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関東軍、南方戦線へ

未唯へ。今日は鹿児島です。ポータルの活用について、販売店の担当者との話し合いです。2時から7時近くまでポータルに接続してのアイデアの交換です。4時くらいに終わるかと思い、鹿児島市立図書館を事前に確認しておいたけど、ホテルに直行でした。夕食後にめまいのスイッチが入ったので、後はひたすら寝ていました。

活動支援系システムの体制が変わることを聞きました。室のリソースを全て、活動支援系にシフトするというものです。女性から、「この室の人は基幹系システムでメーカーを相手にする時は強いのに、なぜ、活動支援系に対して、やさしいのでしょうか」と聞かれた時に、この室の人は活動支援系システムに自信がないということに気付きました。体制をシフトをするのはいいけど、自分たちの強さが弱さになる危険性を感じています。

何となく、太平洋戦争時の関東軍の南方戦線への移動とよく似ています。当時の日本軍部は、南方戦線がやばくなってきたので、満州の関東軍を移動させました。関東軍は強いのだから、彼らを回そう。それと、日本国内には戦力を呼べるものがなくなっているので、そうするしかないのも確かです。南方戦線の特異性を考えずに、行動しました。

関東軍は点または線を守り、機を見て通打する方式をとっていたが、南方戦線はどう見てもゲリラ戦になります。だから、クローズな組織としての強さではゲリラ戦には向きません。戦っているうちに誰と戦っているか分からなくなります。

ゲリラ戦で一番重要なのは、地域の人の支援を得られるかどうかです。南方戦線は現地の人間と植民地政権の二重構成になっています。戦う目標をアメリカを含めた植民地政権にすれば、現地の人と共同戦線が開けます。現地の人間に武器を供給すると同時に、現地の発想に立って行動できる小グループをさまざまな場所に派遣していけば必ず勝てます。

販売店の人に早めに機能プログラムを渡すと同時に、工場出身の現場意識の強い人を派遣することです。プログラムを作ることしか出来ない人間は満州の資源で機能を作り上げていればいいです。

実は、Sa-ポータルは完全にゲリラ戦の体制にシフトしようとしている。機能は渡すが、現地の人の知恵でシステムを作り上げてもらい、一つずつ成果につなげていくものです。そのために、今日・明日は鹿児島と福岡に来ています。
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