大日本赤誠会愛知県本部ブログ版”一撃必中”

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アラファト氏の毒殺疑惑、今月末にも遺体掘り起こしへ

2012年11月06日 11時59分09秒 | 古いシリア戦場ライブ・ロシア軍・フーシ、イエメン・アフリカ・北南米情勢
毒殺疑惑が持たれているアラファト前パレスチナ自治政府議長の遺体が、今月26日にも死因の再調査のために掘り起こされることが分かった。外交筋が5日明らかにした。アラファト氏の毒殺疑惑は、スイス・ローザンヌの放射線物理学研究所による遺品鑑定で、放射性物質のポロニウムが極めて高いレベルで検出されたことから浮上。フランスの検察当局が8月、殺人事件として捜査を開始していた。

遺体の掘り起しに当たり、スイスの法医学専門家が既にヨルダン川西岸地区に入り、当局側と作業について協議しているほか、欧州の外交官によると、フランスの治安判事も月内に現地を訪れる予定だという。アラファト氏は2004年10月、ヨルダン川西岸のラマラにある自治政府本部で倒れ、翌月に移送されたパリの軍事病院で死亡した。

@ロンドンで元ロシアのスパイが同じポロニウムで毒殺されているようです。イスラエルはバカバカしいと毒殺を否定しています。アラファトは生前に遺体を東エルサレムに埋葬してほしいと希望していたが、イスラエルがこれを拒否したため、遺体はカイロで国葬され、ラマッラーにある議長府敷地内に埋葬されているそうです。




参考:2006年11月にイギリスで発生した、元ロシア連邦保安庁 (FSB) 情報部員アレクサンドル・リトビネンコの不審死事件で、ポロニウム210が被害者の尿から検出されたことが明らかになった。死因は体内被曝による多臓器不全と推測され、暗殺その他の謀略死の可能性が広く指摘されている。

ポロニウム210は99.99876%アルファ崩壊のみで崩壊し、崩壊過程でガンマ線の放射を0.00123%しか伴わない(殆どのアルファ崩壊はガンマ線の放射を伴う)。アルファ線は紙一枚で遮断されるために、容器に入ったポロニウム210(が微量仕込まれた食品等)を、ガンマ線計測により検出することは不可能であり、運搬者が被爆しない点でも放射性暗殺用薬物として適した特徴がある。