高麗橋桜花 徒然日記ー料理人はどこまでできるのか ー

「高麗橋桜花」店主・「大阪食文化研究所」主宰森田龍彦のブログです。どうぞご贔屓にお願い申し上ます。

休日その1.

2011-08-14 | 筆者の徒然なるままに
 連休前の最後の営業だった昨日。ビジネス街だけあって周りのお店はほとんどがお休み。そんな中、たくさんのお客様がお越しくださいました。有難うございます!!

 営業終業後、スタッフみんなで簡単に食事をしに行ったのですが、食事の最後の方でうたたね。。。緊張から解放されたのと疲れが一気に出たのでしょうかねー。この日はそれこそバタンキューでした。

 休日初日、いきなりPCのトラブルがあって、いつの間にかランチの時間を逃してしまい、嫌な感じ。。。今日は一人で留守番なので、自分のためにはどうも料理を作る気になれない、、どこか無いかなーと考えていると、ふと思いついたのがこのお店。

Photo  邯鄲小吃館 (ハンダンショウチュカン)。自宅から自転車で約7分。以前から少し気になっていたお店。

 この猛暑ですが店内にエアコンもない。だけど携帯電話も使用禁止・禁煙。
 いくつかオーダーした料理は、どれもシンプルだけど美味しい。久しぶりに野菜をしっかり食べれたし、野菜っていいなーと思いました。(自分のお店もそう思ってもらえたら、嬉しいなー)
 食事が終った頃には、不思議とそんなに暑さを感じることもなく、改めてお店のコンセプトの大切さを感じることが出来、家族はもちろんお店のスタッフと一緒に来たいなーと。

 お店のご主人とお話しをさせてもらったのですが、本当にいろいろと勉強になりました。自宅からも近いし、ほんといい店・人と出会うことが出来ました!!

 ほんとはいろいろと食べ歩きもしたいけれど、今は体力回復が最優先。家でおとなしく連休を過ごそうかと思っています。
 
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明日から連休を頂きます。

2011-08-13 | インポート

 おかげさまで今週はたくさんの方がお越しくださいました。ほんとに・ほんとに有難いことです。

 今はキッチンで一人。バタバタの時間帯もあって せっかく来ていただいたお客様とゆっくりとお話し出来ないが残念な時もあります。
 でも、やはり料理人はお客様に育てて頂くのですね。体は疲れているのに、お越し頂いて、お話しさせて頂くと本当に幸せな気持ちになって、また頑張ろうと元気がわいてきます。

 今、時にはリズムよくお料理を提供したり出来ないかもしれませんが、ゆっくりと食事を楽しんでもらえるように、とにかく丁寧に料理をつくることを心掛けています。ぜひ、今しばらくはこんな感じの桜花を見守ってやってください。

 今週もお祝いや差し入れなどなど、本当にたくさんの方にお越し頂いて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。本当に有難うございます!!!

 この夏は自分にとって本当に試練でもあり、さらなる成長への糧になるあつい夏になりそうです。明日からつかの間の連休になるとは思いますが、しっかりと体調を整えて 休み明けからまた新しい料理に挑戦できるように頑張りたいと思りたいと思います。

 ーいつかちゃんとお客様にこの感謝の気持ちをお返し出来るようにー

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夏の涼。

2011-08-11 | 筆者の徒然なるままに

 昨夜はおかげさまで満席となりました。
 少し?バタバタしてしまいましたが、こうやってたくさんの方お越し頂けることを本当に嬉しく思います。

 今日のおまかせの中でテーマが「夏らしい」というお題のご予約がありました。コースの詳細は割愛しますが、コースの締めは鮎にゅうめんとさせて頂きました。

 にゅうめん自体は夏らしくありませんが、じっくりと塩焼きした鮎と合わせると旬の御馳走へと早変わり。自分で考えてなんですが、暑くても夏の涼をかんじることが出来るというのが和食の良さではないでしょうか??

  先日の講演の模様がこちらで配信されています。ほんと下手っぴなしゃべりなのですが、よろしれば。http://<wbr></wbr>www.ust<wbr></wbr>ream.tv<wbr></wbr>/record<wbr></wbr>ed/1645<wbr></wbr>9822

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勝手ではございますが、今週月曜日のランチはお休みさせて頂きます。

2011-08-08 | 桜花の営業日記

ここ数週間、ほんと毎日が必至のぱっちです。(この言い回しは全国共通なのだろうか。。)
 先週の土曜日、午前中に講演の仕事を終えて、スタッフの片原のお見舞いに行きました。
 彼女が怪我をして一か月半が経ちますが、彼女はようやく一人で車いすに乗れるようになっていました。怪我をしたと聞いた時にはまさかここまでの大怪我になると思いませんでした。そしてその後、最悪の事態として桜花への復帰どころか日常生活への復帰が危ぶまれることになる可能があることを知りました。
 昨日の話では、残念ながら桜花への復帰はまだ先になりそうですが、彼女はその日のために毎日必死にリハビリに励んでいるとのことでした。まだまだ万全の状態にはほど遠いかもしれませんが、それでも怪我直後の彼女からすると本当に随分と回復したと思います。
こんな大怪我をしたにも関わらず、桜花で働きたい、こんな私のことを師匠と慕ってくれて私の下で働きたいと言ってくれた片原の思いは、不謹慎かもしれませんが一料理人として・一人間として・一経営者としてどれほど今を頑張る糧になっているか。。。。

 彼女が居なくなってから、仕事量がほぼ倍に増えました。オープンしてからずっと2人体制のキッチンだったので、こんなアクシデントが無い限り一人でキッチンで仕事することなどとても考えられなかったことです。
 ですが、一人でキッチンで働くことによって、それまでは見えなかったことがいろいろと発見出来、当初と比べると随分働きやすい環境になりました。

 料理に関しては、今までにみたいに新しい料理を生み出すというわけには行きませんし、料理の提供に少しお時間を頂くことが増えたかもしれません。
 でも、負け惜しみかもしれませんが、私自身が食材の下ごしらえをして、管理をして、提供して。料理のクイリティーは下げないように頑張っているつもりです。また、見た目には分からないかもしれませんが、実は野菜の炊き方が少し変わっていたり、今まであった料理も少しずつかもしれませんが、より良い状態になるように頑張っています。

 とはいえ、やはり体力には限界もあります。私以外のスタッフも少し疲れが溜まっているので、適度に休養をとることをしないといけないようになってきました。

 片原が階段でこけて骨折して長期入院をするという、はっきり言って大失態によって、桜花にとってかつてないほどの試練、しかも長期的な試練に直面することになりました。

 今はまだその出口もみえず、解決方法の分かりません。本当に乗り越えることが出来るのか、この先どのような結末を迎えるのかをはることも出来ません。

 ただ、今出来ること。片原は一日も早い復帰を目指して怪我と向き合うこと、体をいたわりながら料理やワインのことなど、いろいろなことを勉強すること。
 現場の私たちは、桜花のお越し下さるお客様のために精一杯の準備をすること。彼女が復帰することが出来る場所を守ること。

 いずれこの時期を振り返った時、この出来事がターニングポイントになり、それぞれの成長へとつながるきっかけとして笑い話に出来るように。マイナスをプラスに、決して簡単なことでは無いし、とてもパワーのいることだけれど、必ずそれが実現出来るようにいろいろなことを信じて頑張りたいと思います。

 超不器用で、偏固な私ですが、(先日の収穫祭でも感じましたが)本当に素晴らしい方々に支えられていると思います。

 そんな期待に応えることが出来るように、今は今の精一杯で頑張りますので、どうぞ桜花やスタッフを応援してやってください。よろしくお願いします。

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講演します。

2011-08-05 | 筆者の徒然なるままに

 そろそろアルバイトを見つけないと、ヤバいな。。。

 明日はこちらの講演の講師を務めます。http://www.iwf.jp/300sche/item/276/catid/806
 自分の体験談しかお伝え出来ませんが、こんな私でも推薦して下さった方・講演にお越し下さる方の期待に少しでもお応え出来るように頑張りたいと思います。
001  出来れば、こんな感じでスムーズに。。

 今日の桜花は若干の空席がございます。明日はまだまだ余裕がございますので、よろしくお願いします!!

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