中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

拡大常任委員会でした。

2007年01月15日 21時59分48秒 | 活動日誌
 (シクラメン  これは上伊那地区委員会にあったものです。昼休みに。飯田市近辺では、シクラメンの栽培が盛んで、種類は多様です) 

 拡大常任委員会の日でした。

 志位委員長ら一行がベトナムを訪れています。毎日の新聞が楽しみ。今日は枯れ葉剤の犠牲になった、結婚したばかりのドクさんと夫妻の写真が一面を飾りました。

 私が若いとき、枯葉剤の被害で体がつながって生まれたベト・ドクちゃんの報道で胸を痛めて、2人の今後の人生を心配したものです。分離手術の時は緊張しました。
 もう、「ドクちゃん」と呼ぶのは失礼な大人に成長し、結婚し、うれしいことです。「ベトちゃん」は重度な障害で、でも元気そうで嬉しく思ったことです。

 枯葉剤というと、中村方子さんを思い出します。

 ミミズの研究家、枯葉剤がダイオキシンを発生する有害な毒物とははっきりわかっていなかったとき、ベトナムで使った枯葉剤を、除草剤に使うためと、安全を証明する研究を大学の研究室に要求されました。

 教授に逆らって、「良い訳はないはず」とチームに入ることをことわったのです。そのため、10年以上にわたって研究室で干されて、思う研究もできなかった経験をもっています。

 でも、彼女はこういっています。「あのとき妥協していたら、科学者としての自分は存在しない」と。そして「ミミズはほかのだれの生命も奪わない、緑の大地の創造者、平和につながるいきもの」といっています。

 戦争は憎むべきものです。
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