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てらまち・ねっと



 石原産業が愛知県知事の撤去命令の取消を求める行政訴訟を提訴したと、先ほどの夜9時前のNHKニュースで流れました。
 ・・・インターネットにも出ていない。
 ・・・・あったあった。会社の発表。

 なお、 ◎「昨年公表されていた石原産業の社長の辞任延期するとのこと」、 ◎「瀬戸市の既設処分場への搬入案のこと」 ◎そして、このブログでカテゴリー 行政訴訟 を立てている私として、「今回実行された『行政訴訟』の意味や位置づけ」などについては改めて掲載します。
  (翌日追記 → この翌日の私の見方や新聞記事)

行政処分取消請求訴訟の提起について
   平成18年5月21日 石原産業株式会社 代表者名 取締役社長 田村藤夫
 当社は、本日、愛知県知事より平成17 年11 月21 日受領しました廃棄物の処理及び清掃に関する法律(以下「廃掃法」といいます。)第19 条の5 第1 項の規定によるフェロシルト等の撤去を命ずる処分(以下「本件処分」といいます。)のうち瀬戸市幡中地区に係る部分に限り処分の取消を求める訴えを名古屋地方裁判所に提起しましたのでここにご報告します。
 愛知県からの本件処分による講ずべき支障の除去等の措置の内容は、埋め立てられたフェロシルト及びこれと混合した土砂等を全量撤去し、廃掃法の基準に従い適正に処分することであります。当社も、勿論その趣旨の理解に努め、周辺住民の方々の生活環境の保全とその支障の除去に全力を尽くすべく努力してまいりました。
 然るところ、愛知県の調査によっても該当地においては問題の六価クロムは検出されておらず、土壌環境基準を超えたフッ素については自然に由来するものである可能性が極めて高いと考えられることから、フェロシルトをすぐさま撤去しなくとも周辺住民の方々の健康上の保全に支障はないものと考えられます。
 加えて、本件処分にある瀬戸市幡中地区においては、ボーリング調査の結果、フェロシルトの撤去量は周辺土も含め極めて膨大な量になると予想され、かつ、その埋設分布が広範囲で深度も表層から30mに斑状で多岐にわたっていることが判明しております。その撤去については、事前に埋設フェロシルトに至るため、移動、搬出する大量の土砂を含めると延べ10 万台を超えるトラックの通行が必要となります。その上、撤去作業期間は長期化し、通学時の交通事故、粉塵、振動、排ガス、CO2 の大量発生など、周辺住民の方々への二次災害が懸念されています。
 当社といたしましては、かかる実情を踏まえ、必ずしも全量撤去の方法によらず、地元にお住まいの方々の健康と生活環境を最優先に配慮した安全な方法について、学識経験者と検討し、周辺住民や地権者の方々のご意向を踏まえ、生活環境の保全を図り早期に実行可能な方策、例えば本件土地の外周及び表層部に人工的に遮水層を設置することでフェロシルトを封じ込める案等を検討し、さらに全社を挙げて適切に対応してまいりたいと考え、本件処分の取消を求める訴えを提起したものです。
 なお、本件訴訟の推移によっては、当社の経営状態に影響を及ぼす可能性はありますが、現時点ではその影響額は不明であります。
 フェロシルト問題につきましては、株主、取引先の皆様をはじめ関係者各位に、ご心配とご迷惑をおかけしておりますことを心より深くお詫び申し上げますとともに、当社はこの問題については、全ての地域において、住民の方々の生活環境保全上の支障を除去することを社会的責務と考え、その実現の確保の為に不退転の決意で取り組み、一日も早い社会からの信頼回復を得るよう努めてまいります。
          以上
(参考)
廃掃法第19 条の5第1 項
産業廃棄物処理基準(特別管理産業廃棄物にあつては、特別管理産業廃棄物処理基準)に適合しない産業廃棄物の処分が行われた場合において、生活環境の保全上支障が生じ、又は生ずるおそれがあると認められるときは、都道府県知事(当該処分を行つた者が当該産業廃棄物を輸入した者である場合にあつては、環境大臣又は都道府県知事。次条及び第十九条の八において同じ。)は、必要な限度において、次に掲げる者(次条及び第十九条の八において「処分者等」という。)に対し、期限を定めて、その支障の除去等の措置を講ずべきことを命ずることができる。
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 今日は、ほんとに久しぶりの快晴になりそう。
 植えてから、直後は時間がなかったのと、その後は、雨模様ばかりで、夏野菜の管理を何もしていませんでした。
 今年、いろんな種類を植えたトマト。トマトは特に雨に弱いから、苗の管理は晴天の日にしかしない鉄則。
 そのトマト、10数年前から、雨よけ栽培をやってみたいと思っていました。が、風で飛ばされるのが心配、セットに手間、などでやったことがありませんでした。
 
(写真をクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)

 今年、ホームセンターで長さ2.4メートル用のセットが半額(2980円⇒1980円)で安売りしてたので、意を決して3組買い、初挑戦してみます。
 植えてすぐに屋根をかければ、今年の雨模様に対してなお良かったけれど、ともかくも5月16日にセッティング。

 今日は、まず、畑の仕事。作業が終わってから、畑の様子を写真で追加する予定です。では。

(以下、追記)
● トマト
 ⇒ 

 植えっぱなしで半月きたので、前日の風で倒れました。

 ⇒ 

 トマトは、葉っぱ3枚ごとに1つの花芽が着くという性質です。
 普通は1本仕立て。この場合は、葉の元から出るわき芽は全部摘み続けます。

 2本仕立てに初めて挑戦。今年は、2株ある品種は、一方を2本仕立てにしてみます。
 収穫時期がずれるし、長い期間収穫できないかとの魂胆。
 そこで、上のわき芽を1つ残しました。


● ナス
 ⇒ 


 ナスは3本仕立てが普通。一番花の下の2芽を残して、主枝とあわせて3本に。3本から出る枝は伸ばすのが普通。下の芽は全部かきとります。
 接木の場合は、台木である違う植物が出てくることが多いですが、全部摘みます。
 長ナスや米ナスなどの整枝のことは詳しく知らないのですが、説明にも同様に書いてありますね。

● ピーマン類
 ⇒ 


 ピーマン系は、適当な高さのところで、枝が自然に3つに分かれ、その上から着花する性質。通常は、この分枝から上は全部放任で収穫していきます。
 逆に、この分岐から下の芽は、早めに全てかきとります。下のかきとりが遅れると、その分、栄養をとられます。

● キュウリ類
 ⇒ 


 キュウリは、下のほうから出る枝は、茎葉が茂るわりに花がつきません。そこで、下から3芽は欠き、4.5.6番の枝を伸ばし、7番で芯を止める3本仕立てが普通。
 収量は比較して減るけれど、早く、長く採るために一本仕立てにする場合もあります。私は、今回、両方にしました。

 ニガウリなどは、下の芽だけかいて


● オクラ
 夏野菜の植え付け後の特徴としての、高温を欲しがるのはピーマン。
 それ以上に高温が必要なのがオクラ。
 そこで、キャップを掛けっぱなしにしていました。今日、はずしました。
 オクラは1本立ちより何本かまとまっていた方が収量が上がるそうです。
 「収穫が遅れてもやわらかい」という「沖縄直行便・島オクラ」という種類


● スイカ、ウリ、カボチャ類
  


 スイカやウリ類は、摘芯、誘引ないろいろとあるよう。
 私は、真面目作ったことは無く、毎年、トンネルの中で放任です。
 カボチャは、自分でキャップを破って出てきます。

● 直播のウリ類の様子
 

5月17日に直播した苗。定植苗と収穫時期がずれることを期待して。

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