古稀の青春・喜寿傘寿の青春

「青春は人生のある時期でなく心の持ち方である。
信念とともに若く疑惑とともに老いる」を座右の銘に書き続けます。

大和路の旅・閑話休題

2015-11-27 | 旅行
 4人の旅は、一泊し、夜、お互いの専門分野から話題を提供する勉強会を行っている。
この勉強会とその後にジジー放談が楽しみです。
今回の勉強会は小生の担当で、私のブログ「古稀の青春」について語った。
「公開してから11年になるが、累計のアクセスを見ると、人数を見ると24万4千人、ページ数でいうと76万ページが読まれている。政治家や芸能人などの有名人ならいざ知らず昇進ような世間的には無名人の発言でもこれだけの人が見てくれメデイアを、インターネットにより人類が手にしたということは、必ずや人類の歴史を変えるだろう」という趣旨の話をした。
以下、ジジー放談です。
J「スズキの会長の決断はすごい!VWのエンジンソフトの問題、表面化する直前にVWと離縁し、自分の時に決断し後継者に負の負担を残さないと語っている」
「インドって国は、字のかけない人がいっぱいいて、選挙も字を描くのでなく絵で投票することも行われている国です。そんな国で、よく自動車を造ろうという決断をして成功させている。並の人間にできる決断でない」
元スズキのSさん「重大な決断は他人にさせない。そのため後継者が育たないという問題があります」
S「それより本田宗一郎さんがすごい!自分の最大の失敗は“会社の名前にホンダという自分の名前をつけたことだ”と語っている。あれだけの企業を造りながら“会社が大きくなったのは自分の功績でなく、従業員が頑張ったからだ。会社は自分の会社でない”、と常に語り自らを誇らなかった」
H「昔、自動車総連にいた時、経営者と懇談会があった。私の前に宗一郎さんが座ったんです。「キミ、どこの出身だ?」というので「マツダです」、「そうか大手にやられんなよ。みんな、タヌキだからな」と言うんです。
J「派遣労働者法の問題、どう思う?」
小生「日本の社会福祉は、企業を前提にして行われているから、正規従業員として企業に籍を置かない人は社会福祉の枠から外れてしまう。そこで“”下流老人問題“が発生する」
J「非正規が4割なんて問題を座視している労働組合っていったいどうなってる!」と、かつて箪組の委員長だった時代に女子パートタイマーを全員正社員化した実績のあるJさんは憤慨する。
侃侃諤々の議論でした。
閑話休題。次回は二日目の旅に戻ります。