古稀の青春・喜寿傘寿の青春

「青春は人生のある時期でなく心の持ち方である。
信念とともに若く疑惑とともに老いる」を座右の銘に書き続けます。

金メダルは取ったけど・・・

2008-04-28 | 水泳
 日本マスターズ短水路水泳大会に、27日出場しました。10時前、家を出て地下鉄でなごやドーム前の東プール。大会は安城のスポーツセンターですが、なにしろ全国から1600名のスウィマーが集まるので、25mプールでは超満員、アップの練習が出来ません。そこで、いつも泳いでいる東区プールで泳いでから出掛けようと考えました。大会の出番は3時15分の予定ですから、午後現地に入ればよい。
 東プールでは、500m、20分強泳いで上がりました。その後、図書館で11時半まで時間をつぶしてから地下鉄で金山経由、名鉄新安城。バスで1時前、総合運動公園のプールにつきました。
 速報を見に行き、午前中で帰ると言っていた友人のOさんの結果を見た。クロール25mで金、〃200mで銅。流石です。
 支度してプールサイドに行き、スタッフに聞くと、予定通りに進行しているから、100バタは3時15分の予定と言う。プールの端の椅子に腰を下ろしてレースを見ていた。
「こんにちわ」と声を掛けられたので、見るとどこかで見た顔だが、名前が出てこない。「東プールで良く泳いで見えますね」。あぁそうか、プールで時折顔を見る人だ。「私、IIDA AKIRAです」と名乗られたので、私も「NOZUEです」。「100mのクロールに出ます。今日はなんとか、1分を切りたいですね」。「凄いですね。僕はスピードではダメですから、遅くてもメダルの可能性に賭けてバタ100mです」。「どこのクラブですか」、「中日スウィミング。県体育館のプールで練習しているクラブです。あなたは?」、「私の名の頭文字、A・Iに因んで泳愛クラブというのを作っているんです」。
 自分の名で水泳クラブを作っちゃう、そして100mを1分で泳ぐと言うからたいへんな人だ。クロール100m女子が始まり、男子の招集が始まった。「では」、「頑張ってください」。
 集まった選手を見ていたらHANAIさんが見えたので近くに行って挨拶。「おーNOZUEさん、久し振りだな」。私より10歳年長なのだが、いつも繰り返す。「NOZUEさん若くていいな、俺より10歳若い!」。
 A・Iさん、59.75秒で金メダル(50歳グループ)だった。

 プール仲間のT女史が来たので、手を振って合図。女子の100バタが始まり、T女子は70代の銀メダルだった。
 3時15分、予定の時刻にスタート台に上る。1組7コースだ。「ヨーイ!ピー」で飛び込んだ。思ったより水が温かいと感ずる。スタートの時は心臓がドキドキしているが、飛び込んじゃったら、ただただ泳ぐだけ。50mターンで「少しピッチを上げないと、かなり離されてる!」
 バタフライという泳ぎは、ゆっくり泳ぐと全然きつくないが、速く泳ごうとすると、めっちゃきつい泳ぎだ!。無事にフィニッシュ。タイムは?2分19秒!
 「うわぁ、遅かった!ゆっくり泳ぎすぎた」。大会のタイムとしては、ワーストでした。
 結果の速報が出るのを待って確認。なんと、生まれてはじめての金メダルでした。100バタ男子70歳以上の出場は私一人だった。先日のマラソン大会(富山)に続いて最高齢だったわけです。
 レースは6時過ぎまで続くようでしたので、金メダルだけ頂いて、お先に失礼し、名鉄で帰宅しました。

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