中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

常任委員会 、署名の準備、県労連旗開き

2007年01月11日 21時27分09秒 | 活動日誌
(蝋梅  飯田市から運んだ蝋梅です。いつもより早く咲くのも問題だなあ・・)


 3中総後、初の常任委員会、3中総を深める論議をしました。

 教育基本法が改悪され、現場でのたたかいもこれからです。30人学級、長野県では小学校6年生まで実現、中一には「中一ギャップ」の加配の先生がつけられました。
 しかし、教育基本法を跳ね飛ばすために、よりきめ細かな対応が求められています。中一ギャップ政策を発展させて、中学校にも30人学級を、は切実な願い。
 
 また、乳幼児医療費は、就学前まで、所得制限なしで無料にはなりましたが、自動給付方式のため、いったんは現金が必要。子育て中の若い夫婦にとって窓口払いは大きな負担です。
 その上、自動給付のための事務費として、1レセプト300円の自己負担です。

 「子育てネット」(代表 中野さなえ)がこの二つの問題の署名活動をする事になりました。ダムより子育て支援を、と村井県政への要求と共に、国への意見書採択ももちろんのことです。

 午後はその段取りですごしました。

 夜は県労連の旗開きで、党を代表してのご挨拶でした。

 それぞれのたたかっている組合からの報告に、会場は「がんばれよ!」など元気な掛け声。とりわけ大きな拍手が沸いたのは、善光寺の大勧進のみなさんへでした。

 一昨年、善光寺にも僧侶と事務職の県労連傘下の組合ができて長野県中を沸かせましたが、今日は9人の組合員の内、6人の方が参加していました。

 「昨年12月には、ボーナスの減額分を返還させました」との報告に、会場から大きな拍手と掛け声でした。

 私は早速席に行って「なぜお坊さんになられたのですか?」と、またお聞きしました。

 おひとりは「親類方がお寺さんで・・」と。もう一人の方は「人間らしい生き方の理想は宗教に生きることと思ってはいりましたが、現実は厳しいですよ」と、そして「政治はひどい。食うや食わずの人がいるのに、でたらめな使い方をするお金があるなら、何でその人たちのために使わないのかと、怒ってます」といっておられました。
 財政再建団体になった夕張市の実態も出されましたがが、役所幹部が責任を取らず、退職金をもらってさっさと撤退したことも怒る理由なのでしょう。リストラされた職員は再就職も難しく、途方にくれていることでしょう。


(善光寺 大勧進のみなさんと一緒に)
 
 「目指すところは宗教者の方も私たち共産党も同じですね」と私。「毎年元旦、善光寺前で街頭宣伝させていただいています。今年もありがとうございました」とお礼も言えてよかった。
 そしたら「本物の中野さんにお会いできて最高ですよ。私は自宅で時々、中野さんの演説を聞いているのですよ」といわれて、嬉しいやら恥ずかしいやら、感激でした。

 僧侶の皆さんは365日毎朝、五時半から(季節により時間はずれてゆくのだそうですが、それも一分刻みで!)お朝事(おあさじ)というお勤めをするのだそうです。だから起床は早い時は4時半頃とのことです。
 365日ですから、これは大変なことですね。

 「私は、明日は朝の街頭演説がない日だ、と思うと、気持ちが楽になってしまいますよ。修行が足りませんね」と笑いましたが、その道によって暮らしぶりが違ってくるものですね。
 
 「写真を撮っていいですか」とお願いしたら、快く応じてくださいました。天下の善光寺さんの職員との写真は、初めてです。うれしこと。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする