shiotch7 の 明日なき暴走

ビートルズを中心に、昭和歌謡からジャズヴォーカルまで、大好きな音楽についてあれこれ書き綴った音楽日記です

「Revolver」ペルー盤

2022-01-11 | The Beatles
 2日前だったか3日前だったかのヤフーのニュース欄に「ビートルズ伝説のラストライブが劇場で復活」という衝撃的な見出しを見つけた。その記事によると、映画「Get Back」のクライマックスというべきルーフトップ・コンサートの映像が1/30にイギリスとアメリカのIMAXシアターで上映されるとのこと。えーっ、マジかよ(゜o゜) あのルーフトップ・コンサートの映像を更に “IMAXのスクリーン用に最適化し、独自の技術DMRでリマスタリング処理が施されている” というのだ。ただでさえキレイにレストアされたあのコンサート映像が今度はIMAXの巨大スクリーンと大音響で体験できるというのだからこれはえらいこっちゃであるヽ(^o^)丿
 海外のサイトによると 2/11~13に劇場公開という情報もあるのだが、はたして日本でもやってくれるのかどうか... 仮にやるとすれば東京や大阪といった大都市限定になるのか...etc、とにかく今はそのことで頭が一杯なのだ。まぁビートルズ人気の高い日本ということで多分やってくれるのではないかと期待してはいるのだが... 更に別のサイトには2/8にブルーレイが発売されると書いてあったので(←あと1ヶ月を切ってるけどホンマかいな??? 因みに英アマゾンでは昨日は£30で予約可だったのがさっき見てみたらtemporarily out of stockになってたから流通の方も混乱しとるんかな...)これもめっちゃ楽しみだ。パソコンの小っちゃい画面で観るよりもやっぱりテレビの大画面で観たいもんね(^.^)
 とまぁこのように冒頭から大コーフンの展開になってしまったが、ここらで心を静めていつものようにレコードの話にいこう。これまでの各国盤蒐集はUKを皮切りにインドであれイタリアであれウルグアイであれ、基本的に1つの国に的を絞って一気呵成に買い漁るのが私のやり方だったが、去年の後半はイスラエルとペルーを同時進行でいったので結構キツかった。ペルー盤に関しては例の “電波レーベル” で盤質の良いのをピンポイントで狙い撃ちしていったのだが、最後まで入手に時間がかかったのが「Beatles For Sale」とこの「Revolver」だ。
 そもそもペルー盤自体がマイナーな存在なので状態の良い盤を見つけるのは一苦労なのだが、中でも「Revolver」のモノラル盤はめちゃくちゃレアらしく滅多に市場に出てこない。はてさてどうしたものかと思っていた矢先に “電波レーベル” のステレオ盤がeBayに出品されたのだ。盤質NMで$50という超お買い得価格を見て “「Revolver」やったらまぁステレオでもエエかな...” と考え、即購入。届いた盤は竹を割ったような溌剌とした元気な音がして大満足。後はいつものように収穫の報告に B-SELSへと向かった。

 私:今日はペルーの「Revolver」持って来ました。
 Sさん:(メガネの奥で目をキラリと光らせながら)ほぉ~、キレイな盤ですね。
 私:ごっついでしょ?
 Sさん:重たいですね。(と言いつついつものようにマトをチェックしてからレコードをセット。A①「Taxman」がかかる)これは良いですね。
 私:元気があってエエ感じでしょ?
 Sさん:はい、ドラムに勢いがあって。
 私:そうそう、“勢い” っていうのはこの音を表すのにピッタリの言葉ですね!
 Sさん:いやぁ、実に良いステレオです。
 私:A②「Eleanor Rigby」のポールのヴォーカルがグイグイ前に出てきますよね。さすがはペルーという感じの音作りです。
 Sさん:確かに特徴のある良い音ですね。
 私:この音は私の好みにピッタリなんですよ。
 Sさん:ギターの音がキラキラしてますね。
 私:そうそう、耳が吸い付きますよ、この音には。
 Sさん:高音もすごくキレイに出てますね。かなりレベルの高いステレオですよ。
 私:結果論ですけど、ステレオ盤を買って正解でした。ペルー盤って「Help!」や「Rubber Soul」はイスラエル盤と同じようにモノ・ステレオ関係なく型番が PMCなのに、この「Revolver」はちゃんと PCSになってるんですよね。各国盤はややこしいです(笑)
 Sさん:盤質も良いし、本当に良い音がしてますね。このB⑦「Tomorrow Never Knows」なんて、まるで水が流れるような感じじゃないですか! これは素晴らしい。
 私:ず~っと聴いていたい音ですね、これは。
 Sさん:音がクリアーで、ヴォーカルがかなり近いのが良いですよね。
 私:喜んでもらえてよかったです。
 Sさん:いやぁ、さすがはペルーですね。