古稀の青春・喜寿傘寿の青春

「青春は人生のある時期でなく心の持ち方である。
信念とともに若く疑惑とともに老いる」を座右の銘に書き続けます。

大和路の旅(1)

2015-11-26 | 旅行
 大和路の旅を楽しみました。
30年来の仲間、Jさん、Sさん、小生、それに作務衣姿のHさん。24日10時、名古屋駅新幹線口に集合しました。うち揃って駐車場へ。Hさんの愛車デミオが待っていました。直ちに出発。ここの駐車場は20分未満無料ですから便利です。名古屋西インターが距離的には近いのですが、道路が入りにくく結局清洲インターから名古屋高速を経て東名阪に入りました。
名阪道の針インターで降りたのは11時50分。R369、R165を経て県道28号。
宇陀川、室生川の河畔を走り室生寺に向かうが、近づくにつれ対向車も少なくり、深山幽谷の趣になっていく。室生寺に着いたのは12時20分だった。
 期待していた紅葉は時期が遅かったか色があせている感じでした。
仁王門をくぐり階段を上り金堂、本堂、五重の塔と上る。この塔、平成10年の台風で大きな損傷を受けたが、平成12年修復落慶したという。高さ16.1m。

この辺りから石段も踏み面平らでなく,野面積みと言うか自然の石を並べた石段で上り下りに神経を使うので疲れてしまう。五重塔までは上がったが、塔から奥ノ院まで延々と続く石段を見て、(左足を痛めていたので)もうここまででいいやと、奥ノ院の真影堂(空海42歳の像が安置)はパスした。みなさんはしこしこ登って行かれた。
帰り道、仁王門で写真。迫力のある仁王像です。


1時半、車に戻り、今度は談山神社に』向う。
「あの階段では、老人には無理。若いうちに参詣しなくては」車中の談話でした。
小1時間走って談山(たんざん)神社に着きました。藤原鎌足を祀る紅葉の名所です。鎌足と中大兄皇子(天武天皇)が大化の改新の密議を談合したことから「談い山」の名がついたそうです。面白いのは、東殿として「恋神社」があることです。天武天皇の恋多き生涯からでしょうか。

ここの紅葉も見ごろは過ぎたようです。

木造13重の塔がありました。

3時半、談山神社を出て宿舎、飛鳥研修宿泊所・祝戸荘へ。
Jさんが酒瓶をぶら下げています。車中で、「談山」という酒を買ってきたから、今晩テレビを見ながら酌み交わしましょう。今夜、nHKが談山神社から生放送するそうですから」、「そうなの」
「生放送だと、nHKのスタッフが機材を抱えてきてましたよ」、「水森かおりが歌うそうです。」という。
4時10分ごろつきました。
財団法人の運営する宿舎です。本館から離れてコテージ風の20畳の部屋です。部屋名は「入鹿」。8時、NHK歌謡コンサート。最初に談山神社が映ります。
「さすがNHK,紅葉が今見ごろのように見える。一寸時期が遅れて色が落ちていたのに、そんな風にはみえないもの」
「水森かおるさんは。こんな薄着でよくがんばってるなぁ」と両肩の肌をさらして歌うドレス姿彼女をみてJさんが言う。実際、今日は昼間も肌寒かった。
彼女の歌「大和路の恋」です。
https://www.youtube.com/watch?v=u9sftwfc27I