あるきメデス

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アンコールワットとベトナム2都の旅 ②メコン川クルーズとホーチミン市内観光

2013-02-01 18:54:43 | 東南アジア旅行
 2013年1月22日(火) 曇晴曇晴

 == メコン川クルーズとホーチミン市内観光 ==



 ホーチミン市内のモーベンピックホテルにて6時30分に起床し、7時半から1階の
レストランでバイキング朝食をする。

 ホテルを9時に出発し、専用バスで南西に約75㎞離れたメコン・デルタの入口に位
置する町、ミトーへ向かう。

 朝のホーチミン市内のラッシュアワーは過ぎたとはいえ、道路はやはり通勤のバイク
の流れが続く。


 ガイドのタイさんの話では、バイクで1番の人気は、以前は日本のホンダ製だったが
現在は中国製、ホンダの半額で買えるが故障が多いという。バイク修理店には「ホンダ」
の名が出ているところが多く、ホンダがバイクの代名詞になっているようだ。

 バイク免許は16歳から50ccが取得でき、100cc以上は18歳から。バイク運転
の際のヘルメット着用は、2008年12月から義務化されたという。

 フランス植民地の時代を100年経過しているので、ベトナム人の朝食はパンが多く、
コーヒーは濃厚で世界で3番目の輸出国とのこと。

 ホーチミン市街から郊外に出ると水田地帯となる。

 稲作は年3回収穫ができ、バスから見える水田も、刈り取りを終えた田、緑の田、植
えたばかりの早苗田などまちまちだ。

 水田の傍らにはヤシの木も数多く見られる。


 バスは1時間45分ほど走行して、わら屋根のマーケットで短時間のトイレ休憩する。


 ミトーの町に入り、メコン川クルーズの乗船場には11時8分に到着した。

 波止場には、クルーズ用に数十人乗れる屋根付きの木造船がたくさん並んでいる。そ
の中の一つにわがグループのみで乗船し、船は波止場を離れた。


 メコン川は、チベットを源としてミャンマー、ラオス、カンボジアを経てベトナムに
入り、全長は約4,800㎞、うちベトナムは230㎞ほどとのこと。このあたりの川幅
は4㎞ほどあり、60㎞下流で南シナ海(ベトナムでは東海と呼ぶ)に入るという。

 船内で説明してくれたガイドのタイさん。

 船は、流れの中州にあるタイソン島に向かう。島の北端には、ミトーとの間に最近建
設されたらしい橋が架けられていた。


 島には6千人ほどが住み、美人が多く養蜂や果樹栽培が盛んという。船は10分ほど
で島に着いた。



 まず、ミツバチがいっぱい群がる養蜂箱を見せてもらい、そばにあるヤシの葉の屋根
の小屋に入り、ハチミツ入りの飲料を試食する。ロイヤルゼリーの販売もしていた。




 小屋の周辺には、色鮮やかな熱帯植物の花が幾つも咲いている。


 小屋を出て少し離れた別の小屋に回ると、テーブルにフルーツが出され、民俗音楽の
演奏が始まる。


 演奏を聞きながら、ザボン、モンキーバナナ、パイナップル、パパイヤ、ジャックフ
ルーツ、ドラゴンフルーツの6種類のフルーツを試食した。


 傍らにはスモモ系の果物だという木があり、花や実をつけている。





 さらにいジャックフルーツやパパイヤなど種々の果物の実る見本園のようなところを
抜けて、ミニジャングルクルーズをさせてくれる小舟の乗船場に行く。


 ボートくらいの舟に4人ずつ分乗してその前後に現地の船頭さんが乗り、行き違いが
出来ないくらいの細い流れの間を進む。


 両岸にはびっしりとニッパヤシが生い茂り、周辺の展望は遮られている。10分ほど
で橋に近いメコンの流れ際に着いた。



 近くにヤシ実の加工をしているところがあり、ヤシから造るキャラメルの手作りの製
造工程を見て、多くの人がキャラメルなどの製品を購入する。



 再び舟に乗り、メコン川に並ぶ水上生活者の家の横を通過し、ミトーの町の波止場に
戻った。


 バスに乗ってミトーの町中を10分余り、13時20分過ぎに「TRUNG LUONG」と
いうレストランに着く。


 池を巡らした広い庭園を眺めながら、テラピアと呼ぶ魚の丸焼きなど、ミトーの郷土
料理を味わった。


 バスは往路をホーチミンに向けて戻って行く。緑あふれる田んぼの中に、田の持ち主の
家の墓らしいのが点々と見られる。

 ミトーの町では、それぞれの建物に日本とは違う独特の形態のテレビアンテナが見ら
れたが、ホーチミン市街はケーブルテレビが普及しているのか、テレビアンテナはほと
んど上がっていない。


 水量たっぷりの広い川を渡ってしばらくしてホーチミン市街に入り、道路は川沿いと
なり高層ビルの並ぶ中心街に向かう。


 15時50分過ぎ、中心街にあるベンタイン市場近くでバスを降り、16時30分ま
で市場巡りの時間となる。

 ベンタイン市場は、前日最初に訪れた統一会堂の南にあり、ホーチミン最大の市場。
縦横に入り組んだ狭い通路を挟んで、雑貨や民芸品、衣料品、カバン、果物や食料品な
ど、おびただしい商品がびっしりと並び、観光客や地元の人たちで賑わっている。


 買い物の際には、言い値の半値に値切るのが当然とか。人混みを狙うスリも多いので
気をつけるようガイドさんから言われ、注意しながら市場内のあちこちを巡り回った。


 市場を囲むように、道路を挟んで3,4階建ての商店が並び、大勢の人々が行き来し
ている。南側は広場になっていて、乗馬姿の銅像が立っていた。



 ベンタイン市場でホーチミン市内観光を終え、帰宅時刻となりバイクで混雑してきた
通りを進んで16時50分にホーチミン空港に着く。

 ベトナムから飛行機でカンボジアに向かうので、搭乗手続きや出国審査などを受け、
19時10分発ベトナム航空VN-815便の中型機に乗る。


 シート配置は通路を挟んで3+3座席で、今回のシートは10C席。ビジネスシート
の直後だが、ビジネスシートに乗客はいなかった。

 飛行機はすっかり暗くなった19時18分にホーチミン空港を離陸する。飛行時間は
1時間の予定だが、50分足らずの20時7分にカンボジアの北西部、アンコール遺跡
群の玄関口であるシェムリアップ(SIEM REAP)空港に着いた。

 入国審査や荷物の受け取りなどをして、出迎えてくれた明日からのガイド、ソティさ
んに誘導されてバスに乗る。宿泊するエンプレス アンコール ホテル(EMPRESS ANGKOR
HOTERL)には20時57分に着いた。

 ホテルのレストランでクメール料理の遅い夕食をして、22時頃部屋に入る。
(歩数 6,200)



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