古稀の青春・喜寿傘寿の青春

「青春は人生のある時期でなく心の持ち方である。
信念とともに若く疑惑とともに老いる」を座右の銘に書き続けます。

さむーいマラソン大会

2004-03-08 | マラソン
 3月7日は、第11回長島リバーサイドマラソン。前日、栃木のKさんが我が家に泊
まり、一緒に出場する。当日、朝6時、愚息の運転する車で、東名阪経由、長島IC
を下りた所でコンビニに立ち寄り、朝食用におにぎりを求める。長島温泉駐車場に着
いたのは7時過ぎ。「受け付け開始は7時45分だよね」とKさん。車は早いけど、駐
車場確保が、運転する人にとっては大問題。どうしても早く出ることになる。しばら
く車の中で待つことにして、朝食。7時40分愚息の車を降りて受付へ。プログラ
ム、参加賞(ウェイストポ-チ、もちろん中国製)など受け取り、2階の更衣室に行
く。
 「うワー寒い!」と、Kさんが悲鳴をあげた。屋根があるだけで壁がない、吹きさ
らし。今日は特別寒い日だ。とりあえず荷物を置く。
 「外のテラスの方が日が当たるからあったかいよ」と周辺を見てきたKさんの提案
で、テラスに移動、同じ考えの人たちでテラスは混んできた。日がさすと暖かいが、
曇ると急に寒くなる。
 愚息の走るハーフが9時30分、スタート。我々の走る10Kmは9時40分ス
タートした。今日は5.5分/Kmで行こう。10Kmという短い距離のレースは18
年ぶりかな?900余名のランナーが出発。スタート線を越えたのは23秒だった。
 コースは最初長良川沿いに河口から上流に向かいしばらく走って折り返し、伊勢湾
を見て今度は木曾川に沿い上流に、折り返して真っ直ぐ長島温泉に戻る。去年みたい
に猛烈な風ではないが、時折吹く風は体感温度を下げる。3~4度かな。回りを見
て、同じ速度のランナ―について走る。中間地点の給水場で麦茶を飲む。10Kmは
いつも練習している距離。50分走りゴールが見えてきた時、無難に完走だと思っ
た。フィニッシュして完走証を受け取ると、「55分29秒」。ほぼ予定通りのタイム
だった。
 着替えのテラスに戻ると、Kさんが居たが、浮かぬ顔。「どうでした」、「いやー
寒くってネ。腹が冷えてトイレに行きたくなって!10Kmで大に行ったのは初め
て」と言う。それでも50分でゴールしたというから、流石スピードランナーだけの
ことはある。でも、60歳台で入賞をねらっていたKさんとしては、浮かぬ顔になろ
う。
 「わりと繊細なんですね」というと、「そうなんですよ!デリケートな体質で」。
 ランナーは温泉の無料入場券がもらえたので、一緒に温泉に入ったが、ランナーで
ごったがえして、芋を洗うような混雑振り。12時に風呂を出てから、「食堂に行き
ましょうか」、「いやこれだけ混んだら名古屋駅に行って食べた方がいいでしょう」
というKさんの意見に従い、12時半の高速バスに乗る(愚息は別行動)。50分の
バスの旅で名古屋駅に着く。昼食後、2時27分の東海道本線に乗るというKさん(K
さんの趣味は、青春キップによる鈍行の旅)と、再会を約して別れる。帰宅すると、
TVは琵琶湖マラソンの最終場面。琵琶湖のマラソンも寒い大会だったようだ。