大日本赤誠会愛知県本部ブログ版”一撃必中”

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工作船に威嚇射撃…歴戦の海保旗艦 「ちくぜん PLH06」 尖閣警備に

2013年09月13日 16時26分37秒 | 尖閣諸島にはPM2.5の観測所を設置しろ!
尖閣諸島(沖縄県石垣市)の国有化以降、急増している中国公船の領海侵入などに対処するため、第7管区海上保安本部(北九州市)のフラッグシップ(旗艦)として30年間、北部九州、山口県沖を中心に活躍してきた「ちくぜん」(3100トン)が来月、那覇海上保安部へ転属となる。船名も「おきなわ」へと変わる。技術員として建造にも携わった西田寛ひろし船長(59)は「『ちくぜん』とともに、自らの職責を全うした」と、今月末で依願退官する。

「ちくぜん」は1983年、神戸市内の造船所で建造された。全長約105メートル。船首に20ミリと35ミリ機関砲の2門を装備し、船尾にヘリコプターを搭載・発着するための格納庫やヘリ甲板を備える。西田さんは航海長兼砲術長だった99年3月、石川県・能登半島沖で北朝鮮工作船2隻による領海侵犯事件を体験した。逃走する工作船に、海上保安庁では46年ぶりとなる威嚇射撃を実施。20ミリ機関砲を工作船付近の海面に50発発射したが、工作船のスピードにはついて行けず、逃げ切られた。「自分や部下たちの死を覚悟した瞬間だった。逃げられた悔しさも重なり、一生忘れられない事件になってしまった」と振り返る。

昨年4月に船長となって以降は、尖閣諸島への応援派遣が続いた。停泊基地の博多港(福岡市博多区)から約1000キロ先まで往復を繰り返す過酷な任務だったが、過去4度、石垣海上保安部に勤務した領海警備のエキスパートとして、昨年8月の中国人活動家による魚釣島への不法上陸事件などにも対処した。西田船長は、「若い頃から憧れ、苦楽を共にしてきた戦友の船長となり、思い残すことはない。ちくぜんは今後も激務が続き、船体の老朽化も進んでつらいだろうが、もう一頑張りしてほしい」と愛船に激励の言葉を贈った。

@さすが3000トン級の旗艦、威風堂々たる風貌です。更なる活躍を祈ります。