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てらまち・ねっと



 つくづく呆れる麻生氏の発言や発想。
 「根底には何のセンスも無い」のではないかと思えてくる。

 「社会常識欠けた医者多い」発言。 
 また、支持率低下の原因を自分で作った。
 「(医師は)社会的常識が欠落している人が多い。ともかくものすごく価値観が違いますから」(麻生首相)

 与野党からも各界からも総スカン。
 野党は敵失に喜ぶ。
 自民党の議員は政権から落ちたらと、自分の首もポストも心配は高まっているのだろう、堂々と強い批判がでている。。

 ともかく、あの人、中身は空っぽではないかと思えてくる国民は少なくないだろう。
 近年首相で稀にみる軽薄さ。

●「社会常識欠けた医者多い」=麻生首相が発言、すぐに陳謝
●首相「医師は常識欠落」に医師会抗議
●麻生首相こそ社会常識欠落=鳩山氏
●麻生首相:相次ぐ「朝令暮改」発言 自民に批判の渦

 ところで、現場の医師のブログ 「産科医療のこれから」 というWebページに最後にリンクしておく。
 麻生さんはこういうの、見ないんだろうね。

 こちら、あと一週間以内に福井の情報公開事件の最高裁への上告理由書を出さなきゃいけないので、今日から作ろろうと思う。(いや、作るしかない)

 来週27日の住民訴訟の2つの裁判のうちの1つの書面もまだ作らなきゃ。
 
 先日、関東の某県の知らない人から、住民監査請求したけど監査をしないようなので住民訴訟をする、その場合の弁護士費用や裁判費用はどれくらい? やその他の質問が舞い込んだ。何十億の事業だという。
 返事したら「本人訴訟でいく」との返事。
 本人訴訟を勧めている私としては、好感。
 ・・そしたら、昨日昼、本人訴訟でやるので訴状案を作ったから見て、とメール・・・すばやいことに驚く。ともかく見るしかないよね。

 昨日夜は、隣県の知人の市議から、「初めて住民監査請求する、文案作ったので見て」・・・

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●「社会常識欠けた医者多い」=麻生首相が発言、すぐに陳謝  時事 2008/11/19-21:17
 麻生太郎首相は19日、首相官邸で開かれた全国知事会議で、地方の医師不足問題に関連して「社会的常識がかなり欠落している人(医者)が多い。とにかくものすごく価値判断が違う」などと述べた。首相はその後、記者団に「まともな医者が不快な思いをしたというのであれば申し訳ない」と陳謝したが、医師の資質を批判したとも受け取れる発言で、今後波紋を呼びそうだ。

 同会議で首相は、「地方病院での医者の確保は、自分で病院経営しているから言うわけじゃないが大変だ」と強調。その上で、「小児科、婦人科が猛烈に問題だ。急患が多いところは皆、(医師の)人がいなくなる」「これだけ(医師不足が)激しくなってくれば、責任は医者の(方にある)話じゃないか」と述べ、産婦人科に対する診療報酬加算などの対応が不十分との認識を示した。

 問題の発言は、医師の多くが産婦人科などでの過重な勤務を敬遠して開業医に流れる現状に、知事側が懸念を示したのに対して飛び出した。首相は同日夜、記者団に「医者は友達にもいっぱいいるが、おれと波長が合わねえのが多い」としながらも、「そういう(社会常識の欠落という)意味では全くない」と釈明した。

●首相「医師は常識欠落」に医師会抗議  TBS 20日16:50
 「医師は社会的常識がかなり欠落している」麻生総理は19日に自ら発言したこの内容について、陳謝しました。しかし、波紋は収まりません。

 「国政を代表する立場である総理の、あまりにも認識を欠いた軽率な発言は、耐え難い環境で医療現場を懸命に守る医師の真摯な努力を踏みにじるものである。奈落の底に突き落とされた」(日本医師会、竹嶋康弘 副会長)

 麻生総理に激しく抗議する日本医師会。事の発端は、19日に開かれた全国知事会議で、麻生総理が地方の医師不足について自らの考えを述べた際に出た、この発言です。

 「(医師は)社会的常識が欠落している人が多い。ともかくものすごく価値観が違いますから」(麻生首相)

 医師は社会的常識が欠落している人が多いと発言。その日のうちに謝罪したものの、20日になって政府・自民党内から苦言を呈されました。

 「(医師に対し)勇気をくじくというか、誤解を与えるようなことがあったら残念」(舛添要一 厚労相)

 「医師は、患者さんと向き合って、社会的常識がなければできない仕事ですから」(自民党、鴨下一郎 元環境相)

 そして、野党からは・・・
 「常識がないのは発言している総理の方では」(民主党、菅直人 代表代行)

 また、社会的常識が欠落している人が多いと言われた側の医師たちからは、抗議の嵐が巻き起こっています。全国の開業医、歯科医で構成する全国保険医団体連合会は、声明を発表し、「麻生総理は行政府の長として失格」と痛烈に批判。また、日本医師会の唐沢会長は、麻生総理を訪ね、直接抗議しました。

 「(首相の)発言が誤解を与えているようだし、だいぶ不適切だったということなので、撤回なさるというご発言でした。すみませんでしたという言葉をいただきました」(日本医師会、唐沢祥人会長)

 麻生総理は、言葉の使い方が適切でなかったと、発言を撤回したということです。

●麻生首相こそ社会常識欠落=鳩山氏  時事 2008/11/19-20:42
 民主党の鳩山由紀夫幹事長は19日夜、麻生太郎首相が地方の医師不足問題に関連し「社会的常識がかなり欠落している人(医者)が多い」などと発言したことについて、「首相の方こそ社会的常識が欠落している」と批判した。都内で記者団に語った。

 これに関連して同党幹部は、「東京も医師不足は深刻で、大都市への偏在が問題という意味なら、失言というより認識不足だ」と指摘。その上で「全国の医者を敵に回す発言で、(支持団体である)医師会の自民党離れに拍車が掛かるのではないか」と述べた。(了) 

●麻生首相:「医師常識欠落」発言 舛添厚労相が苦言  毎日新聞 2008年11月20日 
 麻生太郎首相が医師について「社会的常識が欠落した人が多い」と発言したことに対し、舛添要一厚生労働相は20日午前、「現場の勤務医も悲鳴を上げながら頑張っている。そういう方々に勇気をくじく誤解を与えるようなことがあれば残念だ」と述べ、苦言を呈した。東京都内で記者団に語った。

 これに関連し、河村建夫官房長官は同日午前の記者会見で、「首相自身が謝罪しており、あれこれ言うつもりはない」と述べたうえで、「政府は一丸となって産科、小児科、救急医療の医師を確保しなければいけない」と医師不足対策に取り組む姿勢を強調した。

 一方、全国の開業医・歯科医で構成する「全国保険医団体連合会」は同日「深刻な医師不足を解決しようとする姿勢がまったく見えない」などと首相の発言に抗議する声明を発表した。【坂口裕彦】

●麻生首相:相次ぐ「朝令暮改」発言 自民に批判の渦  毎日新聞 2008年11月21日
 道路特定財源や医師批判など麻生太郎首相の一連の発言を受け、自民党内で20日、首相批判が噴出した。首相は補足説明や謝罪で収拾を図ったが、「朝令暮改」の印象はぬぐえず、かえって発言の軽さが浮かび上がった。緊急経済対策や税制改正など懸案が山積する中、首相の求心力低下は避けられそうにない。

 「トップの発言がすべてではない」「官房長官を説明に呼べ」。20日午前の自民党道路調査会は、道路特定財源の一般財源化に伴い1兆円を地方交付税化するとの麻生首相の方針を巡って紛糾した。会合後、山本有二調査会長は記者団に「交付税を交付金と読んだらつじつまが合う」と語り、最近「読み間違え」が目立つ首相を皮肉った。

 郵政民営化に関連し、首相が「株式売却を凍結する」と表明したことも自民党内に波紋を広げた。中川秀直元幹事長は、町村派の会合で「発言には誤解を招く点が多々ある。訂正していただきたい」と改めて批判。自民党は今後の国民新党との折衝でも「凍結」はのまない方針だっただけに、政調幹部は「信じられない発言。首相の周辺はどういう調整をしているんだ」と声を荒らげた。

 こうした中、首相の発言は、20日も迷走。道路特定財源の一般財源化を巡っては、昼に首相官邸で記者団に「地方が自由に使えるなら何でもいい」と述べ、地方交付税の形式にこだわらない姿勢へと、あっさり軌道修正。しかし、夜に記者から「軌道修正したのでは」と問われると、「どこが」と否定し、「地方が一番使いやすい方法は何だ」と逆質問。記者が「地方交付税も、一つの選択肢だと思う」と答えると、「それが答えだ」と語り、再び地方交付税を軸に検討する意向を示した。

 一方、郵政の株式売却凍結については「安い時には売らないという話をしただけ」と一般論でかわした。

 党内の首相批判が収束する気配はなく、山崎拓前副総裁は山崎派の会合で「いったん発言した以上は、その方針でやらないと党内抗争を引き起こしかねない。綸言(りんげん)汗のごとしだ」と腰の定まらない首相を批判した。
 河村建夫官房長官は記者会見で「旺盛なサービス精神で勇み足をしたのかなと思う。ある意味では個性だが、一国の首相として、できるだけ慎重にやっていただくに越したことはない」と釈明したが、党内の批判は首相を支える側近にも向かい始めている。【三沢耕平】

●社説:「医師は常識欠落」 麻生さん「失言」では済まない  毎日 2008.11.21
 全国都道府県知事会議で医師不足への対応を問われた麻生太郎首相が「自分で病院を経営しているから言うわけではないが、医者の確保は大変だ。(医師には)社会的常識がかなり欠落している人が多い」と述べた。地方の医師不足の原因が医師側にあることを指摘したかったとみられるが、乱暴な発言だと言わざるを得ない。これには医師の団体だけでなく、首相を支える政府・与党からも批判や苦言が相次いだ。異例のことである。

 麻生首相はさらに「(医師不足が)激しくなれば、責任はお宅ら(医師)の話ではないのか。お医者さんを『減らせ、減らせ』と言ったのは、どなたでしたかという話も申し上げた」と追い打ちをかけた。

 医師の団体が医師抑制を働きかけたことは事実だが、それを後押ししたのは自民党だった。医師不足を医師側の責任と主張するのなら、客観的な事実を示すべきだ。自らの病院経営の中で感じたことを話したのだとすれば説得力がない。首相発言は医師不足の現状を打開する手がかりになるどころか、混乱をもたらすだけだ。こういう発言こそ「社会的常識」を欠いたものと指摘せざるをえない。

 麻生首相は同知事会議の後、記者団に「まともなお医者さんが不快な思いをしたというのであれば、申し訳ありません」と釈明、発言の翌日、首相官邸を訪れた日本医師会の唐沢祥人会長に対し「言葉遣いが不適切であり、撤回したい」と陳謝した。一日で撤回に追い込まれるような発言は二度とすべきではない。

 言わなくてもいいことを軽々に口にし、医師不足にどう対応するのかという、国民が一番聞きたいことを言わないというのは、おかしい。これでは医療に対する国民の不安を取り除くことはできない。

 医師不足を招いた歴史的な経過を踏まえて原因を分析し、具体的な解消策を示すのが政府の仕事である。麻生首相には発言を改めて謝罪し、医師不足対策の先頭に立ってもらいたい。妊婦が受け入れを断られて死亡した問題が起きるなど、医師不足の解消は直ちに取り組むべき問題だからだ。

 人手不足で過重な勤務をしながら、現場で患者のために日夜働いている医師はたくさんいる。こうした医師らの努力を麻生発言が無にしてしまうことにならないか、心配だ。「失言」だと釈明して済む問題ではない。医師不足という「未曽有の危機」を麻生首相はどこまで理解しているのだろうか、と言いたくなる。

 医師不足対策は緊急の課題である。国、都道府県、そして病院や診療所の医師らが足並みをそろえて動き出さないと、問題は解決しない。医師の理解と協力が何よりも必要なときに、あえて神経を逆なでするような不用意な言葉を投げつけてしまった責任は重い。【関連記事】

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麻生首相、与野党から突上げ & 医師会に謝罪o(^-^)o!
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