、この手段を取ります。
リクはひなたぼっこ
リクは ひなたぼっこフェーズに入っている。まあ、ちょうどいいかもしれない。
考えられる場所
考えられる場所はどこにあるのか。物理的には多分ないでしょう。そこに行くまでに手間がかかる。運転となると危険が伴います。バーチャルな環境と。本という空間を使わせてもらいます。
いよいよ、未唯との 対話ができそうです。 どこでもいつでも ソファーがあった方がいいと思います
ハサミを携行
色々物が切れない。やはり携帯用ナイフは必要か。そう思いませんか。今回は買わずに以前あるものを持ち出した。
バレンタイン・フラペチーノ
スタバではチケットを使って、バレンタイン・フラペチーノです。チケットがある時しか飲むことはできないものにした。さほど甘くない。食べずに飲んだ。
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