2021年11月18日(木)〈京都府立植物園へ〉〈前半〉
宿泊した京都・四条烏丸(しじょうからすま)のビジネスホテルで6時過ぎに起床し、
7時20分頃からサービス朝食をいただいた。
今日午前中は、昨日朝、京都駅構内の観光案内所でもらった市内の「紅葉だより」で見
頃となっていることと、さらに昨日夕方のNHK京都のローカルニュースで、紅葉する池
のライトアップ中継が放映されていた、京都府立植物園に行くことにする。
不要な荷物をビジネスホテルに預けて8時55分にチェックアウトした。
地下鉄四条駅から烏丸線に乗る。9時25分頃、北山駅で下車して3番出口から出た。
京都府立植物園は、烏丸線が地下を走る北山通りのすぐ左手、南側一帯にあり、駅の間
近にある北山門から9時30分に入園する(一般 200円、70歳以上 無料)。
京都府立植物園は、大正13(1924)年に開園した日本最古の公立総合植物園。総
面積約24万㎡(甲子園球場の約6個分)、植物の数は約1万2千種類あり、春は450
本の桜が咲き誇り、秋はカエデやフウなど様々な木々の紅葉がみごとだという。
北山門を入った正面(南側)にはコスモスの植え込みがたくさん並び、ちょうど見頃の
花が咲き競う。
コスモスに沿って水辺があり、その南側には噴水が上がる。
コスモの南西側、ワイルドガーデンに咲く花々
アルストロメリア
ワイルドガーデンの南端から園路を西進し、すぐの分岐を右手へ、針葉樹林沿いに進む。
針葉樹林の中ほどを過ぎた辺りに水琴窟(すいきんくつ)があり、竹筒に耳を近づける
と澄んだ水音が聞こえた。
その先に池が北西から南東へと延びていて、水辺のモミジがよい彩りに。
池の北西端近くには水車小屋があり、池からの引水で水車が回っていた。
池の近くに実るアマミヒイラギモチ
カツラの黄葉
池の北西端付近を少し巡り、対岸の紅葉の彩りを眺める。
そのあと、植物園の北西端近くの「四季 彩の丘」と呼ぶエリアに回り、東西南北に数本
ずつある遊歩道を回って木々や花などを見る。
咲き出した背の高いコダチダリア。別名の皇帝ダリアで最近はあちこちで見られるよう
になった。
メキシコや中南米、コロンビアの標高1,500~1,700mの高地が原産という。
そばに咲く、やはり背の高い黄色い花はニトベギク。晩秋に咲く短日性の植物で、新渡
戸稲造が日本に導入したことに由来した名のよう。原産地はメキシコ南部から中央アメリ
カだという。
クレマチスの一種で、「白雪姫」と名付けられたもの
パパイヤ「台農2号」
イトススキ
周辺には、幾つかの高木が見られる。
幹線園路の西端まで進み、南へカーブすると盆栽・鉢物展示場があるが、園路際からの
ぞくのみとした。
近くのコブクザクラ(子福桜)が咲き出していた。
八重咲きで秋から冬に咲き、一花に1~3個着果するのでこの名が付いているという。
園路の反対側にたくさん実の付いた木が目に入る。
モチノキ科のナナミノキ、山城原野依存の天然木で隔年結実の傾向があるようだ。
少し異なる2本の木があり、雌雄対になっているという。
その先は、春先には450本の花が咲き誇るという桜林だが、いまは葉が落ちて枯れ枝。
桜林の南西側に見えてきたドームは観覧温室。
入口近くには、平成11(1999)年のちょうど今頃来園された、現在の上皇さまご
夫妻の行幸啓記念碑がある。
入室には温室観覧券(200円)が必要だが、70歳以上は無料、11時25分頃入館
した。
観覧温室は、最大の高さ約15m、延べ床面積約4,700㎡あり、約4,500種類、
約25,000株の植物を展示していて、日本最大級の規模と植物数を誇るとか。
内部は10のゾーンや部屋に分かれていて、熱帯地域をはじめ、湿潤地帯や乾燥地帯、
低地から高山にいたるまで、様々な環境に生育する植物が観察できるという。
中央部のエントランスホールに入室し、左手の一番広いジャングル室を経て、有用作物
室からラン・アナナス室まで、順路に従い一巡した。
まずはアーチをくぐり観覧温室へ。ここは1階から2階へとループ上に順路がある。
ニンフェア
ヒメショウジョウヤシ
日本の水草
センナリバナナ
有用作物室へ
チャボディアスプレンデンス
冷房室を抜けると砂漠サバンナ室
金鯱(きんしゃち)
昼夜逆転室は入室できず、高山植物室へ。花はほとんど見られなかった。
最後はラン・アナナス室になる。
フリーセアアーティスト
ユメレタサギタタ
クレマチススミラキフォリア
ほかの観覧者よりゆっくりと巡ったので、ほぼ1時間近くかけて観覧し、12時19分
頃退室した。この時期だったからか、期待したほど花は無かったように感じた。〈続く〉
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宿泊した京都・四条烏丸(しじょうからすま)のビジネスホテルで6時過ぎに起床し、
7時20分頃からサービス朝食をいただいた。
今日午前中は、昨日朝、京都駅構内の観光案内所でもらった市内の「紅葉だより」で見
頃となっていることと、さらに昨日夕方のNHK京都のローカルニュースで、紅葉する池
のライトアップ中継が放映されていた、京都府立植物園に行くことにする。
不要な荷物をビジネスホテルに預けて8時55分にチェックアウトした。
地下鉄四条駅から烏丸線に乗る。9時25分頃、北山駅で下車して3番出口から出た。
京都府立植物園は、烏丸線が地下を走る北山通りのすぐ左手、南側一帯にあり、駅の間
近にある北山門から9時30分に入園する(一般 200円、70歳以上 無料)。
京都府立植物園は、大正13(1924)年に開園した日本最古の公立総合植物園。総
面積約24万㎡(甲子園球場の約6個分)、植物の数は約1万2千種類あり、春は450
本の桜が咲き誇り、秋はカエデやフウなど様々な木々の紅葉がみごとだという。
北山門を入った正面(南側)にはコスモスの植え込みがたくさん並び、ちょうど見頃の
花が咲き競う。
コスモスに沿って水辺があり、その南側には噴水が上がる。
コスモの南西側、ワイルドガーデンに咲く花々
アルストロメリア
ワイルドガーデンの南端から園路を西進し、すぐの分岐を右手へ、針葉樹林沿いに進む。
針葉樹林の中ほどを過ぎた辺りに水琴窟(すいきんくつ)があり、竹筒に耳を近づける
と澄んだ水音が聞こえた。
その先に池が北西から南東へと延びていて、水辺のモミジがよい彩りに。
池の北西端近くには水車小屋があり、池からの引水で水車が回っていた。
池の近くに実るアマミヒイラギモチ
カツラの黄葉
池の北西端付近を少し巡り、対岸の紅葉の彩りを眺める。
そのあと、植物園の北西端近くの「四季 彩の丘」と呼ぶエリアに回り、東西南北に数本
ずつある遊歩道を回って木々や花などを見る。
咲き出した背の高いコダチダリア。別名の皇帝ダリアで最近はあちこちで見られるよう
になった。
メキシコや中南米、コロンビアの標高1,500~1,700mの高地が原産という。
そばに咲く、やはり背の高い黄色い花はニトベギク。晩秋に咲く短日性の植物で、新渡
戸稲造が日本に導入したことに由来した名のよう。原産地はメキシコ南部から中央アメリ
カだという。
クレマチスの一種で、「白雪姫」と名付けられたもの
パパイヤ「台農2号」
イトススキ
周辺には、幾つかの高木が見られる。
幹線園路の西端まで進み、南へカーブすると盆栽・鉢物展示場があるが、園路際からの
ぞくのみとした。
近くのコブクザクラ(子福桜)が咲き出していた。
八重咲きで秋から冬に咲き、一花に1~3個着果するのでこの名が付いているという。
園路の反対側にたくさん実の付いた木が目に入る。
モチノキ科のナナミノキ、山城原野依存の天然木で隔年結実の傾向があるようだ。
少し異なる2本の木があり、雌雄対になっているという。
その先は、春先には450本の花が咲き誇るという桜林だが、いまは葉が落ちて枯れ枝。
桜林の南西側に見えてきたドームは観覧温室。
入口近くには、平成11(1999)年のちょうど今頃来園された、現在の上皇さまご
夫妻の行幸啓記念碑がある。
入室には温室観覧券(200円)が必要だが、70歳以上は無料、11時25分頃入館
した。
観覧温室は、最大の高さ約15m、延べ床面積約4,700㎡あり、約4,500種類、
約25,000株の植物を展示していて、日本最大級の規模と植物数を誇るとか。
内部は10のゾーンや部屋に分かれていて、熱帯地域をはじめ、湿潤地帯や乾燥地帯、
低地から高山にいたるまで、様々な環境に生育する植物が観察できるという。
中央部のエントランスホールに入室し、左手の一番広いジャングル室を経て、有用作物
室からラン・アナナス室まで、順路に従い一巡した。
まずはアーチをくぐり観覧温室へ。ここは1階から2階へとループ上に順路がある。
ニンフェア
ヒメショウジョウヤシ
日本の水草
センナリバナナ
有用作物室へ
チャボディアスプレンデンス
冷房室を抜けると砂漠サバンナ室
金鯱(きんしゃち)
昼夜逆転室は入室できず、高山植物室へ。花はほとんど見られなかった。
最後はラン・アナナス室になる。
フリーセアアーティスト
ユメレタサギタタ
クレマチススミラキフォリア
ほかの観覧者よりゆっくりと巡ったので、ほぼ1時間近くかけて観覧し、12時19分
頃退室した。この時期だったからか、期待したほど花は無かったように感じた。〈続く〉
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