「前立腺がんの疑いがあります」。「前立腺の組織をとって顕微鏡検査が望ましい。一泊2日の入院が必要です。」。医者がこういいました。12月10~11日、名古屋市立西部医療センターに入院することになりました。
事の起こりはこうです。
9月末、後期高齢者保健の特定診断、つまり健康診断を受診したら、血液中のPSAが高い!5.64ng/dl(正常値は4以下)。若先生は一度MRIで画像診断した方がいい、と言い西部医療センターを紹介してくれた。帰宅後パソコンでPSAを検索してみたら、PSAは前立腺がんのマーカーで、4を超えていた場合がんである確率は30%程度とある。
多分大丈夫と思ったが、せっかく若先生が進めるから受診するだけ受診しようか。紹介状をもって医療センターに行ったのが、先月の15日。すぐMRIを取ってもらえるのかと思ったら、尿検査、血液検査(MRIは造影剤を入れるので使っても大丈夫か肝機能、腎機能をチェックするのだそうです)、問診、触診(お尻の穴から指を入れて前立腺が大きくなっているか触ってみる)。その結果触診だけではわからない(当然だろう)。MRIの画像診断をやってみるから11月10日に来なさい。結果は1週間後の17日に知らせるというのです。
10日に行き、MRIの診断室に入る。着替えをして、「閉所恐怖症はありますか」。「ない、ない」。ベッドに寝て機械の中にもぐる。
以前頭部のMRI受診をしたことがあるが、機械の騒音がものすごく、まるで耳元でジェット機のエンジンが回っている感じで閉口したのですが、今回は機械が頭部でなく、腰部ですから、音はさほどでなかった。
機械が停まって、これで終わりかと思ったら、「造影剤を入れます。」と腕の静脈に針をさした。
「なんだこれから本撮影だ」。その後機械が動いて撮影終了。
17日午後、結果を聞きに行きました。
「画像には11mm程度の影がうつっていますが、これががんかどうかはっきりしないのです」と医師が言う。
「ですから生検、つまり前立腺の組織をとって顕微鏡で見る必要があります。」
「真のがんである確率は?、「3割です」
おいおい、それじゃ、写真を撮るまえとおなじじゃない。写真を見ても判断できないの?と不満だったが、ここはおとなしく質問した。
「ほうっておいて半年後の血液検査でPSA値をもう一度みるというのはどうですか」
「がんでなければ全く問題ありません。しかし真のがんであれば手遅れです」
「がんであった場合どういう治療をやるのですか」
「75歳以上の場合手術はやりません。従って放射線治療と飲み薬ですね」
「医者としては生検をすすめるわけですね」。「そうです。生検するには、前立腺から組織を採る手術が必要です。そのため一泊二日の入院が必要です」
結局12月10日入院することになりました。検査入院ですから11日には退院できるそうですが、入院とは大ごとになったものです。青天の霹靂ですが、もう80歳に近い。平均寿命ぐらいまでは生きているから、どんな病気になっても不思議ではない。
次便は?11日の退院後に報告します。
事の起こりはこうです。
9月末、後期高齢者保健の特定診断、つまり健康診断を受診したら、血液中のPSAが高い!5.64ng/dl(正常値は4以下)。若先生は一度MRIで画像診断した方がいい、と言い西部医療センターを紹介してくれた。帰宅後パソコンでPSAを検索してみたら、PSAは前立腺がんのマーカーで、4を超えていた場合がんである確率は30%程度とある。
多分大丈夫と思ったが、せっかく若先生が進めるから受診するだけ受診しようか。紹介状をもって医療センターに行ったのが、先月の15日。すぐMRIを取ってもらえるのかと思ったら、尿検査、血液検査(MRIは造影剤を入れるので使っても大丈夫か肝機能、腎機能をチェックするのだそうです)、問診、触診(お尻の穴から指を入れて前立腺が大きくなっているか触ってみる)。その結果触診だけではわからない(当然だろう)。MRIの画像診断をやってみるから11月10日に来なさい。結果は1週間後の17日に知らせるというのです。
10日に行き、MRIの診断室に入る。着替えをして、「閉所恐怖症はありますか」。「ない、ない」。ベッドに寝て機械の中にもぐる。
以前頭部のMRI受診をしたことがあるが、機械の騒音がものすごく、まるで耳元でジェット機のエンジンが回っている感じで閉口したのですが、今回は機械が頭部でなく、腰部ですから、音はさほどでなかった。
機械が停まって、これで終わりかと思ったら、「造影剤を入れます。」と腕の静脈に針をさした。
「なんだこれから本撮影だ」。その後機械が動いて撮影終了。
17日午後、結果を聞きに行きました。
「画像には11mm程度の影がうつっていますが、これががんかどうかはっきりしないのです」と医師が言う。
「ですから生検、つまり前立腺の組織をとって顕微鏡で見る必要があります。」
「真のがんである確率は?、「3割です」
おいおい、それじゃ、写真を撮るまえとおなじじゃない。写真を見ても判断できないの?と不満だったが、ここはおとなしく質問した。
「ほうっておいて半年後の血液検査でPSA値をもう一度みるというのはどうですか」
「がんでなければ全く問題ありません。しかし真のがんであれば手遅れです」
「がんであった場合どういう治療をやるのですか」
「75歳以上の場合手術はやりません。従って放射線治療と飲み薬ですね」
「医者としては生検をすすめるわけですね」。「そうです。生検するには、前立腺から組織を採る手術が必要です。そのため一泊二日の入院が必要です」
結局12月10日入院することになりました。検査入院ですから11日には退院できるそうですが、入院とは大ごとになったものです。青天の霹靂ですが、もう80歳に近い。平均寿命ぐらいまでは生きているから、どんな病気になっても不思議ではない。
次便は?11日の退院後に報告します。