新太極拳京都教室

新太極拳京都土曜教室の記録

2007年8月04日の京都教室

2007年08月04日 18時27分28秒 | Weblog
8月の京都土曜教室は
4日、11日、18日、25日です。

私、18日は九州、25日は鈴鹿におりますので、
両日は欠席いたします。


さて、本日はとてもいい天気でしたね。
もうしっかり夏です。
回転系の長拳の季節ですが、
あいかわらず遅刻が多くほとんどできておりません


1.準備運動
  今日の風景です。
  


2.楊式太極剣32式
  まずは第三組から復習です。
  そのあと、
  26.弓歩 挂劈 ゴンブ グゥアピ
  下に差込み剣刃で切る動作です。

3.気功
  樹木(タントウ)と潜心禅掌


4.陳式太極拳36式
  まず三段を通してやってみました。

  基本練習
  ・進歩(チンプ)
  ・退歩(トイプ)
  いずれも重心を移動したことで
  虚となった方の足の動きを意識して
  練習しました。

  今日の講義
  正中線をまっすぐ保つために、
  正中線を体の中にイメージしてまっすぐ保とうとするよりも
  重心にしっかり体が乗るように動くことを意識する。
  そうすれば、自然とまっすぐな正中線が体の中に現れる。

  かな?
  このことに意識を向けながら三段を練習しました。

  
  22.背折靠(ベイチェガオ)の(1)転腰折腕 (2)捩腰折靠
  23.青龍出水(チンロンチュウスィ)の
     (1)転腰右掩肘 (2)転腰左掩肘 (3)弓歩撩手 (4)馬歩右弾拳
  24.白猿献果(バイユェンシェングゥオ)の
     (1)転腰下捋 (2)転腰掤臂 (3)転腰収拳
  25.左六封四閉(ヅゥオ リュウフォンスゥビィ)の(3)馬歩分掌
  26.右単鞭(ヨゥ タンビィエン)の
     (1)転腰錯掌 (2)転腰出鉤 (3)擦歩扣脚 (4)馬歩拉横掌

  他の部分にも共通することなのでしょうけれども、
  馬歩、弓歩、擦歩や転腰の動作において
  骨盤の中心付近に自分の上体が乗っていないと
  バランスがずれているためか、股関節や足がしんどい気がします。

  逆に乗っているな、と感じられるときは
  股関節を緩めても倒れません。

  また、そんな時は
  馬歩、弓歩、擦歩や転腰の動作が楽になるように感じられます。


5.思ったこと
  太極拳の動作そのものに意識が集中すると、
  ともすれば上体が傾きます。

  前方に意識が向けば前方に、
  左方に意識が向けば左方に。
  
  不思議なもので、
  意識が向いた方向に体がのめり込むことがあります。
  ですが、それではバランスを欠いているような気がします。

  「上体はあくまで我が骨盤の中心にどっしりと乗ってまっせ」
  そんな気分になれると、安定がよいように感じられます。
  さて、そこが丹田なのでしょうか?


  ちなみに、普段の姿勢においても
  骨盤の中心で上体を支えられない人は
  腰を痛めやすいなんて話もどっかで聞いたような。

  また座った姿勢においても
  骨盤の中心付近で上体を支えられる姿勢は
  背もたれを必要としませんね。

  まだ続きがありますが、
  それは次週ということで。

では、また来週
コメント
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