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てらまち・ねっと



 今日は、ほんとに久しぶりの快晴になりそう。
 植えてから、直後は時間がなかったのと、その後は、雨模様ばかりで、夏野菜の管理を何もしていませんでした。
 今年、いろんな種類を植えたトマト。トマトは特に雨に弱いから、苗の管理は晴天の日にしかしない鉄則。
 そのトマト、10数年前から、雨よけ栽培をやってみたいと思っていました。が、風で飛ばされるのが心配、セットに手間、などでやったことがありませんでした。
 
(写真をクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)

 今年、ホームセンターで長さ2.4メートル用のセットが半額(2980円⇒1980円)で安売りしてたので、意を決して3組買い、初挑戦してみます。
 植えてすぐに屋根をかければ、今年の雨模様に対してなお良かったけれど、ともかくも5月16日にセッティング。

 今日は、まず、畑の仕事。作業が終わってから、畑の様子を写真で追加する予定です。では。

(以下、追記)
● トマト
 ⇒ 

 植えっぱなしで半月きたので、前日の風で倒れました。

 ⇒ 

 トマトは、葉っぱ3枚ごとに1つの花芽が着くという性質です。
 普通は1本仕立て。この場合は、葉の元から出るわき芽は全部摘み続けます。

 2本仕立てに初めて挑戦。今年は、2株ある品種は、一方を2本仕立てにしてみます。
 収穫時期がずれるし、長い期間収穫できないかとの魂胆。
 そこで、上のわき芽を1つ残しました。


● ナス
 ⇒ 


 ナスは3本仕立てが普通。一番花の下の2芽を残して、主枝とあわせて3本に。3本から出る枝は伸ばすのが普通。下の芽は全部かきとります。
 接木の場合は、台木である違う植物が出てくることが多いですが、全部摘みます。
 長ナスや米ナスなどの整枝のことは詳しく知らないのですが、説明にも同様に書いてありますね。

● ピーマン類
 ⇒ 


 ピーマン系は、適当な高さのところで、枝が自然に3つに分かれ、その上から着花する性質。通常は、この分枝から上は全部放任で収穫していきます。
 逆に、この分岐から下の芽は、早めに全てかきとります。下のかきとりが遅れると、その分、栄養をとられます。

● キュウリ類
 ⇒ 


 キュウリは、下のほうから出る枝は、茎葉が茂るわりに花がつきません。そこで、下から3芽は欠き、4.5.6番の枝を伸ばし、7番で芯を止める3本仕立てが普通。
 収量は比較して減るけれど、早く、長く採るために一本仕立てにする場合もあります。私は、今回、両方にしました。

 ニガウリなどは、下の芽だけかいて


● オクラ
 夏野菜の植え付け後の特徴としての、高温を欲しがるのはピーマン。
 それ以上に高温が必要なのがオクラ。
 そこで、キャップを掛けっぱなしにしていました。今日、はずしました。
 オクラは1本立ちより何本かまとまっていた方が収量が上がるそうです。
 「収穫が遅れてもやわらかい」という「沖縄直行便・島オクラ」という種類


● スイカ、ウリ、カボチャ類
  


 スイカやウリ類は、摘芯、誘引ないろいろとあるよう。
 私は、真面目作ったことは無く、毎年、トンネルの中で放任です。
 カボチャは、自分でキャップを破って出てきます。

● 直播のウリ類の様子
 

5月17日に直播した苗。定植苗と収穫時期がずれることを期待して。

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 雨が続いて、今日の午後から回復しそう。明日はやっと夏野菜の芽欠きや誘引ができそう。
 それで、急いで、朝から昼まで、あちこちをエンジン刈払機で草刈。
 昼に帰って撮った花の写真。

先月「ユキモチソウ」というラベルのある鉢を買ったら、今出てきた。
どんなふうになるか、もう少し様子を見よう。
違う種類かも(笑)
(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)


  

イワヤツデ


ほんとにバナナの香のするオガタマノキ(招霊の木)
モクレン科オガタマノキ属
  

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 北海道の栗山町議会は18日、議会の活性化を目指し、町長らの議員への逆質問や本会議などでの議員同士の討論を可能にし、町民を交えた「一般議会」を開くなどの「議会基本条例」を全会一致で可決しました。
 私たちの 自治ネット (ヤフーとのアクセストラブルで長らく更新できていないWebページですが) でも、日本の議会は制度上、本会議(や委員会)が議論・討論の場になっていない、制度を変えたい、などど話し合ってきました。
 大したもんですね、栗山町は。羨ましい。

●全国初!議会基本条例が可決
   町の公式ページ = 2006年5月18日掲載
 「18日、栗山町第4回臨時議会が開かれ、椿原町長の所信表明や平成18年度一般会計補正予算、助役の選任などの議案が審議され、議決されました。また、全国初となる議会基本条例が議員3名より提案され、可決しました。全国的にも珍しいこの条例の取材にマスコミ9社が訪れ、議場には多くのテレビカメラが並びました。また、議会閉会後、橋場利勝議長、原田儀雄治議会運営委員長による共同記者会見が開かれ、数多くの質問が寄せられました。」

●栗山町議会のページから
   議会ライブ中継
   
議会録画中継配信【議会中継オンデマンド放送】


 なお、北海道では、面白いことが行われていますね。
 (主催)地方自治土曜講座実行委員会・北海道自治体学会 (後援)北海道、北海道市長会、北海道町村会 の 地方自治土曜講座
2006年 第一回  5 月27日(土)  自治体改革から自治体再構築へ
    第二回  6 月24日(土)  今、求められる職員力、市民力とは
    第三回  7 月22日・23日(土・日)  サマーセミナー in 栗山町-議会基本条例と議会改革-
    第四回  8 月26日(土)  市民と自治体職員との新しい関係
    第五回  9 月23日(土)  北海道の先進事例に学ぶ

● 議会改革を条例化 北海道栗山町 活性化狙い細かく制定
   2006/05/19付 西日本新聞朝刊
 北海道の栗山町議会(定数18)は18日、議会の活性化を目指し、町長らの議員への逆質問や本会議などでの議員同士の討論を可能にする「議会基本条例」を全会一致で可決した。全国町村議会議長会などによると、議会の運営は会議規則で定めるのが通例で、具体的な方策まで盛り込んだ条例を定めるのは地方議会でも極めて珍しい。

 条例は、町民参加を促すため、請願や陳情を町民による「政策提案」と位置付け、議員と町民が町政に関して自由に意見交換する「一般会議」を設置。議員全員による町民への報告会を少なくとも年に1回行うことも定めた。

 議員同士の討論を中心として議会を運営するとし、町長らの本会議への出席を最小限にすると規定。町長、職員らが本会議や委員会で議員の質問に許可を得て反問できることも盛り込んだ。

 栗山町は北海道夕張市の西隣に位置し、人口は約1万4500人。同議会は、住民参加型の議会が必要になってきたなどとして、これまでも議員全員による議会活動報告会や、インターネットによる議会中継など諸改革に取り組んできていた。

 北海学園大学の神原勝教授(行政学)は「おそらく日本で初めての条例。実効性の高い内容で、議会のあり方が大きく転換する。他の地方議会にも大きな影響を与えるだろう」と話している。

●議案第41号 栗山町議会基本条例 (中でも特に興味深いところを抜粋します)
   「栗山町議会基本条例」(PDFファイル39KB) 

 《前文》 栗山町民から選挙で選ばれた議員により構成される栗山町議会は、同じく町民から選挙で選ばれた栗山町長とともに、栗山町の代表機関を構成する。この2つの代表機関は、ともに町民の信託を受けて活動し、議会は多人数による合議制の機関として、また町長は独任制の機関として、それぞれの異なる特性をいかして、町民の意思を町政に的確に反映させるために競い合い、協力し合いながら、栗山町としての最良の意思決定を導く共通の使命が課せられている。
議会が町民の代表機関として、地域における民主主義の発展と町民福祉の向上のために果たすべき役割は、将来にかけてますます大きくなる。特に地方分権の時代を迎えて、自治体の自主的な決定と責任の範囲が拡大した今日、議会は、その持てる権能を十分に駆使して、自治体事務の立案、決定、執行、評価における論点、争点を広く町民に明らかにする責務を有している。自由かっ達な討議をとおして、これら論点、争点を発見、公開することは討論の広場である議会の第一の使命である。
 このような使命を達成するために本条例を制定する。われわれは、地方自治法が定める概括的な規定の遵守とともに、積極的な情報の創造と公開、政策活動への多様な町民参加の推進、議員間の自由な討議の展開、町長等の行政機関との持続的な緊張の保持、議員の自己研さんと資質の向上、公正性と透明性の確保、議会活動を支える体制の整備等について、この条例に定める議会としての独自の議会運営のルールを遵守し、実践することにより、町民に信頼され、存在感のある、豊かな議会を築きたいと思う。

第1章 目的
(目的)第1条 この条例は、分権と自治の時代にふさわしい、町民に身近な政府としての議会及び議員の活動の活性化と充実のために必要な、議会運営の基本事項を定めることによって、町政の情報公開と町民参加を基本にした、栗山町の持続的で豊かなまちづくりの実現に寄与することを目的とする。

第2章 議会・議員の活動原則
(議会の活動原則)第2条 議会は、町民主権を基礎とする町民の代表機関であることを常に自覚し、公正性、透明性、信頼性を重んじた町民に開かれた議会及び町民参加を不断に推進する議会を目指して活動する。
 2 議会は、議会が、議員、町長、町民等の交流と自由な討論の広場であるとの認識に立って・・見直すものとする。
 3 議長は、傍聴者の求めに応じて議案の審議に用いる資料等を提供するなど、町民の傍聴の意欲を高める議会運営に努める。

(議員の活動原則)第3条 議員は、議会が言論の府であること及び合議制の機関であることを十分に認識し、議員相互間の自由な討議の推進を重んじなければならない。
 2 議員は、町政の課題全般について、課題別及び地域別等の町民の意見を的確に把握するとともに、自己の能力を高める不断の研さんによって、町民の選良にふさわしい活動をするものとする。
 3 議員は、個別的な事案の解決だけでなく、町民全体の福祉の向上を目指して活動しなければならない。

第3章 町民と議会の関係
(町民参加及び町民との連携)第4条 議会は、議会の活動に関する情報公開を徹底するとともに、町民に対する説明責任を十分に果たさなければならない。
 2 議会は、本会議のほか、常任委員会、特別委員会を原則公開するとともに、議会主催の一般会議を設置するなど、会期中又は閉会中を問わず、町民が議会の活動に参加できるような措置を講じるものとする。
 4 議会は、請願及び陳情を町民による政策提案と位置づけるとともに、その審議においては、これら提案者の意見を聴く機会を設けなければならない。
 5 議会は、町民、町民団体、NPO等との意見交換の場を多様に設けて、議会及び議員の政策能力を強化するとともに、政策提案の拡大を図るものとする。
 6 議会は、重要な議案に対する各議員の態度を議会広報で公表する等、議員の活動に対して町民の評価が的確になされるよう情報の提供に努めるものとする。
 7 議会は、全議員の出席のもとに町民に対する議会報告会を少なくとも年1回開催して、議会の説明責任を果たす。

第4章 町長と議会の関係
(町長等と議会及び議員の関係)第5条 議会の本会議における質疑応答は、広く町政上の論点、争点を明確にするため、一問一答の方式で行う。
 2 町長等は、議員の質問に対して議長又は委員長の許可を得て反問することができる。

(町長による政策等の形成過程の説明)第6条 町長は、議会に計画、政策、施策、事業等を提案するときは、政策等の水準を高めるため、次に掲げる決定過程を説明するよう努めなければならない。
 ⑴政策等の発生源 ⑵検討した他の政策案等の内容 ⑶他の自治体の類似する政策との比較検討 ⑷総合計画における根拠又は位置づけ ⑸関係ある法令及び条例等 ⑹政策等の実施にかかわる財源措置 ⑺将来にわたる政策等のコスト計算

(政策説明資料の作成)第7条 町長は、予算案及び決算を議会に提出し、議会の審議に付すに当たっては、前条の規定に準じて、分かりやすい施策別又は事業別の政策説明資料を作成するよう努めるものとする。

第5章 自由討議の拡大
(自由討議による合意形成)第9条 議会は、議員による討論の広場であることを十分に認識し、議長は、町長等に対する本会議等への出席要請を必要最小限にとどめ、議員相互間の討議を中心に運営しなければならない。
 2 議会は、本会議、常任委員会、特別委員会等において、議員提出議案、町長提出議案及び町民提案等に関して審議し結論を出す場合、議員相互間の自由討議により議論を尽くして合意形成に努めるとともに、町民に対する説明責任を十分に果たさなければならない。
 3 議員は、前2項による議員相互間の自由討議を拡大するため、政策、条例、意見等の議案の提出を積極的に行うよう努めるものとする。

第6章 政務調査費
(政務調査費の交付、公開、報告)第10条 2 政務調査費の交付を受けた議員は、公正性、透明性等の観点に加え、町民等から疑義が生じないよう、議長に対して証票類を添付した報告書を提出するとともに、1年に1回以上、政務調査費による活動状況を町民に報告しなければならない。

第7章 議会・議会事務局の体制整備
(委員会等の適切な運営及び一般会議の設置)第11条 議会は、社会、経済情勢等により新たに生じる行政課題に適切かつ迅速に対応するため、常任委員会、特別委員会等の適切な運営により機動力を高めなければならない。
 2 議会は、法律により活動が制限されている常任委員会、特別委員会等の制約をこえて、町政の諸課題に柔軟に対処するため、町政全般にわたって、議員及び町民が自由に情報及び意見を交換する一般会議を設置するものとする。

(議会広報の充実)第15条 議会は、町政に係る重要な情報を、議会独自の視点から、常に町民に対して周知するよう努めるものとする。
 2 議会は、情報技術の発達をふまえた多様な広報手段を活用することにより、多くの町民が議会と町政に関心を持つよう議会広報活動に努めるものとする。

第8章 議員の身分・待遇、政治倫理
(議員の政治倫理)第18条 議員は、町民全体の代表者としてその倫理性を常に自覚し、自己の地位に基づく影響力を不正に行使することによって、町民の疑惑を招くことのないよう行動しなければならない。

第9章 最高規範性及び見直し手続
(最高規範性)第19条 この条例は、議会運営における最高規範であって、議会は、この条例に違反する議会の条例、規則、規程等を制定してはならない。
 2 議会は、議会に関する日本国憲法、法律及び他の法令等の条項を解釈し、運用する場合においても、この条例に照らして判断しなければならない。
附 則
この条例は、平成18年5月18日から施行する。


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 畑の春野菜。春キャベツの生はいい。
 昨夜。キャベツにルッコラ。ドライトマトにナッツ類をパラパラ、ゴマシソドレッシング。
 大鉢いっぱいでも、なくなります。
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 夕刻、重要書類を岐阜北郵便局の書留で出したあとの買い物。
 ちょっとだけ小ぶりのスルメイカが10杯398円→300円だったので、メインに。
 ゲソなどをはずしつつ、どう料理しようかと考・・・塩辛は美味しいけど、塩分が気になる。思いついたのは、左側。
 ワタだけ加熱する。フライパンに直に載せてシャカシャカしたら、半分以上は溶け、くっついて消えてしまう。そこで、クッキングシートに載せて、加熱するだけにした。途中、味付けは、少量の味噌。ネギをパラパラ。そう、途中から出てきたイメージは飛騨の朴葉(ほおば)味噌。
 できた味に驚き。まさにカニ味噌、それもワタリガニの味噌に近似した絶品(風)。しばらく、このセットにはまるかも。だって、安くて簡単でおいしいから。
 ※イカの墨とはイカの肝臓。”ワタ”ともいう。


 アスパラは、バターにワインの蒸し焼き風。
 ホッキ貝は、数日前に買ったカナダ産の安売り、これで200円。
バター焼き。


ついでに一昨日の夜。
6つの役所を回ったあと、買い物。
ブリカマひとパック298円が100円だったので、
つい2パックを買った。
 酒*みりん*しょうゆ=1*1*1 に3の水と、ハチミツをわずかにたらして。
 梅干とショウガも。(上記のイカも同じ量)
30cm皿にいっぱい。
 
それに、今年初の春キャベツ。
皿に山盛りの半分は何もつけず、残りは少しのソースで。

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 昨日、私用で県内の他の自治体の申請窓口で書類を書いて、担当とやり取りをしてました。途中、横に来たがっしりとした30代位の男性が別の職員に「これを滞納分に充ててください」。コンピュターで確認したらしい担当は「国保と市民税に充てたらいいですか?」。男性「はい」。精算が済んだらしく、担当「仮の保険証はお持ちですか?」。男性「持っていません」。担当「ちょっと待ってくださいね、今、作りますから」・・・自分の書類のことを別の職員とやり取りしながら、複雑な気持ちでした。  (←ここから前は、ふと思い出して、18日夜に追記しました)

 多重債務問題、今年は大きな節目です。
 高い金利、しかもグレーゾーン金利という2重のシステムの問題。
 今朝の中日新聞は、「地方議会で議論活発化」と特集し、「上限金利引き下げ」の意見書が全国の265市町村で採択された、としています。
(写真をクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)


 ちょうど、昨日5月17日の新聞には、 岐阜県弁護士会 の 声明・5月13日 が新聞に紹介されました。
 そこで、声明全文を紹介します。

● 出資法の上限金利の引き下げを求める会長声明
 金融庁の「貸金業制度に関する懇談会」の中間整理が発表され,本年秋の国会には貸金業関連の改正法案が上程される見通しとなり,既に与党内部では法改正の準備が始められているとのことである。
 同懇談会の中間整理では出資法の刑罰金利(年29.2%)を,利息制限法の制限金利(年15~20%)に引下げることが提言されているが,貸金業界からは逆に金利規制の緩和を求める意見が強く主張されている。

 消費者金融の利用者は約2000万人にも達すると推定されるところ,ほとんどの利用者が,利息制限法を超過し本来は支払う必要のない金利であることを理解しないままに高利の支払を継続している。
 業界の発表資料によれば,利用者の平均借入期間は6年半,3割の利用者が10年以上契約を継続しているとされ,長期間の利用者については,利息制限法によれば残債がないにもかかわらず支払を継続していることとなる。
 2004年に成立した消費者基本法は,消費者の権利として公正な契約を締結する権利を定めるが,消費者金融の利用者にはこの極めて重要な消費者の権利が保障されていない。
 ここ3年間,自己破産の申立件数は20万件前後と高水準で推移し,岐阜県内でも毎年3000人近くが自己破産の止むなきに至っている。更に,経済的要因による自殺者は年々増加し,2004年には全国で約8000人にも達して,交通事故の死者をも上回っている。その中には利息制限法によれば完済となっていることを知らないまま返済に追われ自殺に追い込まれる人も相当数含まれているものと考えられ,法治国家である日本において不正義が蔓延しているといわざるを得ない。
 このように,多重債務問題は今なお深刻な状態にあり,到底金利規制を緩和すべき社会状況にはない。

 近時最高裁判所が,利息制限法超過金利の根拠となるみなし弁済規定の要件を極めて厳格に解釈する一連の判決を行い,事実上みなし弁済規定の適用余地をなくしたことを,貸金業界は重く受けとめるべきである。
 
 そこで当会は,今回の貸金業法関連の法改正に当たって,出資法の上限金利を少なくとも利息制限法の水準にまで引き下げて,いわゆるグレーゾーン金利を廃止することを,関係各機関に対し強く要望するものである。

2006年(平成18年)5月13日
岐阜県弁護士会
           会長  武 藤  壽

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 昨年、苗木を植えたところ、最近咲き始めた3種。

ハクウンボク
(白雲木) 
別名オオバジシャ エゴノキ科

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エゴノキの解説にもリンク


ヤマボウシ(山法師) ミズキ科 ヤマボウシ属
赤や白のハナミズキは各地の街路樹や庭木になっています。
その元になるのは「アメリカヤマボウシ」。
日本の山には、もともとヤマボウシ(山法師)がありました。
どうせならと、その改良されていない天然種の素朴な株にしました。

 

 
早くこんな樹木にならないかな


アメリカロウバイ。黒ロウバイ。「黒花蝋梅」(くろばなろうばい)
ロウバイ科 クロバナロウバイ属

 北アメリカ原産。「蝋梅のアメリカ版」。珍しい花だそう。色は赤紫。

  


植物の解説

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 フェロシルトの愛知県の見解の問題、愛知県知事の会見、四日市工場の搬入台数などの大幅増に住民の皆さんの同意が得られたこと、石原産業が九州で処分場を契約したこと(たった3万トン?)を発表、工場内の仮置き場のさらなる拡張(たった5万~6万トン分?)を明らかにしたことなど、まとめて紹介します。

● 公開質問状
 先日、愛知でダイオキシンやフェロシルト問題など広範に取り組む吉川さんの選挙が無事済んで、お会いしました。
 先日来、フェロシルトを「掘り出して袋詰めしたら撤去」だという愛知県の見解が 報道 (5月8日ブログ) されています。当然、この話題も。
 吉川さんも愛知県庁に電話したら、職員が変なこといっているから「明日」県庁へ行ってくるとのこと。
 そこで、撤去命令を出した愛知県が、「袋詰めしたら撤去」と判断して、その後の放置を県が実際に容認したら、「石原産業を命令違反で告発する、愛知県も行政不作為等で訴える」、そう伝えてくださいとお願いしました。

 吉川さんは、問題点を質問状として提出されました。さすが。
 詳しいことは、吉川さんの5月10日のブログ 「フェロシルト問題」、愛知県へ公開質問状を提出

【質問事項】
1.新聞報道の「掘り起こした時点で撤去済み」は、愛知県が廃棄物処理法に則って解釈されたものか。そうであれば、法的根拠を示す判例や資料、事例等の文献を示して頂きたい。

2.「掘り起こした時点で撤去済み」という法解釈がまかり通れば、産業廃棄物の過剰保管や不法投棄問題の解決を困難にするのは、誰もが想定できることであり、産業廃棄物「フェロシルト」のみ、特別の解釈で廃棄物処理法を運用することはできない。今後、フェロシルト以外で撤去命令を出した場合も、掘り起こした時点で撤去済みとの解釈をされるのか。

【要望事項】
1.愛知県は、自ら出した措置命令に従い、全量撤去の方針を貫くこと。
2、「撤去」の解釈を見直し、告発も含めた厳しい態度で臨むこと。
質問事項・要望事項について、5月17日までに文書にてご回答頂きたい。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
● 「野積み 撤去といえぬ」愛知県知事 指摘受け修正
5月16日朝日新聞 
(写真をクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)


 六価クロムを含む土壌埋め戻し材「フエロシルト」が愛知県内の埋設地で掘り出された後、袋詰めのまま野積みされている問題について、同県の神田知事は15日の記者会見で、「袋詰めで現場に置いている状況は、本来的な撤去ではない」と述べ、現場から搬出せず野積みしたままでは撤去完了とはいえないとの見方を示した。これまで県は「掘り出した時点で撤去」としてきたが、市民団体などの指摘を受けて、事実上、修正した。
 また、神田知事は「問題は、搬出する条件として、それをどこへ持っていくか、持ち込み先、処分場の確保だ」と述べ、フエロシルトの製造元で撤去を命じられている石原産業(大阪市)に対して、搬出や処分方法について改めて考えをただす方針を明らかにした。
 県資源循環推進課によると、県内で袋詰めのまま野積みされているフエロシルトは、長久手町前熊地区に約5500トン、瀬戸市北丘町に約1360トンある。

●1.フェロシルトの全量撤去に向けた今後の見通しについて
   愛知県知事 定例会見から / 平成18年4月17日(月)午前11時
【記者】 フェロシルトの撤去問題ですが、長久手町及びまだ期限が来ていない瀬戸市の撤去に係る今後の見通しは。
【知事】 愛知県は、判明しているところがこれまで箇所数で14カ所、今までに撤去が完了したところが10カ所。したがって、進行中のものも含めて4カ所が残っているという形になります。特に問題になっておりますのが、長久手町とそれから瀬戸市の2カ所。
 まず、長久手町ですけれども、これは埋設量が、石原産業が最初に調べた数値と大幅に違って増え・・・いろいろ課題がございました・・・今月中に撤去の目鼻が一応ついたということであります。
 その背景としては、一つは、トラックで搬出する場合に、石原産業の四日市工場の方へ運び込む。この運び込みにあたっては、地元との協議で、そのトラックの台数など地元の同意、了解を得なければなりませんが、これもいろいろと交渉、折衝していただいて、大幅な増車ということが地元理解を得たということでございます。
 それから、袋詰めにして、それを船で運ぶ、別の処分場へ運ぶということについても、現地でのその作業の体制を強化して、速やかな撤去を実施するという。

 それから、瀬戸市の方でありますけれども、1カ所は北丘地区でありますが、これは撤去にはかかっておりますけれども、まだまだこれからというところも残っております。
 それから、同じ瀬戸市の幡中地区でありますけれども、これは膨大な量であります。一番心配な場所でもあります。

【記者】 4月中に長久手町の方は目鼻がついたとおっしゃったということは、ほぼ撤去が完了するであろうということですか。
【知事】 そういう計画書で、トラック、搬出車両の増車ですね。それから、バック詰めの体制の強化。これが確実に行われていけば4月中に完了するという計画は出ております。

【記者】 幡中地区に関しては、先週末、地元の瀬戸市が中心になって撤去の検討会議というのを行いました。その中で、専門家からは撤去に伴うリスク、周辺への影響ということを考えた方がよい。それよりも、現状のままにしておくということに問題なければ、そういったことも検討材料には挙がってくるのではないかと。
 もし、そのままにしておくとなると、県はあくまでも全量撤去ということで命令を出していて、そちらとの兼ね合いでどうなのか、あくまでも県としてはやっぱり全量撤去を求めるという考えは変わらないのでしょうか。
【知事】 フェロシルトが産業廃棄物と、私どもはそのように認定をし、現にあそこの場所に埋設されているわけです。ですから、もとの状況にきちんと復元するというのは基本的な考え方だと思います。そのためには、やっぱり撤去を求めていくというのが、今も県の指導の方向としては変わっておりません。
 お話のように、4月15日に、瀬戸市が中心となり、学識者も入った中で検討会が開かれた。その中で、いろいろ議論があったようでありますけれども、まだ具体的な方向や結論めいたことまでは行っていないようであります。そこでやっぱり議論になったのは、膨大な量でありますので、これを搬出するということになれば、1日1,000台単位の車両の行き来が行われていくわけでありますから、環境に与える影響ですね、あるいは地域住民の健康などに対する影響など心配なさいましてね、そのほかの方法があるのか、専門的な立場でもいろいろご議論いただけるということであります。
 県の現在の考え方、立場としては、あくまでも撤去。撤去するためには、一番最善の方法は何があるのか、どういう方法がいいのか、あるいは地域に対する影響をどう少なくするのか、その辺りが課題だろうと思っております。

【記者】 この先、例えばまた守れないということになった場合に、県がとれる方法というのは何があるのでしょうか。
【知事】 もちろん、命令を出して、それに対して違反があれば、法的には、それに対して処分というか告発といいますか、そういうことを求めることもできます。ですから、対応が不十分で怠慢があるとか、特に悪質だというようなことになれば、そういうことも考えなければならないケースがあろうと思います。

● 5.フェロシルトの撤去について
   愛知県知事 定例会見から /平成18年5月1日(月)午前11時

【記者】 今後の見通しについてお聞きできますか。
【知事】 袋詰めのものについては、現地にまだ置いてある状況でございます。残っている状況でございます。これについては、埋め立てたものを掘り起こして、それで現場の土壌からなくなったという意味では完了いたしましたが、袋詰めのものについては現地に梱包して残っているという状況でございます。
 これは当然運び出すわけでございますけれども、会社の方は、基本的には九州の方へ船でそれを運ぶという予定でございまして、今、輸送関係の法手続などを進めているところでございます。

●石原産業 福岡の処分場と契約 フェロシルト 搬入量は3万トン
   朝日新聞 2006年05月10日 (リンク切れが早い)
 石原産業(大阪市)の土壌埋め戻し材「フェロシルト」の撤去が遅れている問題で、同社が福岡県内の民間最終処分場と3万トンを運び入れる契約を結んだことを同社の安藤正義常務が9日、三重県に報告した。

 県庁を訪れた安藤常務によると、今月に入って契約は結んだものの運搬の認可などの手続きが済んでいないという。また、運び出しの時期や方法、どこの現場のフェロシルトを運び入れるかなどは決まっていないという。

 県は今後も処分場の確保を進めるよう同社に指導を強める方針で、安藤常務は「四日市工場内の一時保管施設も、さらに5万~6万トン分広げる準備を進めている」と話した。

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 このシャワーのように溢れる花、何の木か分かりますか?

(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)


 全国でも自生地は珍しく、そのひとつが岐阜県内とされる。
   岐阜のなんじゃもんじゃの紹介のページ
   自治体のサミットも開かれている


 岐阜市立本荘中学の木。
  


 岐阜大学の入り口の街路樹になっています。
(トップの写真もここの木)
花弁の元は紫のアクセントも。
  

  


 山県市役所の伊自良支所
咲き始めは緑色。満開になると白。
  


 昨年、花市場の陳列台の上に1本だけ残っていて、なんと1700円。
そして、自宅に植えた1.5mほどの株。
調べると、高さは10から30メートルになる、
花が咲くのは5から6年目、
接木は難しいが接木すると少し早く咲く、
とのこと。
株をじっくり見ると数年目。
ともかく、今年開花してくれたが、
若木だからか、開花が他所より遅い。

「なんじゃもんじゃ」という命名を体現しているような開花前のすがた。


  

(追記) 5月21日の自宅のなんじゃもんじゃの様子。
まだ、緑系が残るけど、だいぶ、らしくなってきました。
まだ、木は小さいけど、片鱗を感じます。満開近し。
  
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 先日の名古屋での 選挙講座 (公開講座のあとの限定講座のレジメ概要もあり) のことは、中日新聞の愛知県版には写真つきで載ったようです。
 なお、私の配布したレジメは下記です。
  
(写真をクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)
 なお、私のブログの新聞や文書データを印刷したい場合は、拡大したときの写真上にカーソルを置いて右クリック、「コピー」をクリックしてから、ワードなどの画面上にカーソルを置いて右クリック、「貼り付け」をクリックして画面に貼り付ける(ワード上で拡大もできる)と印刷可能状態になるはずです。
   選挙講座の5月14日の報道はこちら
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選挙の戦い方伝授-市民派議員目指す人対象 岐阜県・山県市議ら

 無党派の「市民派議員」を目指す人を対象に、選挙の戦い方などを伝授する公開講座が13日、名古屋市内で開かれ、岐阜や三重、東京など各地の議員志願者、現職議員らも含めて焼く30人が参加した。
 岐阜県山県市の寺町知正市議(52)と市民団体メンバーの寺町みどり元旧高富町議(54)が中心になって企画し、講義や討論、質疑応答を通して実体験を披露した。
 組織に頼らない選挙運動については、「意欲が人を動かす。有権者が30万人の都市なら、応援してくれる人が30人いれば勝てる」「5人の仲間と30万円で町議に当選した」などと解説。票を得るコツについては「いかに有権者にメッセージを伝えるか。まちを変えたい、良くしたいという思いが重要だ」とした。
 「会派に所属しないと、勉強や発言の場で制限を受けるのでは」と″無党派の限界″を問う質問もあったが、寺町夫妻は「会派の政策決定に従わざるを得ないなどマイナス面もある。ダイレクトに市民の声を議会に届けられる点では、一人で決断できる無党派の方が良い」「ほかの自治体の議員と交流する中で、政治の勉強は十分可能」などと応じた。          (梅本秀基)
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(中日新聞5/14)


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 もみ播きから一週間、今朝、初めて陽光を浴びました。

(写真はクリックで拡大。どの写真も右下あたりのクリックでさらに拡大)


 無農薬の有機栽培で、野菜や稲作りを続け20数年になります。
 当初は昔ながら水田苗代での育苗を古老に教えていただいて、手植えの田植えをしていました。そのころ、周囲は機械植えばかり。ここでも、変わりものと見られたことでしょう。
 その後、友人ら4人と共同で紙マルチ田植え機を購入して、箱苗を田植えしています。
 もちろん、今でも、一部は手植えもやっています。
 除草剤も他の農薬も使いません。
 この紙マルチ栽培で、除草の手間が不要となり、楽な米作りになりました。
栽培品種は、岐阜県では寿司米として評され、硬質米の『初霜(ハツシモ)』。味は"自慢"できます。

 昨年の2005年版は 「5月11日 稲作りは、もみ播きして、箱苗づくり」   「5月25日 稲作り。箱苗づくりは陸苗で。たん水育苗(プール育苗)で丈夫に」
 この春、3月から4月、この上記の記録にも結構アクセスがありました。
 今は多くの地域のもみ播き作業が済んでいるから、今日の記録は来年用かな(笑)


●(昨年と同じ5月1日)  もみ種の塩水選

 通常は、4月末頃に「もみ(籾)」を水に浸けます。
 風呂とか温水に何日か、という人もいますが、私は、「塩水選」だけ。
 水に食塩を入れて、過飽和=もう解けない=塩が解けずに残っている状態の塩水をつくります。そこに、籾をどさっと入れます。すぐに浮く籾は、捨てます。
それでも、塩水の中で、半立ちになっている籾は、すっかり沈みきっている籾より軽い。そこで、この軽い方は予備とします。沈んだ方だけを、別のネットに入れます。これで、相当程度、病気や不良種子が除かれます。

●もみの催芽処理・水に浸す
 

 この選別した籾を、本命も予備も一緒に、発芽を促すために水に浸けます。冷水で長期間水に浸けた方がよい、といいます。暖かい水で、催芽させては病気のもと。ばか苗(田植えまでの間に異常に徒長=伸びる苗)が多発して困ったもの。温かい水は良くない。
 私は、例年、この地区の一番奥の谷水で池を造っている人に頼んで場所を借りて、一週間以上、流水に浸け置きして、芽だししていました。
 今年は、違う方法はないかと、思案。
 畑にある自家製の井戸に浸けてみることにしました。井戸は、直径1m長さ1mほどのコンクリート製の不要のヒューム管を縦に4本積み、その周囲にも8本ほどのヒューム管を横に並べて地中に空洞のスペースを作り、ガラガラの石でまわりを埋めています。つまり、このポンプの地下が水タンクにしてあるわけです。年中低温の水がたっぷりと溜まっています。
 この水面から1mほどの水深のところ、ヒモで吊るしておきました。

●(昨年より1日早い5月8日)  もみの催芽処理・もみ播き・播いて平らに置く

 もみ播きの朝に、井戸から出します。7日間、水に浸けても、はと胸状態(みもの角が膨らんで、芽が少し出かかった状態)になっていません。水温が低いので、もっと長期間浸した方がよかったようです。
 箱苗づくりに切り替えた最初の頃、軒先の暖かいところに置いたら、2日くらいで芽が出始めましたが、ばか苗(田植えまでの間に異常に徒長=伸びる苗)が多発して困りました。温かい水は良くない。


 ブルーシートを二重にして敷き、土をいれた育苗箱を並べ、たっぷりと潅水します。
 このときの水だけで、発芽します。水は外にぬけてシート内にたまらなくするために、シートの角は、低くしておきます。


  

 もみを播く。手植えのころは、「一箱に1合」以下でしたが、機械植えにしてからは、(紙マルチ栽培では水田に入って補植するということができないから)欠株を防ぐため「一箱に1合強」にしました。普通栽培は「一箱に2合」播き。
 播いたら、もみを落ち着かせるために、さっと潅水。

  

 商品名「まきっこ」。これでもみ播きする用途ですが、私は、手で播きます。土を被覆するときにだけ、使っています。1.5往復ピッタリで、均平に覆土できます。
 この覆土には水をかけません。かつて、初めて箱苗を作ったとき、陸苗栽培(たん水でなく、土の上で苗を育てる)をして、「乾いては発芽しないだろう」と上からたっぷり潅水しました。そしたら、表土が乾いてカチンカチンにかたまり、発芽した芽の上にコンクリートのような堅い蓋になってしまい、困ってしまったことがあります。

 順次、播いていきます。


  

 播き終わり、覆土も完了。新聞紙を1枚をベタに広げてから、シルバーポリを2重程度にかぶせます。
 風で飛ばないよう、適当に押さえの物を置いておく。
 このまま、4日から5日位、放置しておきます。
 雨が降って水が滞水しないよう、シートの端は、倒しておくことに注意します。

● チラッとのぞきました
 5月11日

 5月12日

 5月13日

 5月14日

 今朝、5月15日

● 被覆をはずして、太陽に当てる
 

 雀やカラス、ネコなどを避けるために、キュウリ・ネットをふわっとかけます。
 通常、この時期では発芽に不揃いがあるので、まだ、水はいれません。雨が降っても、たまらないよう、シートの端はあけてあります。すぐに水を張ると、不揃いがいっそう拡大します。水やりもしません。
 なお、生育の程度からすれば、昨日がはずし時。しかし、昨日は、名古屋だったので、仕方なし。
 また、1~2cmに伸びた新芽が白と緑のムラに見えるのは、木蓮の樹の葉の影と光の関係です。

 今回、昼には土が白くなってきたので、しばらく(2時間ほど)、たん水しました。


 数日したら、「たん水育苗」にします。
 陸苗づくりで、水を張らずに、乾いたら上から潅水する、というやり方だと、苗が徒長するといいます。この場合に、日中にホウキの先などで葉先をなでてやるだけで、ある程度は徒長がセーブされるという人もいます。野菜も稲も苗作りがその後を決めます。ガッチリ育苗はやはり、たん水育苗。それに、晴れが続いても、水やりの心配もないし、やっぱり省力型。

 井戸に置くと何日くらいで播きごろになるか、来年以降の参考のため、余った種もみを、再度吊るしておきました。
 もう少しで播き頃の感じ。
 ということは、半月以上は井戸水につけておいて良さそう。


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 昨日の名古屋での公開の選挙講座、さっそく、今朝の朝日新聞に出ていました(下記に引用)。他に数社、取材に来ていたから、でるのかな。
 その 公開講座 のあと、17時から20時、そして今日の9時から14時は、事前申込者に限定したみっちりの選挙講座。
 みんな、今日の最後の感想で、とっても良かったと。「目からウロコ」とか。
 「私が一番ためになった」「いや、私の方がためになった」と感想を競うほど喜んでくれて、講師としてはホッとして・・さきほど、帰ったところです。

「市民派議員 増やそう」統一選控え 名古屋でノウハウ講座 (5月14日朝日新聞)

 来年4月の統一地方選挙を前に、政党などに頼らない市民型選挙のノウハウを共有しようと、現職議員や議席を目指す人たちを対象にした選挙講座が13日、名古屋市内で開かれた。5回シリーズで、初回は現職議員らが「勝てる選挙-市民派議員増やそう」と題して講演した。
 岐阜県山県市議の寺町知正さんらが企画したもので、東海3県のほか東京都など全国各地から立候補を予定する人など25人が参加した。
 知正さんと「市民派議員になるための本」などの著書がある寺町みどりさんが、市民派議員」になる意義について説明した。行政訴訟を36件行い、最高裁で勝訴した経験を持つ知正さんは『議員になると行政から情報が入りやすくなり、住民監査請求や住民訴訟などの法的措置を使うにあたってより効果的」と指摘。議会での質疑と、住民訴訟などを駆使して行政に働き書けることの必要性を強調した。
 みどりさんは「市民派議員は支持基盤の市民団体や支持を受けた個人に見返りをするためのものではなく、声なき声を政治に反映するのが仕事だ」と訴えた。 講座は10月まであり、7月8日には浅野史郎・前宮城県知事を招いてパネルディスカッションなどを行う。
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 (なお、主催は、私でなく、「む・しネット」なんですよ)

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 アスパラが一日にどれだけ伸びるか調べてみました。
(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)

 5月12日 7時17分  左14cm‐右22cm



 5月12日 14時37分 15‐24



 5月12日 18時04分 16‐25



 5月13日 7時29分 20‐29
右は、収穫しました。家庭菜園だとどうしても、30cmくらいで収穫になりますね。
 アスパラは濡らしてから袋に入れて冷蔵庫で立てて保存が大原則。
 味に大きく影響。宅配便や移動の時もも立てて送ります。
 その訳は、きょうは説明する時間が無いので、あらためて(笑)


12日夜の食事。左は塩茹で。
右は、オリーブオイルにバターを少しいれて焼いて塩コショウ


 ヤマイモの成長の早いイモは、背丈以上にツルが伸びたので、3日ほど前に、あわてて支柱建て。詳しくは、あらためて。


 8日月曜日に播いたもみダネの発芽具合。土曜日の朝のようす。
 もう、被覆をはずしたいけど、土日はいないし、大雨みたいで、たたかれたら大変。発芽ムラの原因にも。
 迷いつつ、このままで置くことにして家を出ました。


 昨日朝作っておいた記事を名古屋で投稿。知らないうちにいたずらコメントを幾つもつけられていて、今、削除しました(笑)

(14日17時53分撮影の写真を追加)




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 組織に頼らない市民型の選挙。今年は、レードアップし、かつ、短期集中で開催します。
 今日のお知らせは、前段は、過去に掲載した一部を再掲、後段は初めて掲載の
、今回分の最新のレジメです。講座の様子が伝わるかな(笑)

●市民型の選挙の講座。第2回講座には、前宮城県知事の浅野史郎さんも登場し「わたしの選挙」を披瀝
 ← (チラシはクリックすると拡大。右下あたりのクリックでさらに拡大)
 印刷用・PDF版  テキスト版でみるには
「勝てる選挙~市民派議員を増やそう」     
第1回 とき:5月13日(土)13:30~16:30

ところ:ウィルあいち 特別会議室
「M&T企画/選挙講座」スキルアップ編
●  第1回  5月13日(土) 17時~20時
《選挙で当選する人、しない人-1》
●  第2回  7月 8日(土) 17時~20時
浅野史郎~わたしの選挙
  《選挙で当選する人、しない人-2》

●  第3回  8月12日(土) 13時~20時
《法律やルールを使ってたたかう》 
●  第4回  9月 9日(土) 13時~20時
《基本は「政策」と「公約」》 
●  第5回 10月 7日(土) 13時~20時
《メッセージを届ける~あとは全力疾走》


講 師:寺町みどり&ともまさ
会 場:ウイルあいち(名古屋市・宿泊可)を予定(7/8以外)。
対 象:無党派・市民派の議員・市民に限定。
参 加:全回通しでの参加を原則とする。
    要申し込み(単発希望は要相談)
参加費:会員1万円/1日(会員外2万円)
★翌日曜日は希望者対象の「オプション」講座。
個別課題をアドバイス&ディスカッション。講師:寺町みどり&ともまさ。


 これらの内容や日程の詳細は→ 4月23日ブログ
 この企画のことは、共同通信で全国配信などされました。他も含めて、新聞報道記事のことは 5月10日のブログに掲載

● (初掲載) これが、参加者用に事前配布した説明と細かい日程
 2006年度の「M&T企画/選挙講座」は、5連続講座で全体のねらいは、「2007年統一選の本番直前の年として、2006年5月から10月に、05年度講座をスキルアップするとともに、理解を深めかつ復習して、市民型選挙の手法を実戦的に身につける」。
 翌5月14日(日)の9時から14時までは、参加者の個別のニーズにも柔軟に対応し、かつ密着した講座を行います。
 今年度は「議員と市民の勉強会」がありませんので、二日目は、最後の1年の議員活動にも実践的に役立つ内容にしたいと考えています。オプション講座のみの参加はできません。
 なお、オプション講座参加者は、「選挙および選挙に向けての今後1年間の議会活動で、解決したい問題について、事前にテーマを知らせていただく」という課題があります。
 不明の点がありましたら、みどりまでお尋ねください。

【タイムスケジュールおよび内容の詳細】
第1回 5月13日(土)17:00~20:00
テーマ《前回の選挙から見えてきたもの-選挙に当選する人、しない人》

●全体説明
  ねらい→初回は人数が少ないので、みっちりやる  
     →前回の選挙を振り返って次の選挙を具体的にイメージする

●自己紹介
  ねらい→個人演説会的なイメージ。自分のじっくりのしゃべりで人の心を動かす
     →前の選挙の勝因、次の選挙で改善するところを展開する

●「前回選挙のリーフを元に、次のリーフをどうつくるか?」(みどり)
 ・前年の選挙講座に出た人は、その内容をふまえてさらにスキルアップする。

●プレゼン「模擬街頭演説」(参加者)
   ねらい→スタンスと政策を自分の組み立てで3分で語る
     →「私のしゃべり」で有権者を獲得するイメージ

●「実態的に把握する」(ともまさ)
 (1)それぞれの過去の選挙の内実を、各種要素に分解したのち、チャート図に落として、視覚的に自己評価し、かつ、他の参加者と比較する。もって、次の選挙への指針や対策の重点を、データ的に認識する。
 (2)議員として、あるいは議員となったときのために、議会の基本ルールを再確認する。これは議会改革の前提であり、選挙公約や立候補決意の動機づけにもなり得る。

◆当日の持ちもの
 『市民派議員になるための本』
 『地方自治小六法』程度の辞典
  前回選挙(直近)のリーフ・ニュース、選挙はがき、ポスターなど。

◆当日までの課題
 ・「自己紹介」と、「街頭演説」を考えてくること。

◆5月14日のオプション講座のスケジュール
 9:00~14:00の日程を、昼食をはさんで、
(A)選挙について、(B)議員活動について、の2部構成のフリーディスカッション形式でおこないます。
 ※14日のオプションに参加される人の課題
  A.選挙でかかえている(解決したい)問題。
  B.選挙に向けての議員活動で相談したい(解決したい)問題。

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◆ 5月13日(土) 13:30~16:30
《セッション1-公開講座部分》
 勝てる選挙~市民派議員をふやそう!
 13:35~14:10
   《あなたのまちに市民派議員を!》寺町みどり
 14:10~14:55
   《議員はおもしろい。さぁ議員になろう》寺町ともまさ
 15:00~
   激論「私でも議員になれますか!?」
      寺町みどり&ともまさVS高瀬かおる(つっこむ市民)
 16:00~   参加者との意見交換
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 (5月16日追記) 講座の様子の新聞報道記事など

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 福井県の、いわゆる男女共同参画センターに相当する生活学習館で、特定の書籍などが書架から撤去される問題が起きました。
 詳しくは 「サンデー世界日報4月30日号より」と記載された 「平成18年4月28日 県側は過激図書を排除 県センターの150冊対象に」

 2度とこんな現代版・「焚書坑儒」を起こさせてはいけないと思います。
 現地の知人らが動き、協力しました。ガッチリと構えて。
 再発防止のために転載転送・再利用・リサイクル大歓迎。
 
● 5月2日 福井県知事に情報公開請求した文書リスト

○ 世界日報の記事に関して、県の作成取得した文書の一切
  (執務記録や旅費・日当・食料費などの公金支出関係も含む)。

○ 世界日報の記事に載っているリスト及びそのリスト作成に関して、
県の作成取得した文書の一切(同)。

○ 提供された150冊のリスト及びそれに対する県の対応を記録した文書。

○ 生活学習館の設置及びに関する諸規定の全て。

○ 県の当該の施設の概要と個別スベース(室、フロアー、カウンター、書架など)の管理にかかる名称や目的が分かる文書。
 個別スベースの収容あるい書籍など所蔵能力が分かる文書。

○  県男女共同参画推進委員会の設置に関する条例あるいは要綱など。
  委員の名簿。委嘱状などに相当する文書の控え。
  会議および費用弁償などの記録の一切。

○ 1階から2階への移動の意思形成と意思決定が分かる文書並びにその後の文書の管理や検討の記録。

○ 本件に関連する知事からの事務委任の各担当者の職及び氏名(H17年度、18年度)。

(追加) ○備品台帳(図書・ビデオ・テープ等備品の目録)

● 5月11日 福井県知事への申し入れ(大地敦賀市議が郵送・FAX・記者発表)
 
         抗議文 
                    2006年5月11日

福井県知事 西川一誠様

 福井県の男女共同参画センターの役割を担う福井県生活学習館において、本年3月に、上野千鶴子さんらの著書150冊が書架から排除されました。
 本家明美・男女共同参画課長によると、「本は排除したのではない。一県民からの要請があり、検討するために移動しただけである。」とのことですが、何を、いつ、誰が、どのような基準で検討するのかということも、明らかにされておらず、3月に排除されたままの状態が今も続いています。
 また、新聞報道(4月28日付世界日報、5月4日付読売新聞、5月10日付中日新聞)には、150冊のうち21冊の書籍名・著者名が記載されているにもかかわらず、150冊の書籍リストの公表を求めたところ、行政情報であるから公表はできないとの回答でした。
 同生活学習館の図書は、県民の貴重な税金である県予算の一般財源のうちの備品購入費で購入されたものです。それらの図書のうち150冊が、県民の目に触れない場所に排除されていることは、県民の閲覧に供する備品として図書購入された本来の目的を無にする行為であり、行政職員による県有財産の管理を放棄する違法な行為です。
 思想の自由、表現の自由は憲法に定められた基本的人権であり、同時に、憲法で禁止された検閲である今回の150冊の図書排除について、わたしたちは見過ごすことはできず、今回の図書排除の行為に対し、強く抗議するものです。
 排除されたままになっている図書150冊については、速やかにもとの書架に戻されるよう、強く要望します。
    敦賀市議 今大地晴美 他 2団体44名  

● 5月11日 住民監査請求 (請求人・今大地晴美)

男女共同参画関連特定図書隠蔽事件に関する住民監査請求
   (福井県職員措置請求書)

第1 請求の要旨
1. 概要
 福井県の男女共同参画センターの役割を担う福井県生活学習館において、本年3月に、上野千鶴子さんらの著書150冊が書架から排除された。
 本家明美・男女共同参画課長によると、「本は排除したのではない。一県民からの要請があり、検討するために移動しただけである。」とのことだが、何を、いつ、誰が、どのような基準で検討するのかということも明らかにされずに、3月に排除された。
 新聞報道(第1.2.3号証など)には、150冊のうち21冊の書籍名・著者名が記載されているにもかかわらず、150冊の書籍リストの公表はできないとの回答であった。

2. 違法性
 本件は、次の点においても、違法なものである。
 (1) 同生活学習館の図書は、県民の貴重な税金である県予算の一般財源のうちの備品購入費で購入されたものである。それらの図書のうち150冊が、県民の目に触れない場所に排除されていることは、県民の閲覧に供する備品として図書購入された本来の目的を無にし、県費を無駄にする行為である。
 (2) 同時に、本件は、行政職員による県有財産の管理を放棄する(怠る)違法な行為である。
 (3) 思想の自由、表現の自由は憲法に定められた基本的人権であり、同時に、憲法で禁止された検閲であって、憲法違反である。
 (4) 社会通念上も、公序良俗としても、社会正義としても、このような財産管理行為は許されない。

3. 福井県の損害及び財産の管理を怠る事実
 本件約150冊の購入代金は約30万円と思料される。これは、そもそも県の損害にあたるというべきであり、財産の管理を怠る事実である。
 排除された図書150冊は、速やかにもとの書架に戻されなければならない。

4. 職員
 本件図書の隠蔽の意思決定と具体的行為に関与した知事ほか福井県職員及び同業務を行為した関係者らは、上記損害について連帯して賠償責任を負う。

5. 請求人は監査委員に、職員に連帯して金30万円を返還するよう勧告すること<もしくは、同図書資料を直ちに正規かつ本来の管理状態に復帰させるよう勧告することを求める。

 以上、地方自治法題242条第1項により、事実証明を添えて、必要な措置を請求する。
                 2006年5月11日

福井県監査委員 各位
         (事実証明書としての新聞等は略)

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このブログの関連投稿
   4月6日 ◆千葉県の男女共同参画センター設置条例案否決で何をするか。地方自治法の再議請求も。
   3月27日 ◆過激な性教育・ジェンダーフリー教育の調査結果の手紙。教育委員会や学校も困惑

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 これ何の花??  分かりますか??
 5枚の写真から下の文(かなりの空白部分のあとに出でくる)を見る前に一度考えてみてください。
 ロート状の花は一つが手のひらに乗るくらいの大きさ。
 昨日の霧雨の朝の写真なので、ダーク。



 

 
(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)









近くの桐の木のが先日から満開のよう。
快晴にならないので写真を撮りに行きませんでした。
でも、今日から天気が大きく崩れるというので、朝、見てきました。
下の方は既に落下。道路にはいっぱい花が落ちています。
風が吹くたびに、ハラハラと落ちてきました。
この花が房になって、その房が枝先いっぱいについている。
   凌霄花(のうぜんかずら)科
   樹の全景の写真

 人より太い樹。横ではフジがたくさん咲いていました。


(追記)所用を済ませた帰り、偶然、低い桐の木があったので撮影。
     (枝を斜めに持って、撮りました)
  

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