古稀の青春・喜寿傘寿の青春

「青春は人生のある時期でなく心の持ち方である。
信念とともに若く疑惑とともに老いる」を座右の銘に書き続けます。

自己ベスト更新

2008-09-27 | 水泳
 26日朝、ジョギングしていたら、雨が降りだし、5km程で止めて帰りました。今日は、「レインボーカップ イン ナゴヤ2008」のマスターズ水泳大会です。今日から3日間、金曜は200m以上、土曜が50m、日曜が100mの種目で、全国から3000人を越す水泳愛好者が集います。

 10時15分、会場の日本ガイシプールに着きました。受付後、デッキ・シーデング(出場の確認とコースの割付)を済ませ、サブプールで100m、4本だけ泳いでから観覧席で選手の力泳を見ていた。

「室温27.4度、水温27.8度」の場内放送がある。「意外と水温は高いな」と思う。

 小生の出場する200mバタフライは、午後2時過ぎの予定。

今日の目標は、①とにかく完泳する

②北京五輪銅の松田選手のタイムの3倍(5分39秒)以内で泳ぐ(年齢が3倍だから、タイムも3倍でいい)

③出来れば昨年の自分の記録(5分21秒15)を更新する。

 時間が近づき、仕度してプールサイドに下りた。女子200m平泳ぎをやっている。練習仲間のJさんが泳いだ。3分49秒台、トップでフィニッシュ。確か昨年は4分ぎりぎりだったから、10秒縮めた。「すごい!」、プールから上がってきたJさんと、祝福のハイタッチ。彼女、よほどうれしかったらしく、小生の手が痛いほど強く叩いてくれた。

 男子平泳ぎに次いで、女子バタフライは2組だけだった。召集所で先頭に並んだ時、場内アナウンスがあった。「3コースの大崎さんは70歳グループの世界記録に挑戦します」。

 小生のコースは1組3コースだ。「同じ3コースで、前の人が世界記録出すの?」

 女子2組が飛び込んだ後、3コースへ行く。「NOZUEさん」と声がかかった。見ると、

 泳愛クラブ会長のIIDAさん(東プールのプール仲間)だ。ボランテイアで計測員をやってるみたい。「大崎さんに負けないように頑張って!」

 飛び込み台の前の椅子に腰を下ろして見守る。大崎選手、目の前で100mターン。さすがにカッコいいターンだ。ところが、戻ってこなかった。150mで棄権したみたい。彼女のように泳ぎこんでいても、リタイヤすることがあるほど200mバタはきつい?

 さて、飛び込み台に上る。スタートの笛で飛び込んだ。なんとか50mまでは順調。ターンして戻ってくる。100mターンすると苦しくなってきた。「完泳が目標だから、ばてないように、ゆっくり腕を回せばいいのだ、落ち着け」と自分に言い聞かす。150mターン、「未だ余力がある。全力で行け」。最後の25mは二掻き一呼吸。呼吸は苦しいが、「空気は終わってから吸いたいだけ吸え、と浅野先生が言っていたっけ」。

 フィニッシュ。タイムは?5分10秒99.。やったぁ、自己ベスト更新だった。でも、取り組みが終わった直後の力士みたいに荒い呼吸だったので、IIDAさんにきまりが悪かった。最後の50mがきつかったのだ。

 サブプールに行き、100mだけゆっくり泳いでから上がる。

 着替えしてから速報板を見にいくと、200バタの結果が出たところだった。小生の記録は70~74歳の3位。

50m  1:08:47
100m 2:27:65
150m 3:51:69
200m 5:10:99

 50~100の1分19秒は予定通り、100~150の1分24秒は休みすぎだった。150~200を1分19秒で泳げるのだから、もう少し頑張るべきだった。

 でも、昨年比10秒の短縮は上出来。一昨年(5分50秒10)と比べれば、39秒も縮めたのだ。マラソンの野口選手の言葉のように「練習は嘘をつかない」。70歳からの2年間で、39秒短縮したので、悦に入って、「自分で自分を褒めてやりたい」。

銅メダルを頂いて、4時半帰宅。夕食は、芋焼酎と缶ビールで乾杯しました。

最新の画像もっと見る