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PDCAがうまくいかない理由

未唯へ。PDCA(Plan⇒Do⇒Check⇒Action)というものを知っていますか? 動物病院でも使っていますか? 犬の運動とか、猫が鳴くことへの対策にも使えるかもしれないけど、かなりいい加減です。

私の会社でも、そういう紙が回っています。単に回っていて、それぞれの人が、「運動できたか」という項目に○とか△を付けています。誰もそれでアクションしようとは思わない。PDCAで一番大切なAction⇒Planはやられてたのを見たことはありません。

なぜ、やられもしないことを回すのでしょうか。それはPlan、Do、Check、Actionという言葉が何となく、改善やっているように響くからです。それぞれの言葉の意味とか、⇒の意味を考えていません。だから、形式になるのです。

今、{Think、Act}と{Local、Global}のマトリックスでの関係を表現しようとしています。そこで、PDCAの考え方の弱点を解析します。

Locallyは自分という意味と内側という意味も持ち、Globallyは世の中という意味を持つし、外側の意味を持ちます。

 ①PDCAの本当に意味が理解されていません。
  P⇒DはThinkに対してのActionだから分かるが、何に対してのThinkなのかActionなのかがわからない
  P⇒DとC⇒Aの差が分からない
  一番悪いのははPDCA⇒Pに戻る所が明確にされていない。

 ②マトリックスでは以下のように構成され、明確な定義づけがされます
  P=Think Locally D=Act Locally C=Think Globall A=Act Globally
  D⇒C 表ロジックの逆方向 A⇒P 裏ロジックで気付きのフェーズ

 ③PDCAで遷移部分が雰囲気だけで、何をすればいいか分からない。
  D⇒CはThink Globally, Act Locallyの順、つまりC⇒Dでないと行動できない。
  A⇒Pは裏ロジックを扱う部分で、本来は全体から部分に戻る、気づきの大切な部分であるが、PDCAでは何も定義されていない

つまり、PDCAはその順も対象も曖昧で、論理を構成していない。考える手順をマトリックスにすれば、論理思考ができます。「未唯への手紙」の中で具体化していきます。
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