古稀の青春・喜寿傘寿の青春

「青春は人生のある時期でなく心の持ち方である。
信念とともに若く疑惑とともに老いる」を座右の銘に書き続けます。

金澤紀行

2012-04-18 | 水泳
4月14日、8時半の金澤行高速バスに乗りました。15日のマスターズ水泳短水路大会石川に出場するためです。

 バスは、名神の米原インターチェンジから北陸道へ。金澤までは4時間旅だが、道中到る所で、桜が咲き誇っている。

こうして見ると、日本人は桜が好きな民族だと、改めて感ずる。TV報道によると、前日金澤は「桜満開宣言」だそうだ。

 12時半、金澤着。駅前の都ホテルのランチバイキングで腹ごしらえ、

今夜は駅ビル上階のホテルに泊まることにしているので、荷物をホテルフロントに預け、兼六園の桜を見物に出かけた。

毎年桜のシーズンには、兼六園は入場料無料になる。今日がその無料日。

 兼六園は数回訪れたことがあるが、桜満開の時期に訪れるのは初めてである。

「日本最古の噴水」の説明がある池の噴水、19世紀のものらしい。園内を一時間ほど散策して、20ショットほどカメラに収める。



 駅に戻り、構内の書店で「震災復興 欺瞞の構図」(原田泰著、新潮新書)と

「プロメテウスの罠」(朝日新聞特別報道部、学研)の二冊を買い求めた。ここでも、震災関係の本が積み重ねられている。



 ホテルのフロントでキーになるカードを貰って、部屋の前に行き、

カードを差し込もうとしたら、ドアに差込口が見つからない。

「あれっ」と、フロントで受け取ったパンフを見直したら、キーは「ドアに接触する」ものらしい。

カードをドアノブに接触させると小さな緑ランプが灯ってドアが開けられた。

 こういう形式のカードキーは初めて。

 ここのホテルはレストランがないので、夕食は一階のレストラン街で取る。

これだけレストランがあればホテルに食堂がなくても不便はない。



 15日の朝はダルビッシュの力投をTVで見た後10時前、バス乗り場に行く。

案内によると市営総合プールはバス乗り場30・31・32番にて「泉が丘高校前」下車とあった。

 30番乗り場ってないじゃない?聞くと、30番系統の意味で、乗り場は8番とのこと。

 8番乗り場に行くと、「金澤工業大学」方面行の乗り場だ。

バスを待っていたら中年の女性から声をかけられた。

「水泳大会に行かれるのですか」「ええ」

「私も大会です。地元の方ですか?」「いいえ、名古屋からです」

「あら、軽装なので地元の方と思いました。」「荷物はホテルに預けてきたからです」

 と、話がはずんだ。彼女は滋賀県からで、50mのフリーと平泳ぎに出場するという。

 「私は、100mバッタです」「へー、よく泳がれますね」

「もう75過ぎてますから、100バタなら他に泳ぐ人がいないからメダル貰えるんです」

 直ぐバスが来て、25分ほどで下車バス停。会場の総合プールの前も桜が満開でした。

受付で、ロッカーの鍵を借りたら、「保証金\2000お願いします。ご返却の際お返しします」と言う。

これも珍しい。まぁ、ロッカーを探すのに苦労することはないから、これも良いか!

 出場選手は361名という。小規模な大会だ。

だから、途中2回の休憩時間(30分)を設けて、選手がプールで練習できるようにプログラムしている。

練習用のプールがないのでこういう配慮をしている。

小児用の浅いプールがあるにだが、膝くらいの深さで、私にはとてもバタの練習は出来ない

(もっとも器用にバタを泳いでいる人は見えた)。(続く)