シナ 米との軍事交流中止 台湾への兵器売却で

中国当局は、台湾への兵器売却に関する先週の米当局の発表を受けて、米国との軍事交流を中止もしくは延期を米国側に申し入れた。米国防総省のアップトン報道官が６日明らかにした。

台湾に売却される兵器は先日ここでも書いたが地対空誘導弾パトリオット（ＰＡＣ３）やアパッチ戦闘ヘリコプター、対艦・対戦車ミサイルなど６４億ドル相当で、現在米議会の承認待ち。

同報道官は、台湾の自衛を目的とした兵器提供を認めている「台湾関係法」に抵触しないとの認識を示し、中国の反応が「不幸なこと」だとコメントした。

中止もしくは延期されるのは、来月末までに予定されていた高官レベルの訪問や、人道・被災地域支援面の交流。中国大使は、抗議のため米国防総省に向かっているとされる。

米当局者は、イランや北朝鮮の核問題をめぐる協議で、中国の役割に影響はないとしている。

＠あっちもこっちも大変ですね。