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中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

第3回中央委員会総会に傍聴出席

2007年01月04日 23時48分19秒 | 活動日誌
(雛菊  飯田市の地区委員会の玄関のプランタンに咲いていました) 


 正月明け早々、第3回中央委員会総会が開かれました。いっせい地方選挙、参議院選挙は今が本番と位置づけ、年末もがんばってきましたが、いよいよ本番の年に入りました。
 ダッシュをかけてがんばろうとの会議、全国都道府県委員長と地区委員長、それに参議院予定候補者が傍聴で出席、500人を超す大きな会議でした。

 党の意気込みを感じました。

 中央委員会総会は今日一日で、明日から2日間は、本日傍聴したわれわれの全国会議が行なわれます。

 幹部会報告の要は、国政でも地方政治でも、政党配置がどうなっているかがあきらかにされたことでした。
 安倍政権の危険性ともろさ、そして、民主党の評価の掘り下げが行なわれたのです。
 志位委員長の、民主党は自民党政治の3つの異常を共有する政党であり、「よりまし政党」ではないことが、この間の事実を根拠に語られました。討論では、各地からその事実を裏づける、オール与党体制化で行なわれている実態の報告が相次ぎました。
 開放同盟との癒着も、次々と実態報告がありました。

 外資系企業の献金を規制緩和したり、自衛隊の海外派兵におおっぴらに道を開く防衛庁の「省」への格上げ?には賛成、教育基本法改悪では最後に野党の約束を裏切ったり・・・これらは、財界の政党評価の通信簿と献金額という、財界の政治の直接支配のシステムにしっかりと民主党がはまってしまっているからです。

 もはや、民主党は「もうひとつの自民党」であることが、明確に打ち出されました。
 
 また、憲法25条の生存権を守るために、いのちと暮しを守る草の根の国民大運動を展開しようとの提起は、各地で行なわれている生活相談などの実践に基づいた方針で、私の胸にストンと落ちました。
 生保を受けることができずに餓死をした人もいます。このような犠牲者を出してはなりませんし、労働法もホワイトカラー・エグゼンプションなど、また改悪され、人間性を無視した形態にされようとの案も出ているところです。

  各差社会を作り出している政治との対決、そして、苦しんでいる人の救済は待ったなしです。

 などなど選挙をたたかうための、情勢の分析や方針が報告され、熱心な討論が、7時まで行なわれました。
 
 長野県からは石坂ちほさんが県政の報告をしましたが、「政務調査費は一円の果てまで領収書付き、透明度ナンバーワン。公費を使っての海外視察など、全くできなくなりました。」などの報告に、会場から「おーー」「わーー」とか驚きのうなり声が上がりました。
 世論と結んだ共産党の議席の値打ち、すごいですね。こうした値打ちを大いに語っていこうというのも、方針です。

 中身が濃くて、討論も早口で、メモが間に合わない。緊張していても、数字も聞き逃す、という具合で、なかなか大変な会議でした。

 東京都委員長の報告では、区議会議員の立候補者、自民党は前回347人、今回は366人。民主党は前回96人、今回は今既に174人、つまり、いっせい選挙は参議院選挙を狙って候補者を乱立させているとのこと、これは全国的傾向です。

 佐々木憲昭議員の報告では、大企業一社の資産が、1970年には6500億円だったのが、現在はその10倍の6兆円以上になっているとのことでした。驚きましたね。
 多国籍企業となって膨れ上がり、だから政治に直接関与して「強い日本」を作っていこうというのが御手洗経団連会長のビジョンなのです。

 などなど、書ききれませんのでこの辺で。

 ホテルに入ったのが8時、夕食は外に出るのも面倒だからと、長野県の地区委員のみなさんとホテルのレストランで、2100円也のコース料理を食べました。
 いつもは早食いで、しかもドサッと食べているものですから、「腹は一杯になったが、なにか物足りない。お上品なのは慣れてないなあ」と「明日の晩はここはやめよう」となりました。
 そして、近くの牛丼屋から、持ち込みカップに一杯の牛丼とおでんを仕入れて食べなおししていました。これで安心!?
コメント
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